カテゴリー: ブログ

  • ブログ更新をやめてSNSの時間を減らしても作業量が変わらなかった件orz

    アフィブログ以外のブログの定期更新をやめて、Twitterについては以前と比べてツイート数が10分の1ほどになっています。

    かなり時間に余裕が出ているので、新規サイトをバリバリ作っているかと思いきや、なんとサイト作りのペースは以前よりも落ちています。俺の時間どこいった?

    一般的に、「忙しい人ほどメールの返信が早い」と言われていますが、時間に余裕があれば作業が進むわけではないというのを実感しています。私の場合、ブログとSNSに使う時間が減った事で生まれたのは”無駄な時間”でした。

    常にSNSに張り付いていて、いつ仕事してんの?って人いますよね。そんな暇があるのなら仕事すれば?って思いますよね。

    私もTwitterを始めたばかりの2011年はまさにそうでした。この年はTwitterを使い倒そうと思っていたので、あえてそうしていたのですが、一番サイトを作った(ページを作った)のは2011年です。

    8時間あっても8時間集中して働いている人なんていません。人間の集中力は90分が限界という話がありますが、90分も集中力を持続させるのはかなり難しい気がします。なんだか良く分からず集中力が切れずに2時間でも3時間でも作業できてしまう時がありますが、それは奇跡というか稀なことで、そんな時がずーっと続くことはありません。

    前に飲んだ時に少し話が出たのですが、SNSやってる時って頭がアイドリング状態になってる気がします。人のコメントをただ見ているだけではダメなのですが、コメントしたり、他の人とやり取りしている時は良い感じに頭が回っています。

    全くヤル気が出ない時でも、軽い作業を始めると徐々にヤル気が出てきますが、これは体を動かすというか頭で考える事が重要な気がします。文章書いたりメールの返信したり、頭で考えないとできないことをすると徐々に調子が上がっていきます。ネットサーフしたり、SNSで人のコメントをただ見ているだけでは調子は上がってきません。

    ほんと時間は使い方次第だなと思います。時間に余裕があることは大切ですが、時間があることで逆にマイナスに作用するケースは多いように感じます。1時間の空きがあれば本を読むけど6時間の空きがあれば寝るのと同じような感覚です。

    SNSにどっぷり浸かれという意味ではないですし、返信しなければいけないメールが溜まっているのにSNSやってる場合ではないですよ。ただ、脳を完全に休ませずにアイドリング状態にしておくことは結構大切なのかなと思いました。

    なんか良くわからない趣味に物凄い時間を使っている人もいると思います。はたから見ると、なぜそんな事に無駄な時間を使うのかと思うかもしれません。振り返ってみたら、本人ですらあの時は無駄な時間を過ごしたと感じるかもしれません。

    でも、その事に費やす時間が無かったら、もっと有意義な時間が過ごせたのかはわかりません。それがなかったらもっと無駄な時間を過ごしていたかもしれません。

    1日が24時間以上あれば良いのにという話を良く聞きますが、30時間あろうが40時間あろうが、たぶん状況は変わりません。無駄な時間が増えるだけです。無駄な時間が必要な人もいると思いますが、本当に時間が無い人なんて多分ほとんどいないと思います。

    「時間は量ではなく質」という至極当たり前のことなのですが、無駄に見える時間が実は無駄ではないことは多い気がします。少なくとも他人が判断できるものではありません。

    とりあえず私については、時間ができても時間を有意義に使うことはできませんでした。

    ということで、ブログの定期更新を再開し、SNSをまたがっつり使い始めます!

    ってのが通常の流れですが、ダメ人間も悪く無いと思ったので、しばらく無駄な時間を過ごすことを満喫しようと思います。この世に無駄な時間なんて無い!

  • やはりブログを続けるのは難しい

    少し前から毎週月曜日に更新していたこのブログの更新を不定期更新にしました。今は気が向いた時に書いています。

    数ヶ月以上完全に更新が止まると、もう立ち上がることは不可能っぽいので、これからも適当に書いていこうとは思っていますが、改めてブログを続けるのは難しい事を実感しました。

    このブログの毎週更新をやめたのは、単純に私の中での優先順位が下がったからです。今でもアフィリエイトブログWPSEOブログは毎週更新していますが、このブログについては書くためのモチベーションがなくなってしまいました。

    このブログのおかげで色々な事があり、今の自分がいるのもこのブログのおかげだと思っていますが、中身の無い記事を公開するぐらいなら公開しない方が良いという結論に至りました。

    さんざん記事を書いてきて、文章を書くのも嫌いではないので、ネットから適当にネタを拾ってきて、それなりの記事に仕上げる事はできますが、今更このブログでSEOの教科書的な記事を書いても仕方がありませんし、オリジナル情報がない記事はなるべく書きたくないと思っています。

    少し前まではブログを書くためにSEOの情報を集めるというか見るようにしていたのですが、最近はそれすら積極的にやらなくなっています。アクセスアップにおいてSEOが重要な事に変わりはありませんが、鮮度の高い情報を手に入れる必要性は感じません。

    2年前にアフィリエイトを始めてからいくつかサイトを作ってきて、自分のSEOのやり方を確立したことが大きいのかもしれません。SEOの知識はあった方が良いですが、情報収集に時間を割いた所で、自分のSEOに何ら影響を与えない事が多く、それであれば積極的に情報を入れる意味が無いのではないかと思った次第です。

    SEO業界に身を置いていた時は、細かい情報や最新情報でも知識として知っておかないとヤバイみたいな感覚があったのですが、今はそれも全く無くなりました。本当に必要な情報は勝手に入ってきますし、必要ない情報は頭に入れてもすぐに忘れてしまいます。

    情報過多な時代だからこそ情報を絞るという意味でもなく、単に年を取って新しいことが記憶できなくなった事が大きいですが、本当に興味があること以外に頭や労力を使うのをやめようかなと思いました。

    ブログは更新されてこそブログなので、更新が止まったブログには価値がないと思っています。更新が止まることで、ユーザーと検索エンジンの評価が下がることになるでしょう。ただ、無理やり更新した所で価値ある記事は書けません。更新することが目的になったブログに魅力を感じませんよね。

    ということで、このブログは気が向いた時に更新するブログとなりますが、役目を終えたのかなぁとも思っています。数ヶ月更新が止まったらそれは多分もう二度と立ち上がらない時ですのでよろしくお願いします。

  • ブログで収入を得るために必要な5つのSEO

    最近プロブロガーという言葉を良く目にするようになっていますが、ブログを書くことで生計を立てている人が多くなっているのでしょうか。そう思う人が最近増えたのか、前からいたのかは分かりませんが、ブログを書いて生活できるというのを理想的と感じる人は多いのかもしれません。

    お二人とも有名なブロガーさんで、「必ず結果が出るブログ運営テクニック100 プロ・ブロガーが教える“俺メディア”の極意 」という本を出されています。プロブロガーという言葉はお二人が作った言葉なのかもしれません。

    私もブログを書いていて、ブログからの収入で生活できるぐらいにはなっているので、私がブロガーとして行なっているSEOについて書いてみます。

    ブログのSEOで気をつけている5つの事

    私の場合、SEOが体に染み付いているので、普段特にSEOを意識することもないのですが、あえて挙げるとしたらこのような事になります。(和洋風さんに合わせる形で5つにしてみましたが、他意はありません。)

    ただ、これらの事はSEOの為だけに行なっているというわけではなく、全て検索エンジンが無くてもやっている事です。

    結局の所、今のSEOってユーザーの方を向いて行う必要があるので、ユーザーにとってプラスになる事が、検索エンジンの評価を上げる為の対策になるという事になります。

    テーマごとにブログを作る

    和洋風さんやネタフルさんのようなブログの場合は話が別ですが、Googleにもユーザーにも好かれるブログにする為には、1ブログ1テーマが基本となります。私はテーマが異なる事を書く場合には、新たにブログを開設するようにしています。

    近いテーマであれば同じブログ内で展開しても良いですし、それぞれのブログのボリュームが少なくなるのであれば一つにしてしまった方が良い時もありますが、長期間更新していくつもりがあるなら、1ブログ1テーマに絞った方が成果が出やすいと思います。

    誰もが仕事に関する事と、趣味に関する事の2つぐらいは得意分野があると思いますが、それを1つのブログで展開していくのはもったいないと感じます。時々IT系のブログで料理記事を見かけたりしますが、そういうのも個人的には???と思ってしまいます。

    リピーターやファンを増やすためには、読者が自分のブログで求めている記事を書くことが大切です。たとえそれが有益な情報だったとしても、ブログのテーマから完全に外れたものであれば、読者は良い印象は持たないかもしれません。

    期待の裏切りはアクセス数に大きな影響を及ぼします。何度も期待を裏切られたユーザーはブログに足を運んでくれなくなります。記事の内容云々はもちろんですが、ブログテーマとの一致というのは最低条件だと思います。

    ブランディングを意識する

    これだけ色々なブログがあると読者に印象を残すのは難しいのですが、ブランディングを意識して更新を続けていれば、徐々に認知度は上がっていくはずです。

    1. 書かれている内容
    2. 書いている人
    3. ブログタイトル
    4. デザイン

    ブログのブランディングで大切になってくるのがこの4点です。書かれている内容がずば抜けて良ければ他の3つは無くても大丈夫なのですが、一般的なブログでは4つとも必要になってくるでしょう。

    デザインについては完全オリジナルデザインにする必要はありません。私も完全オリジナルデザインのブログは一つもありません。ただ、テンプレートを使う場合でもヘッダーぐらいはオリジナルにしておかないと、ユーザーの印象に残らないかもしれません。

    ブログのブランディング=著者のブランディングという面がありますので、TwitterやFacebookなどを活用して自分を表現したり、読者とコミュニケーションすることも大切です。

    タイトルタグにキーワードを入れる

    誰にでもできる簡単なSEOが、タイトルタグにキーワードを入れる事です。これはSEOの面だけではなく、検索結果やSNSでタイトルが表示された時に、見た人が興味を持つキーワードが含まれているのかという点でも大切になってきます。

    ただ、記事内容と合致したタイトルになっていなければなりませんし、キーワードを詰め込めば良いというものでもありません。基本的には、その記事の内容を表す適切な文章にするのが良いでしょう。

    キーワードをタイトルタグの前方に持ってきてもGoogleの評価は上がらないと思いますが、前方にあった方がユーザーの気を引く可能性があるので、後ろにあるよりは前の方が良いといったイメージです。

    タイトルタグの文字数は、検索結果に表示された時の事を考えて30文字前後が良いとされていますが、私は文字数を全く気にしていません。ブログの場合は、あまり意識する必要がないように感じます。

    また、SNSなどで拡散させるために、いかにもそれっぽいタイトルを付ける人も多いですが、最近はそういったブログが増えたことで、逆に普通のタイトルの方が良いのではないかと思うようになっています。

    狙いすぎたタイトルは見た人にいやらしさを与えますので、普通にその記事の内容を表す適切なタイトルにすればそれで良いと思います。間違っても全ての記事のタイトルに数字を入れるような事はしないように・・・

    リンクを張る

    内部SEOでタイトルタグと共に重要になってくるのが内部リンクです。これもSEOとしてだけではなく、ユーザーに情報を追加するという意味でも重要になってきます。

    »内部リンク構造のポイントと効果的な記事内リンクの張り方

    記事の中からのリンクは、ユーザーの目に止まりやすくクリック率も高いので、本当に必要なリンクだけにしておきます。これは外部リンクを張る場合でも同じなのですが、SEOの為にリンクを張るとおかしな事になってきます。

    必要なリンクを必要な数だけ張っておけばそれでOKです。それが結果的にSEOにも役立っています。クリックされないリンク、リンク先でがっかりさせてしまうリンクに価値はありませんので、読者の立場になって考えましょう。

    いまだに、リンクジュースを流出させないためにも、外部リンクは張らない方が良いと考えている人もいるのかもしれませんが、ブログにおいてその考え方は危険です。

    更新する

    ブログは更新されてこそブログですので、更新するというのはブログにおいて最も大切なことかもしれません。記事数が増えてくれば自然とロングテールSEOが実践できますので、アクセスアップの為に記事数とテキスト量はとても重要なポイントとなります。

    テキスト量が多い=評価されるコンテンツというわけではないのですが、検索エンジン経由のアクセスを増やすためには、各記事にある程度のテキスト量が必要です。ユニークなテキスト量が少ないページを量産すると、パンダアップデートによってサイト評価を下げられてしまうかもしれません。

    更新頻度については、ブログだけで生活していくのであれば、最低でも毎日1記事は更新した方が良いでしょう。複数のブログを運営する場合には週1更新ぐらいでも生活できるかもしれませんが、始めから週1更新ではまともなアクセス数になるまでに何年かかるかわかりません。

    まとめ

    ブログのアクセスアップにはSEOが欠かせませんが、正直今のGoogleのSEOにおいて、テクニック的な部分は排除してしまっても特に問題はないでしょう。「ターゲットユーザーが興味をもつような記事を書き続けるのが最強のSEO」です。

    また、こんな記事を書いておいて何ですが、ブログだけで生計を立てたいと思っている人は、考えを改めた方が良いと思います。確かにブログだけで生活していくことは可能ですが、あまりにリスクが高い上に、果たしてそれが永久的に幸せな事のかはわかりません。

    趣味でブログを書くのと仕事としてブログを書くのとでは、精神状態が全く違ってくるはずです。始めからプロブロガーになろうと思ってブログを始めて、そのまま本当にプロブロガーになってしまう人はほとんどいないと思いますが、ブログを仕事にするというのは思っている以上に大変だと思います。

  • 過去5年間の参照元の移り変わりと今後のブログの方向性

    リンクの否認ツールを使った後の再審査リクエストが2週間経っても返信がなく、特に取り上げるネタも無いので、当ブログの過去5年間の参照元の移り変わりでもご紹介しておこうと思います。

    元々SEOサービスサイトのアクセス集めのような形でスタートしたサイト内ブログなのですが、今にして思えばなぜ独自ドメインとしてやらなかったのだろうという後悔の念があります。URLも「http://www.jweb-seo.com/blog/wordpress/」というなんだか良くわからないままの状態になっています。

    blogディレクトリ内に沢山ブログを作ろうと思っていた記憶がありますが、結局1つしか作りませんでした。当ブログのディレクトリ名がwordpressになっているのは、ダウンロードしたWordPressファイルのフォルダ名を変更するという考えが無かったためです・・・

    当時はまだMovableTypeの方が人気があるような状態で、WordPressに関する情報もそれなりにあったのですが、私自身の知識が全くありませんでした。WordPressME2.0でスタートし、2年ぐらい前までME2.0を使い続けていましたが、今は最新バージョンになっています。

    ドメイン移転してブログを独立させることも考えたのですが、ドメイン移転することに対するリスクを考えると躊躇してしまうので、とりあえずはこのまま行こうと思います。

    過去5年のアクセス数の推移

    このブログを始めたのが2008年1月なのですが、Googleアナリティクスのデータでは2008年の3月がスタートになっています。なぜ始めからのデータがないのかわかりません。

    改めてアクセス数を見てみると2008年の後半からアクセス数は増えていませんね。記事の内容は変わっていますし、ユーザー層も変わっているように思いますが、数には大きな変化が見られません。

    それでは、2008年からの参照元の変化を見つつ当時を振り返っていきます。

    2008 誕生

    2008年頃はまだSEOブログがそんなに無かったので、SEO記事を書くだけでそれなりにアクセスが集まった記憶があります。

    有難いことにサイト開設後すぐに書いた「ブログは質より量が大切」という記事がアメーバニュースなどに取り上げられました。今読み返してみると、なんだこの記事は?と思ってしまいますが、タイトルが良かったんでしょうね。

    アクセスの中心はこの頃からGoogleですが、2008はsphinnの前身であるseo-bookmarkや精錬雨読、創作者の為のSEO、海外SEOからの流入が多くなっています。

    当時はSEO記事の他にも企業分析記事やネタ記事も沢山書いていました。とにかくアクセスを集めることだけを考えていた気がします。

    2009 変化

    2009は完全にはてブにはまっていた時です。はてなーに好まれる記事のみを書いていた記憶があります。参照元を見ると、Google・Yahoo以外では、はてブとスピンが多くなっています。

    無料SEO対策のススメをスタートさせたのがこの年で、参照元の9位にいますね。元々無料SEOはこのブログのサテライト的に始めたもので、始めのうちはSEO目的でリンクを貼っていました。

    2010 迷走

    2010の前半は相変わらずはてなー向けの記事を書いていた記憶がありますが、この頃は惰性で書いているような感じで、全くやる気がありませんでした。そして2010年9月にブログの更新がストップします。

    ストップと言っても月1で記事を書いていたようですが全く記憶にありません。その後12月まで月1更新が続きます。体調も悪く、このまま更新を止めてしまおうかなと思っていた頃です。ブログに対する情熱はゼロでした。

    更新頻度が落ちる直前に書いた記事が「こんなサイト名やタイトルは嫌だ」です。記事の最後にお知らせがありますね。激励コメントも沢山頂きました><

    2011 始動

    2011年の1月から徐々にやる気が戻ってきたのか更新頻度が上がっています。実質4ヶ月ほど休んでいたことになりますが、感覚的にはもっと休んでいた感じがあります。(ブログの更新頻度を落としてみて分かった事

    2010は記事を書いていても全く面白くなかったのですが、2011は初めてブログを書き始めた時のような感覚がありました。再開するにあたり、とにかく好きな事を書くと決めたので、記事を書くことに対するストレスは感じなくなりました。

    2011は、本格的にTwitterとアフィリエイトを始めた年で、色々な人との出会いがあり、自分の人生の中で最も重要な1年になったと思っています。

    2012 惰性

    2012も相変わらず更新は続けているのですが、正直現在は惰性で書いているような感じです。SEOからアフィリエイトに興味が移ってしまった事で、SEOに対する情熱が薄れています。

    ただ、2010年の頃のそれとは違うもので、ブログの更新をストップしようとは思わないのですが、時間をかけてがっつり記事を書くことが無くなっています。完全に脱力していますね。

    今後の方向性

    現在SEO系のブログは3つ書いているのですが、それぞれに書く内容を分けています。

    • パシブログ:読み物系+技術系
    • 無料SEO:Q&A
    • WPSEO:技術系

    それぞれのブログで紆余曲折あったのですが、現時点ではこのような内容になっています。

    パシブログについては、完全に読み物系にしたいのですが、Googleで重要な事が起こった場合には、読者層の関係でこのブログで投稿することにしています。あとは、不自然リンク警告ネタもここですね。

    今後も特に何も考えずに、好きな事を書いていく脱力系SEOブログをお届けしようかなと思っていますので、今後共よろしくお願いいたします。

  • Googleの検索結果に著者情報を載せる為の手順

    日Googleでも検索結果に著者情報が載るようになりました。既に米Googleでは導入済みで、いまかいまかと待っていた方も数人いると思いますが、やっとキタという感じです。

    検索結果に著者情報が載ることで、そのサイト(ページ)の信頼度が上がる、ユーザーに認知して貰えるという効果が期待できますので、サイト管理者は設定しておいた方が良いと思いますが、意外と設定が面倒というかわかりづらい部分があるので手順をまとめておきます。

    ちなみに、Googleアカウントでログインしていない状態でも表示されますので、インパクトは大きい気がします。ただ、あくまで個人の著者情報ですので、企業サイトでは利用しづらいでしょう。

    複数人でブログを書いているケースで、記事ごとに異なる著者情報を表示したい場合には、「WordPressのカスタムフィールドを使って記事ごとに異なる著者情報を設定する方法」をご覧ください。

    著者情報を載せるための手順

    1. 管理サイトからGoogle+アカウントへリンクを貼る
    2. Google+にサイトを登録する
    3. リッチスニペットツールで設定確認
    4. 待機

    Google+のアカウントが無いという方は先に作っておきましょう。手順としてはこれだけです。全然難しくなかったですね。でも意外とすんなり行かないことも多いのです。私がそうでした・・・ちなみにGoogleの公式情報は検索結果内の著者情報で確認することができます。

    上記の方法ではなく、載せたいサイトのドメインで管理されているメールアドレスを登録して確認する方法もあるのですが、複数サイト運営者の場合や、自分が管理しているドメインではない場合、この方法は取れないと思いますので、サイトからリンクを貼る形で説明していきます。

    ※メールアドレスでの確認方法は、海外SEOさんの「Google、コンテンツ著者をメールアドレスで確認可能に。rel=“author”の設定は不要」をご覧ください。なお、メアド確認では後述するリッチスニペットテストツールでは確認できないとのことです。

    1. 管理サイトからリンクを貼る

    当ブログのフッター部分を見て頂ければわかりますが、このようにGoogle+の自分のアカウントへリンクを貼ります。(サイト管理者と付ける必要はなく、アンカーテキストも任意の文字でOKです。)

    <a href=”自分のGoogle+のURL?rel=author”>名前</a>

    リンクの形式はこのようにする必要があります。自分のGoogle+のURLというのは、私であれば「https://plus.google.com/102683522896858553140」の事です。数字の後に?rel=authorを付けるということですね。

    【追記 6/29】
    自分のサイトであることをGoogleに伝える為に、サイト内からリンクを貼るよりも簡単な方法がありました。

    head内に
    <link rel=”author” href=”Google+のURL” />
    と記述するだけでOKです。

    WordPressであれば、All in One SEO Packなどのプラグインで対応することも可能です。

    2. Google+にサイトを登録する

    Google+にログインしている状態で、このリンクを踏めば登録画面に切り替わるようですが、上手くいかない場合には以下のようにGoogle+の画面を進んで行きましょう。

    プロフィール編集多面の下の方に「投稿先」という欄がありますので、ここに先ほどリンクを貼ったサイトを登録します。その下に「リンク」という項目がありますが、これは偽物です。私はこいつにやられました・・・

    リンクはいくつでも登録できますので、著者情報を出したい管理サイトを登録して行きましょう。(複数登録する場合には、全てのサイト内に手順1のリンクを貼っておく必要があります。)

    なお、検索結果に表示される著者情報にはアイコンが表示されますので、事前にプロフィール写真を登録しておきましょう。アイコンによってはクリック率が上がるとか下がるとか言う噂です。確かにインパクトが大きいので多少影響がありそうですね。

    3. 設定確認

    リッチスニペットテストツールを使って設定が間違っていないかをチェックします。

    URLを入力して、Previewをクリックして、このような画面になれば設定はOKです。Google search previewの部分に指定したアイコンが表示されていない場合、どこかの設定が間違っています。このツールは設定をリアルタイムで確認できますので、設定直後に確認しても大丈夫です。

    4. 待機

    設定が完了したら待ちます。どれくらい待てば良いのかわからないのですが、設定後2~3日経った私の著者情報はまだ表示されません。クロールされるまで待ちましょう。(現時点では、同じキーワードでも環境によって見えたり見えなかったりするようで、既に私の著者情報が見えている方もいるようです。)

    なお、設定できているサイトでもキーワードによって表示されたりされなかったりもします。アイコンが顔写真じゃないと表示されないという事は無いと思いますが、今のところ表示されている方は顔写真や顔イラストの方ばかりですね。

    検索結果にこんな形で表示されるようになります。上記は、info:コマンドで表示した状態です。

    ちなみに、検索結果に表示される名前は「名」「姓」の順番になりますので、日本語だと何ともダサいことになります。登録時に姓名を入れ替えても良いのです が、やはりローマ字表記がいいですかね。なお、Google+の名前変更は2年で3回までという制限が付いていますので、安易に変えない方が良いでしょ う。

    »Googleの著者情報は顔写真や顔のイラストじゃないと表示されない!?

  • 直帰率や閲覧時間に影響が出るブログ記事のフォントサイズ

    基本的にブログの記事は、文章を読んでもらう事を目的に書いている人が多いと思いますが、読みにくいブログになっているケースも少なくありません。私のブログも決して読みやすいとは言えないのかもしれませんが、非常にもったいないと感じるブログが多いので、読みにくくなってしまっているブログの特徴を挙げておきます。

    文章の読みやすさに関する詳しい話は、ヤットさんのWeb制作における文章の可読性について考えるを見て頂きたいのですが、私の記事ではCSSがわかる人ならば、誰にでも簡単に読みやすくできる方法を取り上げたいと思います。

    読みづらいブログ記事の特徴

    1. 文字が小さい
    2. 背景画像が邪魔をしている
    3. 背景と文字の色があっていない
    4. 行間が狭い
    5. 段落の区切り方が適当ではない
    6. 段落の余白が適当ではない
    7. 文章部分の横幅が広すぎる
    8. 文章の左右の余白が適当ではない
    9. 長文なのに見出しがない
    10. 無駄に装飾が多い

    1~10まで全て説明していると、もの凄く長い文章になってしまいますので、読みやすさに大きく影響するフォントサイズにだけ触れておきます。

    個人的には、最近は12px以下のフォントだと小さいと感じるようになっています。Yahoo!が12pxなのだから、12pxでも問題ないという意見もあるのですが、12pxなのは基本的にトップページだけで、文章を読んで貰う必要があるページは14px以上になっており、ニュース記事の本文などは16pxぐらいになっているはずです。

    ただ、読みやすさはフォントサイズだけで決まるわけではありません。行間や段落の余白、横幅などの他にも、デザインや文章量などによっても変わってくる部分ですので、あくまで自分のサイトの場合で考えて読みやすいようにすることが大切です。

    同じフォントサイズでも読みやすさは変わる

    12px以下は読みづらいという話をしましたが、12px以下でもストレス無く読めるブログもあります。それは、同じフォントサイズでも他の要素によって読みやすさが変わってくるからです。(ただ、11px以下はどうやっても読みづらいので、ブログの文章のサイズとしては適していないでしょう。)

    最悪の状態

    意図的に読みづらい状態にしてみました。12pxで文字の色が薄く、段落がなく行間も狭くなっています。こんな状態のブログは滅多にありませんが、これでは誰も読んでくれないですよね。

    普通の状態

    多少読みやすくしてみました。始めの文章と比べるとだいぶ良くなりましたね。調整した部分は、「文字色・行間・段落」です。しかし、もっと読みやすい文章にすることができます。

    読みやすい状態

    かなり読みやすくなったのではないでしょうか。調整した部分は、「行間・段落・横幅・余白」です。前の方が読みやすいと言われれてしまうと悲しいのですが、違うことは分かって頂けると思います。

    このように、文章の読みやすさは、フォントサイズだけで決まるものではありません。最後の読みやすい文章も、途中に見出しや画像がなく長文になって来ると一気に読みづらい文章になってしまいます。

    要するに、ブログの読みやすさというのは、「デザイン・色・サイズ・余白」などの色々な要素が関係してきますので、一概に数値で表すことができないのです。

    フォントサイズを変更する

    フォントを大きくする

    12pxで読みやすかった文章を他の条件を同じままで、フォントサイズのみ14pxにしてみました。こちらの方が読みやすいと感じる人の方が多いのではないでしょうか。

    フォントの種類を変える

    Windows Vista以降に導入されているメイリオフォントで見るとこんな感じになります。同じ14pxでもだいぶ印象が変わりますね。

    さらにフォントを大きくする

    こちらは同条件で16pxにした文章です。フォントサイズを更に大きくしたことで、読みやすくなったと感じる方もいるのかも知れませんが、個人的には行間や段落の余白の狭さに違和感を感じます。

    行間と余白を広げる

    16pxのまま行間と段落の余白を広げてみましたが、これぐらいにすると読みやすいでしょうか。要するにフォントサイズによって、読みやすい行間や余白が変わってくるということですね。

    まとめ

    ブログにとって文章の読みやすさは非常に大切な要素です。そして、読みやすさは色々な要素が絡みあって決まるものですので、フォントサイズや行間だけで判断するものではありません。

    SEOブログは読みづらいと感じる事も多いのですが、自分が読みやすいと感じる文章と他人が読みやすいと感じる文章は違うということも頭に入れておく必要があります。

    今回の記事は、画像と文章の違いがわかりづらい上に、画像の文字色の黒の方が強いので、読みづらい記事になってしまったのですが、まぁオチとしては悪く無いでしょう。

    P.S.
    勝手に応援している世界へボカンブログさんのフォントサイズが12から14になって非常に読みやすくなりましたね。デザインも独立型からメインサイト継承型へ変わっています。個人的にはpタグのマージンがもう少し欲しい気がしますが、この辺は好みでしょうか。

  • やる気と根気が必要だけど効果のあるブログのアクセスアップ法

    今回の記事は、企業サイトやECサイトに当てはめることは難しいのですが、あくまでブログやブログをコンテンツとして内包するようなサイトに使える、最近私が実践しているサイトの作り方を解説していきたいと思います。

    以前、SEOテンプレート比較の方で、「サイト公開から現在までのコンテンツ作りとSEO対策」という記事を書きましたが、この流れについてもう少し掘り下げたいと思います。どのようなコンテンツを作るのか、どのような記事を書くのかという点には詳しく触れませんので、あくまで大きな流れとして捉えてください。

    ターゲットキーワードは一応あるものの特定のキーワードで上位表示を狙う為にコストや時間をかけずに、記事数を増やしてロングテールを拾っていくという戦略です。ある程度の文章力と根気さえあれば、誰にでも実施することができると思います。根気といっても途中からだいぶ楽な運営に移りますので、本当にきついのは初めの2ヶ月程度です。

    これは、アフィリエイト野郎のアクセス数の推移ですが、このグラフを元に解説していきます。個人的には、現時点でもしょぼいアクセス数だと思っているのですが、これぐらいを目標にやってみるのが現実的で良いと思います。

    最近、数ヶ月で◯万PVを獲得するための方法というような記事を良く見かけますが、そういったものは一旦忘れて、時間はかかっても良いから徐々にアクセス数が増えていく方向で考えていきましょう。その為にはGoogleからの評価を上げて、検索エンジン経由のアクセス数を増やす必要があります。

    黎明期

    サイトを開設して間もない段階ではとにかく記事数を増やすことが重要になってきます。この段階では本気で記事を読んでくれる人はほとんどいませんので、そこまで記事の質にこだわる必要はありません。

    とにかく色々な記事を書いてください。色々な記事と言っても、サイトテーマがブレてしまっては意味がありませんので、テーマは統一して全ての記事が一応の関連性を持っている事が大切です。

    サイト構築をする時間的な余裕がどれくらいあるかによって一日にアップできる記事数が変わってくると思いますが、一日5記事以上書くのが理想的です。1記事30~40分かかるとして2~3時間必要となりますので、それなりの覚悟が必要です。

    ただ、始めの1ヶ月だけ記事を大量に書いて、その後更新がストップしてしまうようであれば、更新頻度を上げ過ぎずに継続して更新する事に重点を置いた方が良いと思います。

    基本的に、記事数が多くなればなるほどアクセスアップが期待できますが、同じ100記事であれば1ヶ月で100記事アップするよりも、1年で100記事アップする方が、100記事アップした時点でのアクセス数は、後者の方が多くなるような気がしています。

    何のデータも確証も示せないのですが、時間をかけた方が、その間にサイトの認知度が上がることやブランディング効果が期待できますし、各記事がトップページからリンクを張られている期間が長くなることで、ページ評価が高まるのかもしれません。

    100記事になった時点での比較ではなく、それぞれ開設から1年経過した時点での比較でも徐々に記事を増やしていった方がアクセス数が増えると感じています。

    あくまで、被リンクがあまり付かないブログで、全く同じ記事を間隔を変えてアップしていった場合の仮定の話です。そういった意味では更新頻度がサイト評価にプラスになっているのではないかと感じる事もあります。

    普通の記事の場合、おそらく1~2ヶ月は更新を続けても厳しい状態が続くと思います。運良くTwitterやFacebookなどで拡散するような記事が書けたり、はてなブックマークを多く集める記事が書けた場合には、これほどの期間は必要としませんが、多くのブログの場合、頼みの綱は検索エンジン経由のアクセスです。

    サイト開設直後にスタートダッシュさせる為には、めちゃくちゃ質の良い記事を書いて、ソーシャルメディアで拡散させるか、普通の記事を大量に書いてYahooやGoogleからのアクセスを集めるしかないと思っています。

    私が本気でサイトを作る時は、200~300記事ぐらいになるまでは、一日に5記事以上の更新を続けます。質はあまり関係ないとは言っても、後で修正を加えなければいけないような記事では意味がありません。

    考え方としては、一つ一つをあまり深く突っ込んだ内容にしないで、そのジャンルのサイトで良く見かけるような、それなりの内容でそれなりのテキスト量の記事を書いていけば良いと思います。いわゆる土台作りというやつですね。

    成長期

    ある程度記事が増えてくると当然アクセス数が増えてきます。ここからはサイトや取り組み方によってもアクセス数に大きな違いが出てくるのですが、基本的には日を追うごとにアクセス数が増えていくはずです。

    そうなった段階で、負担を減らすために更新頻度を落とし、1日5記事更新から、平日毎日更新に切り替えます。毎日1記事更新でも良いのですが、基本的には土日よりも平日の方が、アクセス数は増えますので、なるべく効率良くアクセスを集めるために、平日の更新がおすすめです。

    ただし、サイトのジャンルによっては、土日平日関係なくアクセスが集められますので、その場合には毎日更新にした方が良いでしょう。この辺はやる気や今までのアクセス数を見て判断するようにしてください。

    成長期は、黎明期と異なり、記事の量よりも質にこだわってください。新規訪問者がリピータになってくれるかどうかは、記事の質が重要になってきます。黎明期は、新規訪問者の獲得が主なミッションとなりますが、成長期はリピータの獲得が主なミッションとなります。

    リピータが増えることで、ブログやTwitterなどで自分の記事を紹介してくれる人が出てくる可能性が高まります。新規訪問者でもリンクを張ってくれることはありますが、リピータの方が、その確率は高いでしょう。

    可能であれば毎日更新を1年ぐらいは続けたい所ですが、それでは負担が大きいと思いますので、平日毎日更新は2~3ヶ月で終わらせて次の段階に進んでも大丈夫です。それでも月に20記事ほど増えていきますので、トータルで300~400記事にはなっていることでしょう。

    安定期

    1つのジャンルについて300~400記事も書いていると書くこともなくなってきます。数十記事程度で書くことがなくなるというのは、想像力が足りない気がしますが、書くことがなくなってきたら週1~3記事更新に移行します。

    当ブログで何度も言っている事ですが、更新することが目的になってしまったブログはゴミと化すだけです。訪問者が増えれば増えると記事の質が求められますので、一定レベル以上の記事が書けないのであれば、更新しない方が良いと思います。

    週1~3記事であれば、ネタ切れした後でも書くことはできるはずです。どの業界でも何かしらのニュースはあるでしょうし、アンテナを張り巡らせておけば、週に1、2回は記事になり得るネタに出くわすはずです。

    同じ情報を見ても人によって受け取り方は様々です。ブログを更新する事が頭にあると、今まで気にも留めなかったような情報でも、それがネタになることがあります。要するにネタ切れした後に更新が続けられるかどうかは、全てあなた次第ということになります。

    仮に1週間で1個も記事を書く為のネタが舞い込んで来なかった場合でも、なんとかひねり出して更新するようにしましょう。更新間隔が開けば開くほど、記事を書くモチベーションがなくなっていきますし、更新した時に与えるインパクトが小さくなります。

    ユーザーにブログの印象を残したままにしておくには、最低でも週1回の更新が必要だと思っています。さらに、週1更新の場合には、毎週決まった曜日決まった時間に更新した方が良いでしょう。

    そうすることで、固定のファンは離れること無く、毎回記事を読んでもらえる可能性が高くなります。それでも質が低い記事を連発しているとすぐに離れていってしまいます。これだけブログが溢れ返えっている状態なので当然と言えば当然ですが、それぐらい今のブログ読者はシビアです。

    安定期に入ると、そこから爆発的にアクセス数が増えたり、右肩上がりに永遠とアクセス数が増え続けるという事は無くなります。多くの場合、そこで横ばいになりますが、更新をストップさせるとアクセス数は減ると考えて下さい。

    安定期に入った後にアクセス数を増やしたいのであれば、成長期のように毎日更新を続ける必要があります。しかし、質の良い記事を毎日更新することは多くの場合不可能ですし、毎日更新した所で、いずれ安定期に入ります。

    個人的には、1つのブログを毎日更新するのであれば、関連性のある異なるブログを複数書いていった方がアクセス数は集めやすいと思っています。例えばSEOブログで月20万PVというのはかなり難しい数字ですが、それぞれに味を持たせた3つのSEOブログであれば不可能な数字ではありません。

    1つのブログでどれだけのアクセスを集めることが可能なのかというのは、ブログのジャンルによる部分も大きいのですが、アクセス数が全く増えない状況が続いた場合には、更新頻度を上げるのではなく、他のブログを立ち上げるというのもありだと思っています。

    ソーシャルメディアの利用

    最後に番外編として、ブログのアクセスアップに欠かせないソーシャルメディアについて書いておきます。今現在、アクセスアップのためのソーシャルメディアと言えばTwitterです。FacebookやGoogle+も有効ですが、最も利用者が多いのがTwitterだと思います。

    Twitterで拡散させるためには、もちろん自らもTwitterを利用した方が良いのですが、この辺は自分 のスタイルに合わせて判断してください。 SEOは終わってこれからはSMOが中心になるという記事を見かけた事がある人も多いと思いますが、SEOは終わりませんし、SEOとSMOは共存できるものです。

    どちらが良いという事はありませんので、できればどちらもやった方が良いのですが、SMOというのはソーシャルメディアを介して、ブログや自分のファンを作る為に人間関係を構築するようなものですので、中途半端に取り組むとマイナスに働く可能性があります。

    時間が取れない場合や、人付き合いが苦手という場合には、無理に使う必要はないでしょう。ただ、自分では利用しない場合でも、当ブログのようにソーシャルメディアの投稿ボタンぐらいは設置しておいた方が良いでしょう。

    SMOは相手にするのが検索エンジンではなく人間ですので、SEOよりも難しいと思った方が良いと思います。Twitterで生きたフォロワーを増やすことは思った以上に大変です。

  • WordPress3.2+Twenty Eleven 1.2をカスタマイズする

    先日、当ブログのデザインをリニューアルしましたが、同時にWordPressのバージョンアップ+サーバー移転(ドメイン移管)を行っています。これはネタにせねばという事で、リニューアルの過程を記事にしておきます。

    情報としては特に新しい物はありませんので、備忘録的な記事となっていますが、Twenty Elevenのカスタマイズ使っているプラグイン等もまとめておきます。

    難航したデータベースの移行作業

    MySQL4で使用していたWordPressME2.0のデータをエクスポートして、MySQL5のWordPress3.2にインポートする作業が難航しました。自分でできるかもしれないと思い、挑戦してみたのですが、文字化けが発生したり、インポートする際にエラーが出たりした為に断念しました。

    その後、Twitterでパシブログのトップページがなぜ全文表示になっているのかという話から、バージョンが古すぎて抜粋表示が上手くできないという事をツイートし、その流れで@___shiro_さんからWordPressの専門家?の@wokamotoさんを紹介して頂き、エクスポート部分の作業をお願いする事になりました。

    メールで何度かやり取りする中で、自分でやらなくて良かったと感じるほど複雑な作業が必要だった事が分かりました。バージョンアップはこまめにやっておかないと大変になる場合がありますが、ここまで間が空いてしまうとそんなレベルの話ではないようです。しかもMEですからね。MEなんてもうその存在を知らない人も多いですよね。

    エイブルネットからエックスサーバー(ムームードメイン)に移転したのですが、サーバー移転に伴い、ドメイン移管が必要になり、この作業も数年ぶりだったので、少し戸惑いました。これについては、エイブルネットからエックスサーバーへの引越しをご覧ください。

    デザインについて

    WordPressME2.0からWordPress3.2へのバージョンアップという事で、旧デザインをそのまま使うのは難しいと思っていました。結果的には意外にもそのまま使用する事が出来たのですが、将来的なことも考えて良い機会だったのでテーマを変更する事にしました。

    他の管理サイトと同様にSEOテンプレートの賢威を使おうかとも思ったのですが、それなりにブランディングに力を入れてやってきたブログなので、オリジナリティを出す為にデフォルトテーマのTwenty Elevenを修正して使うことにしました。

    一からテーマ作りに挑戦しても良かったのですが、そこまでの知識とデザイン力がありませんし、時間も無かったので修正する形で進めました。Twenty Elevenは、HTML5という事で戸惑うかと思いましたが、何の問題も発生しませんでした。

     

    Twenty Eleven 1.2のカスタマイズ

    ※classicにしろtwentytenにしろ、WordPressのデフォルトテーマを使う場合は、必ずテーマファイルが格納されているフォルダ名を変更してアップロードしてください。そうしておかないと、WordPressの自動アップグレードなどを行った際に、テーマファイルが上書きされてしまいます。

    デザイン

    ヘッダー部分を全削除して、完全に書き換えています。ヘッダー部分のソースはheader.phpに直接記述しています。画像は@Cubismerさんに作って頂きました。今回のヘッダーデザインについて関連する記事を書かれています。タイトル文字へのこだわり

    ヘッダーに作成した大外枠のdivに背景設定で1枚の画像を読み込み、そこにロゴや運営者情報用のアンカーテキストを記述し、CSSで位置調整と非表示設定(画像置き換え)をしています。非表示設定はvisibility: hidden;を使用しています。

    これはSEOの為の画像置き換えという事ではなく、こうした方が修正が楽になるので、私が良く使用する方法です。以前はSEOの観点から使用していた画像置き換えですが、今はそういった使い方はしていません。

    検索窓については、<?php get_search_form(); ?>をdivで囲ってそのdivに対してCSSを設定して位置調整しています。検索フォームはid=”searchform”でCSS設定がされていましたので、この部分を全削除しています。

    メインコンテンツ部分はあまり変更していませんが、余白を少なめにして、サイドバーとコンテンツ部分の横幅を広げています。また、グローバルナビゲーションの下にパンくずリストを設置しました。h2、h3、h4は旧デザインのをそのまま使い回しています。

    Twenty Elevenはsingle.phpにサイドバーが無いタイプなので、サイドバーを追加しています。サイドバーのh3は背景設定で画像を読み込んでいます。

    SEO

    SEOの部分はほとんどをプラグインで行っていますが、h1とh2については、index.phpやsingle.php、category.php、archive.phpで変更しています。

    h1はパンくずリスト部分に設置していて、h2はページタイトルです。あとは、index.phpの続きを読むにページタイトルが入るようにしています。これはあまり意味が無いとは思いますが、なんとなくです。

    他にもチョコチョコ修正した気がしますが、記録をとっていなかったので憶えていません。記憶に残っていないという事は大した事はやっていないと思います。

    最後に使用しているプラグインをご紹介します。

    今使っているプラグイン

    SEO関連

    SEOとは関係の無いプラグイン

    Special Thanks

    @wokamotoさん
    WordPressのプラグインを作ったりしているWPのスペシャリストです。dogmap.jpメモとかを書いている方です。WordPressの事ならなんでも知っているような印象を持っています。

    WordPressME2.0からWordPress3.2へバージョンアップするために、旧MySQLデータをエクスポートしてくれた方です。この方がいなければ今回のパワーアップはありませんでした。

    お話した当日に作業に入って頂き、翌日にインポートしたりブログに反映させる為の作業書を頂き、その後の相談にも乗って頂きました。ME2.0を3.2にする為には、思った以上に作業が多かったのですが、説明がとてもわかりやすく、レスポンスも超速だったので、とても助かりました。本当に自分でやらなくて良かったと思いました。感謝の言葉しかありません。

    @___shiro_さん
    色々とゴイスーな人です。かちびと.netを書いています。今回、自分ではWordPressのバージョンアップが出来なかったので、放置する事を決定した事をツイートしたら、それを見たシロさんが@wokamotoさんを紹介してくれました。

    シロさんにはお世話になりっぱなしで、弾丸が7発充填されているので、早く恩返しできる日を楽しみにしています。

    @Cubismerさん
    Webutubutu!を書いています。今回のヘッダーデザインをして頂きました。とにかく迅速丁寧で気遣いが出来る人なので、色々とわがままを聞いてもらいました。お話した3日後に、デザイン案を10個も提出して頂きました。

    修正案を出してからの修正作業もとにかく早くて的確で、そのおかげでドメイン移管作業に早く移る事が出来ました。ちなみに私のTwitterアイコンを作ってくれたのもCubismerさんです。愛称は地藏さんです。

    その他、@hlwmeさん、@ishikawa_3winさんなどに、Twitterで助けて頂きました。ありがとうございます。

    そして、最後にTwitter様、あなたがいなければ今の私はいません。超感謝しています。今後ともよろしくお願いします。

  • ブログの更新頻度を落としてみて分かった事

    1年半ほど前に、「ブログの更新を続ける意味とストップする事による弊害」 という記事を書きました。そこまでしてブログを続ける理由は無いという意見も多いと思いますが、一度更新をストップしてしまうとやはり色々と大変だという事を実感しました。

    2010年の8月の記事の中で、完全にエネルギー切れという事を述べましたが、この頃はブログの更新をストップするかどうかで悩んでいました。沢山の激励コメントを頂きましたが、この時点でブログを書くのを止めるとは言っていないのに、お疲れさま、お休みくださいコメントが多いという事は、完全に記事にも変化が出ていたという事ですね。

    返信コメントを見ても疲れている事がわかります。正直、当時はこういったコメントも全く心には響かなかったのですが、今見ると泣けてきます。本当にありがとうございます。

    その後は、少しずつ更新間隔が空いてしまい、5ヶ月間ほどは月一以下の更新頻度となりました。2011年1月末から週一更新を再開したわけですが、以前の状態に戻すのは思っていた以上に大変でした。

    やる気なんてものは待っていても出てこない

    完全に休んでいたわけではないので、記事の書き方を忘れたり書くスピードが落ちるという事は無かったのですが、ブログに向かう気力がなくなってしまっていたので、それを取り戻すのに時間がかかりました。

    休息を取ればリフレッシュされて、やる気が出てくるということはあると思いますが、休んでいる時間が長くなると逆効果になってしまいます。やるのが当たり前になっている状態の休息は良いのですが、休むのが当たり前になってしまうと、再開するモチベーションが無いんですね。

    いつまで休んでいつから再開すると決めていた場合でも、仕事とは違うのでズルズルと行ってしまうものです。やる気が出てきたら再開すれば良いという意見もあると思いますが、やる気は突然出てくるものではありません。やる気は体を動かす事で徐々に出てくるものという事が良く言われますが、本当にそうだと思います。

    私自身も急にやる気が出てきてたので、ブログの更新頻度を上げたというわけではなく、2週続けて記事を公開したことで、徐々にやる気が出てきて更新頻度が上がり、前の状態に戻ったというわけです。後ろ向きにブログを書いている時は、アンテナも大して張っていませんので、直ぐにネタ切れという事になってしまうのですが、前向きに取り組んでいる時は、小さな事でもそれを拡げたり、他の視点で見る事ができるので、ネタなんていくらでも見つかるんですね。

    時には休息も必要だとは思うのですが、始めのうちはリフレッシュを目的としていたものが、その内このままでも良いかなと思うようになり、いつの日か完全休業になってしまうものです。特に非営利ブログの場合には、元々書く理由なんてありませんので、一度ストップしてしまうと再開するのが難しいと言えます。

    特に書いていた期間が短い場合には、再開することは不可能と言えます。ストップと再開を何度も繰り返す人がいますが、これはその人がいい加減という事や飽きっぽいという事ではなく、人間の行動として当たり前の事なんだと思います。

    人間の脳は基本的に良い記憶を残し、悪い記憶を排除していきますので、ブログを書き始めた頃の楽しい記憶が蘇り再び書き始めてみるものの、そのうち面倒になってしまい更新頻度が落ち、完全にストップしてしまいます。そして時間が空いて、ふとしたきっかけでまた書き始めるというわけです。

    ブログは長期間続けないと見えてこない事が多いものです。ブログの力を実感する為には、とにかく更新をストップさせない事が大切です。2年以上続けてみてそれでも何の効果も実感できなかった場合には、おそらくその後も実感できることは無いでしょうから、他の方法を見つけてみてください。

    更新頻度とアクセス数の変化

    ブログの更新がストップする事で当然アクセス数が減る事になります。今まで頻繁に訪問してくれていたリピータが徐々にいなくなる事はもちろんですが、古い記事しかないブログには魅力がありませんので、新規訪問者がリピータになる確率も下がる事になります。

    また、検索エンジンは更新頻度の高いサイトを評価しますので、更新頻度が落ちる事でサイト評価が下がり、検索エンジン経由のアクセス数も少なくなっていきます。

    QDFを除き、特定のキーワードにおいて、更新頻度が直接的に検索順位に影響を与えることはあまりないのですが、新しい記事がインデックスされているという事は、サイト評価の重要な部分です。

    当ブログは、完全に更新が止まっていたわけではないのですが、更新頻度を落とす事で、どれぐらいアクセス数に影響があるのかを見てみます。

    更新頻度が落ちると・・・

    月一更新が定着してきた2ヶ月間と、週一更新だった頃の2ヶ月間のアクセス数の推移です。全体のアクセス数としては、PVで28%ダウンとなっています。11/19と12/2に記事を更新していますが、週一更新の頃のように、更新すればアクセスが増えるという状況ではなくなっている事がわかります。

    一年前と比較しても良かったのですが、そうなると記事の量の関係も出てきますし、1年前ははてブを狙った記事を書いていたので、アクセス数に大きな差があるため、そういった影響がなさそうな所と比較してみました。

    新規訪問者(New Visitor)の減少と比べる、とリピータ(Returning Visitor)の減少が顕著に現れています。記事を更新していないので、当然と言えば当然ですね。

    検索エンジン経由のアクセス数はそれほど減っていませんが、新しい記事が減るのでその分の影響を受けています。更新頻度が落ちた期間が半年ほどでしたので、これが長期に渡る場合にはもっと大きな影響が出てくるのでしょう。

    更新頻度を上げても・・・

    直近1ヶ月と更新頻度を保っていた頃の1ヶ月の比較です。3ヶ月ほど更新を続ける事で、やっと元の水準まで戻る事ができました。更新を再開したからといっても直ぐにアクセス数が戻ってくることはなく、休んでいた期間が長ければ長いほど戻すまでに時間がかかります。これはダイエットと同じですね。

    リピータも徐々に増えて来ましたが、以前と比べるとまだまだです。

    検索エンジン経由のアクセスもあまりよろしくありません。ただこれは3月末の変動による影響もあるので、更新のストップとは関係ないのかもしれません。

  • サブディレクトリの検索順位の変動は激しい

    先日、「同一ドメイン内ページの検索順位とサブディレクトリ型の無料ブログ」と言う記事で、アメブロ内のブログの順位変動について述べましたが、その後も順位を観察していたところ、藤田氏のブログの順位が戻っていました。

    Google Chromeでパーソナライズを無効にしてチェックしています。このブログはここが定位置だと思うのですが、なぜ圏外にすっ飛んでいたのでしょうか?アメブロ側で何か修正でもしたのでしょうかね。

    ただ、気になるのは、この間2位にいた「別れさせ屋の社長ブログ」さんが、今度は圏外にすっ飛んでいます。やはり社長ブログの2位の順位は、それぞれのブログが評価されて獲得していた順位ではなく、ameblo.jpが評価されていたという事ですね。

    元々は藤田氏のブログが獲得した順位なのですが、サブディレクトリ型のブログの場合、他のブログに順位を奪われる可能性があると言う事になります。でもなぜ2位 or 圏外なのか。ペナルティを受けているサイトの場合、上位表示と圏外を繰り返す場合がありますが、それとは違うような雰囲気です。

    社長ブログの1000位以内に登場したアメブロ

    2週間ほど”社長ブログ”というキーワードで1000位以内に入ったアメブロ内のブログを調べたのですが、9個ものブログが入れ替わっている事が分かりました。

    http://ameblo.jp/shibuya/(藤田社長のブログ)

    最高順位:2位 Yahoo!カテ、Jエントリー、BPN登録あり

    アメブロを提供しているサイバーエージェントの社長ブログです。日本で最も有名な社長ブログだと思います。順位チェックツール上は、4/13に一度2位になっていますが、目視では確認できませんでした。

    http://ameblo.jp/takapon-jp/(ホリエモンのブログ)

    最高順位:308位 Yahoo!カテ、Jエントリー、BPN登録あり

    元ライブドア社長のホリエモンのブログです。はてブ数がハンパないです。

    http://ameblo.jp/sracoltd/(別れさせ屋の社長ブログ)

    社長ブログで2位にいたブログです。なぜこのブログが2位にいたのかは、いまだに不明です。順位チェックツール上は、4/13に一度圏外になっていますが、目視では確認できませんでした。

    http://ameblo.jp/geocode/(ジオコード社長ブログ)

    最高順位:298位 カテゴリ登録なし

    唯一順位が安定していたブログです。ホームページ制作やSEOサービスを提供しているジオコードの社長ブログです。

    http://ameblo.jp/deguchi/(エンジニア社長のブログ)

    最高順位:278位 カテゴリ登録なし

    次に順位が安定していたブログです。2位を獲得した2つのブログ以外では、最も高い順位を獲得しています。

    http://ameblo.jp/rme-ceo/(社長のブログ)

    最高順位:405位 カテゴリ登録なし

    こちらも比較的、順位が安定していたブログです。RMEという芸能事務所の社長ブログのようです。 titleタグが「社長のブログ」となっているので、SEOを知っているのかもしれません。ただ、ブランディングを考えると絶対にやってはいけないタイトル付けです。

    あとは、以下のブログがランクインしていました。

    http://ameblo.jp/super-salesman/ (最高順位:414位)
    http://ameblo.jp/breit/ (最高順位:421位)
    http://ameblo.jp/maximas/ (最高順位:475位)

    やはり無料ブログではなく独自ドメインブログで

    1000位以内にランクインしているブログに特に傾向は見られず、検索エンジンの気まぐれという感じがします。2位のブログが入れ替わる現象も不可解ですが、2位以外では200位以内にランクインするブログがないのも不思議です。

    アメブロは利用者が最も多いブログで、Webマーケの人の中にはアメブロを推奨している人も多いのですが、利用者が多いということはその分ライバルが多いと言う事になります。SEOを考えないという事であれば、最もアクセスを集めやすい無料ブログサービスと言えますが、 特定のキーワードで上位表示させたいのであれば、やはり独自ドメインブログですね。

    FC2やSeesaaのようなサブドメイン型の無料ブログを選んでも良いのですが、レンタルサーバーが月に200円で借りられる時代ですので、ブランディングや信頼度、ドメインを育てると言う意味でも独自ドメインブログの方が良い事は間違いないでしょう。

    ⇒無料ブログから独自ドメインブログへの移転を考える