リダイレクトでリンク評価を引き継ぐ
リダイレクトとは、ウェブサイト訪問者を特定のURLへ自動的にジャンプさせることです。
ホームページをリニューアルする場合や、フォルダ名やファイル名を変更して、URLが変わるときには、適切なリダイレクトを行わないと、それまでのURLで獲得したリンクポピュラリティ(バックリンク評価)が、なくなってしまいます。
ドメイン引越しの際には、リダイレクト処理により、旧URLのリンクポピュラリティを、新URLに引き継がせることが可能になります。
リダイレクトの種類
リダイレクトにはサーバ側で行う、サーバーサイドリダイレクトと、サイト側で行うクライアントサイドリダイレクトがあります。
サーバーサイドリダイレクト
.htaccessの生成
テキストエディタで「htaccess.txt」というファイルを作り、下記の「.htaccess の中身」を記述後、サーバーにアップロードします。
サーバー上で「 htaccess.txt 」のファイル名を「 .htaccess 」 に変更
※すでに「.htaccess」ファイルがある場合は、そのファイルに追加で記述します。
.htaccess の中身
[サイト全体を他のドメインへリダイレクトする場合]
Redirect permanent / http://新ドメイン/
転送元のトップディレクトリに .htaccessファイルをアップロード
[ディレクトリ単位で指定する場合]
Redirect permanent /seo/ http://www.jwebseo.com/search/new/
seoのディレクトリにアクセスした際に、newディレクトリに転送されます。
※seoディレクトリ内に .htaccessファイルをアップロード
[個別ページで指定する場合]
Redirect permanent /seo/51_wrodpress.html http://www.jweb-seo.com/wp/
Redirect permanent /seo/51_plugin.html http://www.jweb-seo.com/wp/
51_wrodpress.htmlにアクセスした際に、/wp/に転送されます。
※seoディレクトリ内に .htaccessファイルをアップロード
同一サイト内で飛ばす場合、転送元と転送先に同じディレクトリ名があると、無限ループに陥ってしまいますので注意が必要です。
.htaccessの「Redirect permanent」の部分は「Redirect 301」でもOKです。
301リダイレクトが正しく行なわれているかは、View HTTP Request and Response Headerでも確認することができます。

おおよそ2〜3ヶ月でリンク情報などが新URLへ移動するようです。
ステータスコード
サーバーサイドリダイレクトは、ブラウザとWebサーバー間のやり取りで交わされる「301、302」の3桁のコードにより分類されます。設定方法については、使用しているWebサーバーによって異なるため、ホスティング会社に問い合わせてください。
[301リダイレクト]
URLが完全に移転する場合 (301 Moved Permanently)
検索エンジンは転送元URLが完全に移転したと認識。
[302リダイレクト]
URLが一時的に移転する場合 (302 Moved Temporarily)
検索エンジンは転送元URLが一時的な移転と認識。
クライアントサイドリダイレクト(metaによるリダイレクト)
リダイレクトの方法にはサーバではなくクライアント側で行う方法もあり、その際はMETAタグを使用します。
<meta http-equiv="refresh" content="3; URL=http://新ドメイン">
3秒後に指定のURLに自動的にジャンプします。
<meta http-equiv="refresh" content="0; URL=http://新ドメイン">
即時に指定のURLに自動的にジャンプします。
Yahooはゼロ秒でのリダイレクトを301リダイレクトと同様に処理する事を明言しています。
この値を「0」とした場合、YSTは301リダイレクト(永久的なリダイレクト)、「0」以外の値を指定した場合には、302リダイレクト(一時的なリダイレクト)と扱います。
Googleではゼロ秒=301という事が公式に発表されていませんが、無料レンタルサーバーなどのからの移転に伴うリダイレクト設定で、301リダイレクトが利用できない環境の場合には、metaによるゼロ秒リダイレクトを使う他ないでしょう。
リダイレクトのやりすぎに注意
ページごとのリンク評価を上手く引き継がせるためには、サイト全体を一括で新ドメインにリダイレクトする形ではなく、元ページから新ドメインのそれぞれの対応したページに個別にリダイレクトさせる必要があります。
しかし、metaによるリダイレクトは、スパムとして利用される事が多いために、多用する事でペナルティを受けてしまう可能性もありますので注意が必要です。
URLの正規化(wwwありなし、index.htmlありなし)
http://www.jweb-seo.com/
http://jweb-seo.com/
http://www.jweb-seo.com/index.html
http://jweb-seo.com/index.html
上記の4つのURLは、ユーザにとっては同じページとなりますが、検索エンジンは別のページと見なす可能性があります。表示されるページは同じでも、www無しのURLに張られたリンクとwwwありのURLに張られたリンクとでは異なるページに張られたリンクとしてカウントされてしまいます。
この同一ページなのに異なるページへの被リンクとしてカウントされてしまう事を防ぐ為の施策がURLの正規化です。
.htaccessによる301リダイレクトを利用すると、「wwwなしURLからwwwありURLへの転送」、「index.htmlありURLからindex.htmlなしURLへの転送」を簡単に行う事ができます。
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