2008/2/2
Filed under: 2- yahoo, 企業分析, 検索エンジン, 3- MSN, 2- ポータルサイト — パシフィカス @ 7:18:49

マイクロソフト、Yahoo!に対し4.7兆円の買収提案

マイクロソフトは2月1日、米Yahooに対し総額446億ドル(約4.7兆円)の買収提案をしていることを明らかにしました。

2日ほど前に書いた記事のYahoo+MSN VS Googleでも触れましたが、やはりマイクロソフトはYahooを買収することに本気のようです。

この提案に対しYahooは、「マイクロソフトからの一方的な提案で、取締役会が慎重かつ迅速に検討する。そして、株主の長期的な価値を最大限にする最善の行動方針を追求する」との声明を発表しています。

446億ドルというのは、1株あたり31ドルでの買収提案となり、1月31日のNasdaqでのYahooの株価に62%のプレミアムを加えた価格になります。

マイクロソフトの07年の売上高は511億ドル(約5.4兆円)、Yahooの売上高は70億ドル(約7400億円)となっています。

買収による相乗効果が年10億ドル(約1060億円)とも言われていますので、Yahooにとっても悪くない話です。

苦戦を強いられているYahooとMSN

元々この買収劇は、マイクロソフトとYahooの両社が、Googleに対し苦戦を強いられているところから持ち上がった話です。

マイクロソフトは発表の中で、Googleの名前は出さなかったものの、「この買収提案は競合他社に対抗することを目的としている」ことを示唆しています。

2007年12月時点での、アメリカにおける検索エンジンのシェアは、Google 66%、Yahoo! 21%、MSN 7%となっており、YahooにとってMSNに取り込まれることは、潔しとしない部分があるのでしょうが、世界シェアで見るとYahooは14%のユーザしか獲得できていないのが現状です。

今のままではYahooに未来はありません。ここは、マイクロソフトと手を組み、双方の技術を集約しGoogleに立ち向かうべきなのではないでしょうか。タグ:

2008/2/1
Filed under: 1- google, 企業分析, 検索エンジン, 2- ポータルサイト — パシフィカス @ 17:32:32

検索エンジントップを独走するGoogle|米グーグル4Q決算発表

yahoo!JAPANの3Q決算mixiの3Q決算に続き、第3弾としてアメリカのGoogleの4Q決算を取り上げます。

グーグル、第4四半期決算を発表–増収増益もアナリストの予想に一歩及ばず

Googleは米国時間1月31日、2007年第4四半期決算(10-12月期)を発表した。売り上げは50%以上の増加、利益は17%増となった。

しかし、これはウォールストリートの予想を若干下回る。その結果、同社株価は時間外取引で8%以上下落した。

総売上高は、前年同期の32億ドルから51%増の48億3000万ドルだった。トラフィック獲得費用(TAC)やコンテンツプロバイダーに支払う手数料を除くと、売上高は33億9000万ドルとなる。

前年同期は22億300万ドルだった。こうした経費が広告収入の30%を占めていることになる。

増収増益にも関わらず時間外取引で8%も下落したことを考えると、世界の検索エンジンのトップを独走するGoogleは、これぐらいの成長では周りが納得しないようです。

Googleの今後の課題

Yahooが独占していた検索業界をひっくり返し、独走を続けているGoogleですが、今後の成長は鈍化すると見られています。

リンクポピュラリティという概念を確立し、世界中で利用者を拡大していったGoogleですが、現在の検索エンジンにおけるGoogle至上主義は、検索エンジン全体で見ると好ましくありません。

パイが大きな業界というのは、競合他社が切磋琢磨し成長していくことが望ましいと思います。

パソコン業界を例に上げると、もしマイクロソフトに肩を並べるような企業がいたならば、Windows MEやWindows Vistaのような繋ぎのOSは生まれなかったと思います。マイクロソフトには、何を出しても売れるという怠慢があったとしか思えません。

これ以上、Googleのシェアが拡大してしまうと、何かしらの歪みが発生してしまう危険性があります。Googleが独占していることを良い事に、大きな間違いを犯さないことを切に願います。

現実的に、Googleの牙城を崩すことは不可能ですが、yahooやMSN、百度にはGoogleを調子に乗らせないぐらいには頑張ってもらいたいものです。タグ:

2008/1/31
Filed under: 企業分析, 2- ポータルサイト — パシフィカス @ 0:03:35

Google VS Yahoo+MSN|Yahoo!JAPAN3Q決算発表

1/20にYahoo! JAPANが3Q決算を発表しました。

3Qとしては売上・営業利益・純利益ともに昨年を上回っていますが、特にサプライズはありませんでした。まぁこの時期にサプライズを出しても、影響は限定的でしょうが。

上場時2百万円ほどだった株価が、2年後のITバブルピーク時には1億5千万円まで達した時には、大きなニュースになりました。その後分割を重ね、今の株価が37000円ほどになっていますので、最高値時の1/3あたりに位置しています。

右肩上がりで急成長してきたyahooですが、今後も衰えることなく成長を続けることができるのでしょうか?

Yahoo! JAPANの収益源は大きく分けて3つあります。

【広告事業(52.4%)】

  • オーバチュア
  • バナー広告
  • メール広告
  • ディスプレイ広告

【ビジネスサービス事業(21.1%)】

  • yahoo不動産・yahooリクナビなどの情報掲載料
  • yahooショッピング・yahooオークションのテナント料・手数料
  • yahooBB申し込みのインセンティブ
  • ビジネスエクスプレス登録審査料

【パーソナルサービス事業(26.6%)】

  • yahooオークションのシステム利用料
  • yahooプレミアムの売上
  • yahooBBのISP料、有料コンテンツ利用料

Yahoo! JAPAN利用者が激減した場合、広告事業が破綻する

yahooの収益の半分を占めている広告サービスは、多くのyahoo利用者がいるからこそ成り立っているサービス形態です。

Google利用者が増え、日本におけるyahooのシェアが、世界各国の検索エンジンシェアと同じく20%を切る時代に入った場合、広告事業は破綻をきたします。

yahoo利用者が減るという事は、広告事業のみならずその他のサービスにも多大なる影響を及ぼします。

Googleがyahooを抜き去る勢いで成長を続けていますが、こんな状況にYahoo! JAPAN率いるソフトバンクが手をこまねいているはずはありません。

検索エンジンの中でGoogleが優れていることは確かですが、何事も独占状態はよろしくありません。日本の検索エンジンが衰退しないためにもyahooには頑張ってもらいたいところです。

あっもちろんMSNにも。

Yahoo+MSN VS Google

昨年マイクロソフトのyahoo買収報道が注目を浴びました。買収交渉は決裂したようですが、マイクロソフトはまだ諦めていないでしょう。

それにしても、マイクロソフトが提示したと言われている500億ドル(約6兆円)というのは、とてつもない金額です。アルジェリア、アルゼンチン共和国、イスラエル、ニュージーランドあたりの国家予算が5兆円ほどです。

国家予算と比べてるなって?

ソフトバンクが買収したボーダフォンが1.8兆円です。

金額がでかすぎてよくわからない?

 

とにかくyahooはそれくらい凄い評価を受けたということです。

この際yahooは、一人でジタバタしてないで、MSNと手を組んででもGoogleの牙城を崩す方向で進んで欲しいものです。

がんばれ!ヤフー!!

 

P.S
そんな私は、体が勝手にグーグル先生を使ってしまいます。タグ:

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