カテゴリー: Google+

  • Google+の著者情報は顔写真や顔のイラストじゃないと表示されない!?

    少し前に、「Googleの検索結果に著者情報を載せる為の手順」という記事の中で、Googleの検索結果に著者情報やアイコンを載せるための手順を解説したのですが、もしかしたらGoogle+に設定しているアイコンが「顔写真」や「顔のイラスト」以外の場合には、表示されないのでは?という疑問が湧いてきています。

    SEO Deadさんの「著者情報が表示するまで3日でした」という記事にあるように、設定後2~3日経つと検索結果に表示されるのが一般的なようです。クロールの関係もあるでしょうから、もっと時間が経過しても不思議ではないのですが、設定してから11日が経過しようとしているのにいまだに私の著者情報は表示されていません。

    試しに、色々なキーワードで検索して著者情報が表示されている人を確認したのですが、100%顔を含む写真や、顔を含むイラストでした。著者情報というぐらいですから、その人を表すアイコンである必要があるのかもしれませんが、顔出ししていない人も多いでしょうし、顔アイコンを作れない人も多いでしょうから、なんだかなぁという感じです。

    このようにinfo:コマンドで検索した時には表示されます。

    リッチスニペットテストツールでチェックしても問題なく表示されています。

    現在10サイトほど設定しているのですが、どのキーワードで検索しても全サイト全く表示されません・・・・

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    同じように、表示されないと仰っている方は、いずれも顔写真や顔イラストではありません。シロクマさんについては、判定が微妙な所ですが・・・

    単にクロールの関係で表示されるまでに時間がかかっているという事であれば良いのですが、アイコンの影響だとしたら、顔以外の人はどうすれば良いの?という感じです。

    基本的に顔写真じゃないと表示されなかった(追記:17:10 )

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    ホワイトハットSEOの白さんのツイートです。

    検索結果内の著者情報

    自分が作成したコンテンツの検索結果に著者情報が表示されるようにするには、Google+ プロフィールを作成し、はっきりと識別できる顔写真をプロフィール写真として設定する必要があります。

    完全に見逃していたのですが、「はっきりと顔写真をプロフィールとして設定する必要があります。」と書かれていますね。

    イラストで表示されてしまっている人は、Googleのロボットが、顔写真と誤認しているということなのでしょう。

    ということで、顔ではないアイコンでは表示できないということですね。仮に何でもかんでも表示されるようならクリック率アップを狙って変な画像をアップする人が増えてしまいますもんね。

    はぁ。なんとも悲しい事実が判明してしまいました・・・

    イラストでも表示される物とされない物があるのですが、Google+のプロフィール写真を変更する際に表示されるかどうかを確認することができます。

    このように、「この写真であなただとわかってもらえますか?顔を認識できません。 」というエラーが出た場合には、残念ながら顔と認識されていませんので、検索結果にも表示されません。

    これは、56docブログのゴロドクさんのイラストですが、このように「この写真は解像度が低すぎます。解像度が高い写真はありますか?」というコメントの場合には、表示されるようです。

    他にもイラストで表示されている方が何人かいて、そのイラストで試してみたら、同じように解像度が~というコメントになったので、おそらく解像度が~というコメントであれば一応表示されるということなのでしょう。

    ただ、顔写真に近ければ顔と認識されるわけでもなく、顔部分が大きれば良いというわけでもなく判断基準は良くわかりません。

    【追記 2012/06/14】
    イラストでも解像度を上げると低解像度の警告メッセージは無くなるようです。
    http://56doc.blog.shinobi.jp/Entry/316/

    【追記 2012/06/16】
    著者情報の写真はロゴでもいけるかもしれないという記事がありました。

    著者情報(Authorship)の表示についての基準がよくわからないんですけども・・・?自分のサイトにも名刺にも使っているロゴを表示させたいです。

    原則としては個人がわかるものでないとダメで、やっぱり実写(顔写真)が推奨されているようです。  あとは、世間的にどれくらい知られているか、が重要になってくるようです。

    例えば、http://lifehacking.jp/  の管理者であるhori masatakeさんのケースですと、  実写の顔写真よりも、アイコンが広く知られていると判断されているから、らしいです。

    この方のアイコンは、顔と認識されるイラストだから表示されているような気がしないでもないのですが、ロゴでもOKという事であれば、ぜひとも私も卵を表示させたい所です。

    Googleの誰にお願いすればいいんでしょ?

    【追記 2012/06/20】
    一度顔写真で認識されればその後写真以外でも表示されるようです。

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    ただ、この後どのような処理が行われるのかは分かりません。クローラーが来た時点で著者情報が消えるのかもしれません。

    【追記 2012/06/25】
    かなりブラックに近いグレーな手法ですが、こんな抜け道もあるようです。

    Google検索結果の著者表示(rel=”author”)でイラストのプロフィール画像でも表示させる方法!

  • Googleの検索結果に著者情報を載せる為の手順

    日Googleでも検索結果に著者情報が載るようになりました。既に米Googleでは導入済みで、いまかいまかと待っていた方も数人いると思いますが、やっとキタという感じです。

    検索結果に著者情報が載ることで、そのサイト(ページ)の信頼度が上がる、ユーザーに認知して貰えるという効果が期待できますので、サイト管理者は設定しておいた方が良いと思いますが、意外と設定が面倒というかわかりづらい部分があるので手順をまとめておきます。

    ちなみに、Googleアカウントでログインしていない状態でも表示されますので、インパクトは大きい気がします。ただ、あくまで個人の著者情報ですので、企業サイトでは利用しづらいでしょう。

    複数人でブログを書いているケースで、記事ごとに異なる著者情報を表示したい場合には、「WordPressのカスタムフィールドを使って記事ごとに異なる著者情報を設定する方法」をご覧ください。

    著者情報を載せるための手順

    1. 管理サイトからGoogle+アカウントへリンクを貼る
    2. Google+にサイトを登録する
    3. リッチスニペットツールで設定確認
    4. 待機

    Google+のアカウントが無いという方は先に作っておきましょう。手順としてはこれだけです。全然難しくなかったですね。でも意外とすんなり行かないことも多いのです。私がそうでした・・・ちなみにGoogleの公式情報は検索結果内の著者情報で確認することができます。

    上記の方法ではなく、載せたいサイトのドメインで管理されているメールアドレスを登録して確認する方法もあるのですが、複数サイト運営者の場合や、自分が管理しているドメインではない場合、この方法は取れないと思いますので、サイトからリンクを貼る形で説明していきます。

    ※メールアドレスでの確認方法は、海外SEOさんの「Google、コンテンツ著者をメールアドレスで確認可能に。rel=“author”の設定は不要」をご覧ください。なお、メアド確認では後述するリッチスニペットテストツールでは確認できないとのことです。

    1. 管理サイトからリンクを貼る

    当ブログのフッター部分を見て頂ければわかりますが、このようにGoogle+の自分のアカウントへリンクを貼ります。(サイト管理者と付ける必要はなく、アンカーテキストも任意の文字でOKです。)

    <a href=”自分のGoogle+のURL?rel=author”>名前</a>

    リンクの形式はこのようにする必要があります。自分のGoogle+のURLというのは、私であれば「https://plus.google.com/102683522896858553140」の事です。数字の後に?rel=authorを付けるということですね。

    【追記 6/29】
    自分のサイトであることをGoogleに伝える為に、サイト内からリンクを貼るよりも簡単な方法がありました。

    head内に
    <link rel=”author” href=”Google+のURL” />
    と記述するだけでOKです。

    WordPressであれば、All in One SEO Packなどのプラグインで対応することも可能です。

    2. Google+にサイトを登録する

    Google+にログインしている状態で、このリンクを踏めば登録画面に切り替わるようですが、上手くいかない場合には以下のようにGoogle+の画面を進んで行きましょう。

    プロフィール編集多面の下の方に「投稿先」という欄がありますので、ここに先ほどリンクを貼ったサイトを登録します。その下に「リンク」という項目がありますが、これは偽物です。私はこいつにやられました・・・

    リンクはいくつでも登録できますので、著者情報を出したい管理サイトを登録して行きましょう。(複数登録する場合には、全てのサイト内に手順1のリンクを貼っておく必要があります。)

    なお、検索結果に表示される著者情報にはアイコンが表示されますので、事前にプロフィール写真を登録しておきましょう。アイコンによってはクリック率が上がるとか下がるとか言う噂です。確かにインパクトが大きいので多少影響がありそうですね。

    3. 設定確認

    リッチスニペットテストツールを使って設定が間違っていないかをチェックします。

    URLを入力して、Previewをクリックして、このような画面になれば設定はOKです。Google search previewの部分に指定したアイコンが表示されていない場合、どこかの設定が間違っています。このツールは設定をリアルタイムで確認できますので、設定直後に確認しても大丈夫です。

    4. 待機

    設定が完了したら待ちます。どれくらい待てば良いのかわからないのですが、設定後2~3日経った私の著者情報はまだ表示されません。クロールされるまで待ちましょう。(現時点では、同じキーワードでも環境によって見えたり見えなかったりするようで、既に私の著者情報が見えている方もいるようです。)

    なお、設定できているサイトでもキーワードによって表示されたりされなかったりもします。アイコンが顔写真じゃないと表示されないという事は無いと思いますが、今のところ表示されている方は顔写真や顔イラストの方ばかりですね。

    検索結果にこんな形で表示されるようになります。上記は、info:コマンドで表示した状態です。

    ちなみに、検索結果に表示される名前は「名」「姓」の順番になりますので、日本語だと何ともダサいことになります。登録時に姓名を入れ替えても良いのです が、やはりローマ字表記がいいですかね。なお、Google+の名前変更は2年で3回までという制限が付いていますので、安易に変えない方が良いでしょ う。

    »Googleの著者情報は顔写真や顔のイラストじゃないと表示されない!?

  • SEO情報はTwitterとGoogle+に二分されてしまうのか

    Googleが満を持してGoogle+を発表してから、1カ月ほどが経過しました。利用したい人は既に誰かに招待してもらっていると思いますが、招待された多くの人が様子を見ている状態で、アカウントを取ったけど特に何もしてないという人も多いと思います。

    私自身は、一応アカウントを持っていますが、時々誰かのコメントに絡んでいるだけで、積極的には使っていません。ただ、最低でも一日一回はログインしていますので、Facebookよりは優先度は高いですね。

    TwitterやFacebookから移行する人たち

    Google+はSNSなので海外ではFacebookユーザをどれだけ取り込めるのかという所だと思いますが、日本の場合そもそもFacebookが流行っていませんので、Twitterからどれだけ引っ張れるかという事になってくると思います。

    しかし、TwitterとGoogle+では仕組みが全然違いますので、多くの人がTwitterを使い続けるような気がしています。

    ただ、Google+を積極的に使っているユーザの中にはTwitterよりも使いやすいと感じている人が多いようです。 今の状態はTwitterと比べヘビーユーザ率が高いので、そういった環境を好む人はGoogle+の方が居心地が良いのかもしれません。

    私がサークルに入れているSEO関係者では、海外SEOの鈴木さん元アイレップの辻さんあたりは、積極的にGoogle+を使っているように見えます。ただお二方とも今の所はTwitterも併用しています。 Google+で投稿したコメントをTwitterに自動投稿するツールもありますね。

    SEO関係者がどれくらいGoogle+に移行するかでどちらをメインにするのかが変わってきますが、色々な情報を探す事に関してはTwitterの方が適していると思います。ただ、現時点ではアクティブユーザ数にあまりに差があるので、今のTwitterとGoogle+を比較しても意味が無いでしょう。

    Google+を軽めに使う

    さほど使っていませんが、Twitterと比べてGoogle+の良い所は、一つのコメントに対する色々な人の返信が一覧で見られる所です。Facebookもそうですが、いわゆる掲示板と同じような状態なので、情報を集中させたり議論する場としては長けていると思います。

    ただ、新しくコメントがついてもページのトップに上がってくることはありませんので、自分でその投稿を追うか、コメントが付いたらメールで通知するような設定にしておく必要があります。また、 追うのが面倒な場合には画面の右上に未読通知がされたら確認するというスタンスで良いと思います。

    自分がコメントを付けた投稿にコメントがあった時や、誰かがサークルに追加した時にメールが送られてくるような設定にしていると、メールの量がすごい事になりますので、Google+にログインして、右上が赤くなっていたら、お知らせを見るという流れが最適なような気がします。

    これは辻さんに教えて頂いたやり方ですが、サークル内の人数が増えるとストリームが収集が付かなくなります。そこで、特定のサークルを選択した状態で、そのURLをブックマークしておき、それをGoogle+にログインする際の入り口にしておけば、必要な情報をすぐに見られる状態になります。

    あとは、お知らせを見たり、時間がある時は他のサークルを見たりする形で使うのが良いのかなと思います。

    正直、今の所Google+の良い点は情報をまとめて見る事が出来るという事以外は見当たりません。Googleの中の人たちも沢山いますので、そういった人たちのコメントを見たいのであれば利用価値は高いのかもしれませんが、ほとんどの方がGoogleの事を話していませんので、Google情報を得る為に使うのは難しいでしょう。

    多くの人がまだTwitterに居る状態ではGoogle+に注力する事は難しく、仮にそうした場合、完全にネット廃人になります。多くの人が様子を見ているまま使わなくなってしまうような気がしないでもないですが、Googleの本気度はハンパ無いですし、本当にGoogle+を検索結果に生かすような動きが見られた時に、大きく流れが変わるかもしれません。

    ソーシャルメディアにおいては、大きな流れには逆らわない、長い物には巻かれるというのが基本だと思いますので、とりあえず否定的な部分は頭から除外してフラットな気持ちで接してみるのが良いと思います。