ブログは更新されていてこそ価値があると思います。更新が止まることでユーザーの評価はもちろんですが、Googleの評価も下がっていきます。
基本的には、ユーザー評価=検索エンジンの評価なので、ユーザーが価値がないと判断したものは検索エンジンも評価しなくなります。ユーザーの評価というのは、被リンクやソーシャルでの紹介などに繋がりますしね。
当サイトの「SEOブログ」の検索順位ですが、最後の更新から1年ほど経過して、ここまで順位が落ちてきました。一言で言えば、「SEOブログとしての価値はもうない」ということなのでしょう。
これが逆に、今でもSEOブログで上位にいるようだと、おいGoogleこんな順位で良いのか?と思ってしまいますが、下がってきたことで安心しました。
サイト評価を上げる為に更新頻度が重要という人もいますが、それはサイトの種類によると思っています。ニュースやブログなどは更新が続いていないと価値がありません。
一般的なサイトであれば更新が止まっていても順位が落ちないこともあります。全てのジャンルで新鮮さが求められるわけではありませんし、継続的に自然リンクが付いていればなおさら評価も落ちないでしょう。ブログは鮮度が命ですし、どうしても更新が止まっている状態で継続的にリンクが付くというのは難しいです。
ブログをはじめる場合、価値を維持したいのであれば更新を続けなければなりません。当ブログについては、役目は終えましたので、もう更新頻度を上げることはありません。
ブログを書くことで色々なメリットが得られますので、仮に価値が無くなったとしても、得るものは大きいのですが、ブログで飯を食べて行きたいと思っている人は、更新が止まった時点で収益は落ちていくことを憶えておきましょう。
ロングテールSEOというワードも徐々に落ちてきています。
ロングテールSEOのまとめ~ロングテールSEOって何?という方へ~
2012年5月に書いた記事で、更新が続いているうちは上位にいましたが、さすがに落ちてきましたね。
この記事自体の価値は今でもあると思いますが、ロングテールSEOについて書かれた新しい記事がどんどん出てきたことで、相対的な価値が落ちたのでしょう。
当ブログについては、この2つのワードしか追いかけていなかったので、他の順位は分かりませんが、アクセス数も右肩下がりです。
7/7に突如アクセス数が増えていますが、これはDMCA侵害申し立ての記事が、Twitterで軽く拡散した為です。
このブログの存在を知る人もどんどん減っていくと思いますが、SEOブログを更新する時間はないので、あとは時々アクセス数を見て、衰退の過程を追っていこうと思います。
これは主にWordPressやSEOのことに書いていたWPSEOブログです。こちらも更新が止まっていますが、なぜか5月に突如ボカン!が発生しています。その後は右肩下がりです。
これは2012年に作成したがん保険のサイトで、更新が止まってから2年ほど経っていますが、アクセス数は伸び続けています。継続的に被リンクが付いていますので、評価は下がっていません。
これも2012年に作った個人年金のサイトですが、更新が止まってから2年以上経過しています。上下していますが、アクセス数は減っていません。
WordPressやSEOのように、どんどん新しいサイトや記事が出てくるジャンルと、そうではないジャンルの場合、競合サイトの関係でアクセス数に影響も出てきます。アクセス数の増減は、色々な要因が考えられますが、ブログの場合、基本的には更新が止まると評価が下がると思っています。新しい被リンクが付かないとかは別として、動いていることで一定の評価を受けるような感じです。
SEOの神でも解読できないほど、今のグーグルは複雑怪奇なアルゴリズムなのか など10+3記事 | Web担当者Forum http://t.co/vxcmaEDrnC 更新とSEOの関係のところは興味深いし頭が痛い。ブログはそうなんだよね。そしてここが実は大きかったりする。。
— 木村賢(Satoshi Kimura) (@kimuyan) 2014, 12月 11
木村さんはサイバーエージェントのSEO担当者でアメブロのSEOを見ている人です。ブログサービスのアクセス数は、運営側のSEOだけではどうにもならない部分も多いですから大変ですよね。
現場からは以上です。
【追記】
アフィリエイト野郎の方で、放置しているサイトたちの1年前とのアクセス数を比較しました。