2008/6/25
Filed under: 企業分析, 1- SEO業者 — パシフィカス @ 20:06:25

アウンコンサルティングが中国SEO市場へ本格参入

SEO・SEMのアウンコンサルティングが香港のSEO企業の株式を取得し、多言語SEOサービスをさらに強化し、中国市場での業務拡大を狙うようです。

AsiaPac Net Media Ltd.(香港)の株式取得のお知らせ(PDF)

AsiaPac Net Media Ltd.は、香港においてヤフーのゴールドリセラー(3 社のうちの1 社)、中国総代理店(1 社のみ)、およびグーグルのリセラー(2 社のうちの1 社)として、クライアントから高い評価を受けており、業界トップレベルの実績をあげております。

今回の株式取得により、当社は英語・中国語などの多言語でのSEM に関して、コンサルティングの基盤をさらに強固なものにするとともに、成長が見込まれる中国市場のSEM 分野にも積極的に展開することが可能と判断し、株式取得に関する決議をいたしました。

AsiaPac Net Media Ltd.の2007年度の売上高は、723万香港ドル(約1億円)とショボイ感じですが、2006年度か200%以上の成長率となっていますので、これからの企業なのかもしれません。

業績

急成長企業の利益率が、前年度より大きく落ちるてしまうのは、どうしようもないことなんですかね。 

株式取得割合は26.3%ですので、子会社ではなく持分法適用会社となる予定です。株式取得価格に関しては現在協議中とのことで、未開示です。

SEO企業は日本から中国へ

アウンコンサルティングは、先日海外向け広告が得意なホームページ制作を買収したばかりです。

サイバーエージェント(CAテクノロジー)も中国向けの多言語SEOサービスを開始しており、今後もパイの奪い合いとなっている日本から、新規開拓が可能な中国(アジア)へ事業展開するSEO企業が増えそうです。

しかし、北京オリンピックがピークになると思っていた中国バブルが、昨年10月に事実上崩壊しており、これから中国市場に新規参入するってどうなのでしょうか。

上海総合株価指数

それにしても美しい週足チャートですね。株神さんはこんな状況でもまだ生きてるんですかね。ガイアの夜明けの取材中は大きく下げる中、買いしかやってなかったようでしたが。

2008/6/13
Filed under: 企業分析, 1- SEO業者 — パシフィカス @ 8:14:05

フルスピードが増収増益の3Q決算発表

SEOとSEMのフルスピード

6/11に昨年8月マザーズ市場に上場したSEO・SEM企業のフルスピードが3Q決算を発表しています。

平成20年7月期 第3四半期財務・業績の概況(PDF)

(単位:百万円、カッコ内は対前期増減率)
 
売上高
営業利益
経常利益
当期純利益
平成20年3月期
6,083 (77.9)
1,060 (99.0)
1,042 (97.1)
557  (91.7)
平成19年3月期
3,420 (-)
     533 (-)
529 (-)
290 (-)

個別業績概要

数字を見る限りでは順調な決算と言えるのではないでしょうか。好決算を受けて12日の株価は、上場来の大きな出来高を伴い一時ストップ高となりますが、最後に売り崩され最終的には前日比+25,000円で引けています。

フルスピード株価

引け間際の爆弾投下が何を意味するのかはまだ分かりませんが、買いたい人か売りたい人がいることは確かですね。

デイによる投げなのか、単なる大口の換金売りなのか、今後買い上げるための振るい落としだったのかは本日以降明らかになっていくでしょう。

SEO企業とサイト買収

フルスピードは当期多くのインターネットサイトを買収しています。

個人的には全てのサイトが高いと感じますが、それほどの価値があるということなのでしょう。

SEO企業とECサイトの運営

前期16,000万円だったECサイトの売上高が当期50,000万円と大幅な伸びを見せており、今後も多くのECサイトを買収していくのでしょうか。

フルスピードに限らずSEOサービス企業はECサイトの運営を行なっています。SEOのプロがECサイトで収益を上げることは造作もないことなのでしょう。

フルスピードは他にも「しまいコム」、「東京胡蝶蘭」「eオフィス家具」、「東京楽器」、「オーダーボックス・ドットコム」などを運営しています。

2008/5/17
Filed under: 企業分析, 1- SEO業者 — パシフィカス @ 6:10:27

SEOのアイレップが平成20年9月期の中間決算発表

アイレップ 

SEO・SEMのアイレップが今期中間決算を発表しています。

アイレップ 平成20年9月期 中間決算短信(PDF)

(単位:百万円、カッコ内は対前期増減率)
 
売上高
営業利益
経常利益
当期純利益
20年3月中間期
5,385 (39.5)
348 (73.3)
351 (102.9)
190 (92.0)
19年3月中間期
3,860 (86.1)
201 (30.2)
173 (12.5)
99 (11.8)

アイレップの売上高の大部分を占めるインターネット広告事業

特定取引先への高い依存度について 

オーバーチュア株式会社の提供するリスティング広告である「スポンサードサーチ」及びグーグル社の提供する「アドワーズ広告」の取次額(仕入金額)が下表のとおり、多くを占めております。

これら2社との良好な関係の維持に十分留意しておりますが、2社それぞれの事業方針の変更や契約の更新内容、また契約の更新ができなかった場合には、当社の業績に影響を及ぼす可能性があります。

検索エンジン依存度

アイレップの売上高の半分は、Yahooオーバーチュアの取次収入ということになります。

アイレップ高山社長への依存度

アイレップの通期決算・中間決算資料には毎回、社長の高山氏への依存に関する文面が記載されています。

特定人物への依存について

当社は、代表取締役社長高山雅行が創業以来、経営戦略の決定をはじめ、企画開発、営業、資本政策など当社の事業推進において重要な役割を果たしてまいりました。

当社においては、同氏に過度に依存しない経営体制の構築を進めておりますが、経営体制の構築が想定どおりに機能せず、同氏の業務遂行が困難になった場合、当社の事業戦略及び業績に影響を及ぼす可能性があります。

社長の高山氏はアイレップの全株式の69%を保有しており、 第二位の博報堂DYメディアパートナーズが3.3%となっています。

アイレップは完全に高山氏の持ち物となっていますが、同氏に依存しない経営体制の構築には、何年の歳月がかかるのでしょうか?

医療・介護業界向けのM&A支援サービス

昨年アイレップは、SEO・SEMのインターネット事業とは異なり、老人ホーム紹介などのシニアマーケティング事業を行う子会社を設立しております。

アイレップ子会社、医療・介護業界向けのM&A支援サービス開始

あいけあは、医療・介護業界向け人材紹介、有料老人ホーム紹介事業、高齢者住宅向けマーケティング支援を行っており、介護業界とのかかわりから培ったノウハウをもとに、介護施設・事業の売却・買収の相談・企画立案から実行の調整、M&A後の組織運営やマーケティングのサポートなどのサービスを提供する。

アイレップは他にも、ハウスメーカー向けの総合住宅展示場サイトを1億円で取得しており、 今期はインターネット広告事業ではない所で大きな動きが見えるのかもしれません。

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