スタグフレーションで日本の景気が落ち込む

スタグフレーションとは、スタグネーション(沈滞)とインフレーション(物価上昇)の合成語で、2008年の流行語大賞になるかも。

日本はスタグフレーションに突入したのか

2008/01/10

スタグフレーション(stagflation:景気沈滞下のインフレ)とは、スタグネーション(stagnation:沈滞)とインフレーション(inflation:物価上昇)を足した造語で、物価水準の上昇と景気後退が同時に発生する状態の事を言います。

スタグフレーションの主たる原因は、供給ショックにあります。原油価格の高騰などにより、従来の生産設備や生産工程に行き詰まりが発生し、生産調整に伴い失業が増えるとともに、供給力が低下することによって、物価の上昇が加速します。

スタグフレーションが更に悪化した状態をハイパーインフレと呼び、年に100%の物価上昇などが起こります。トルコやアルゼンチン、ロシアなど過去に国家破産した国は、全てスタグフレーションが引き金となり、ハイパーインフレへ突入しています。

日本では、2002年〜2007年までは、いざなぎ景気を超えた戦後最長の好景気と言われていましたが、2008年よりスタグフレーションに突入したとも言われています。

ここ数年新卒採用が大幅に増加したことにより、一部の方は好景気を満喫しているようですが、世間的には好景気を実感していない方がほとんどなのではないでしょうか。

戦後最長と言われた今回の好景気も経済成長率で見ると、たかだか2%程度の上昇です。いざなぎ景気当時の期間における経済成長率は13%にも上り、バブルと言われた1990年代初頭の経済成長率は5%です。

好景気を実感している人が少ない原因は、上記の経済成長率の微増とは別に、景気回復が個人消費がリードしたものではなく、輸出産業が中心となって日本の景気を押し上げたことも起因しています。

いずれにせよ日本がスタグフレーションに突入したとなると、好景気を世間が実感する前に景気が低迷し、物価は上昇していくこととなり、個人消費が伸びることはなくなります。

日本の未来は明るいと言いたいところですが、現実はたむけんがオーナーを務める「炭火焼肉たむら」よりも暗黒かもしれません。

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