SEOはアクセスアップの為の一つの手段ですが、手段が目的になってしまったり、成果を急ぐことでリスクが高まっていきます。SEOにおけるリスクとは、順位やアクセス数の下落、コストや時間の無駄遣いです。
誰も順位を下げるためにSEOを行なっているわけではないのですが、SEOに取り組む多くの人が大幅な順位下落を体験したことがあるでしょう。そういった経験を経てスキルが上がっていくとも言えるのですが、個人的にはペナルティを受けずに済むのならそれに越したことはないと思っています。
パンダアップデートや、ペンギンアップデートと言ったようなアルゴリズムや、不自然リンクに対する手動ペナルティ、原因不明の大幅な順位下落など色々なサイト評価を下げる要素がありますが、共通して言えるのが「ユーザーを無視した取り組み」です。
時間はかかるけど寿命を縮めないSEO
- 成果を急がない
- 第一に訪問者の事を考える
- ビッグワードは狙わない
- コンテンツを作る
- コンテンツを増やす
- ファーストビューに広告を置かない
- ページ全体の広告量を増やさない
- 自演リンクしない
- 有料リンクを買わない
- SEO以外の集客方法も考える
一つ一つ細かく解説しませんが、SEOで成果を上げるためには時間がかかるという事を認識して、訪問者が求めるサイト作りに取り組んでいれば、SEOのリスクはほぼなくなります。
何が正解なのかという事は、その人の立場によっても変わってきますが、リスクを無くしストレスを感じないようにするためには、ビッグワードやミドルワードでの順位アップを狙わずに自演リンクもしないのが一番です。
自演リンクの全てがいけないわけではないですが、自分の都合の良いように考えてしまうのが人間ですので、Googleから100%マイナス評価されない自演リンクというのは難しいものです。SEOを知っている以上、自演リンクはリスクになります。
SEOで寿命を縮めないようにするためには、検索エンジンから適当な距離を取るのが一番です。ある程度経験を積まないと適当な距離も見えてこないのですが、上の10ヶ条を守っていればケガをすることはありません。
SEOブログを読んでいる場合ではない
SEOを理解するためにはSEOの知識を学ぶ必要がありますので、色々な情報をインプットする必要があるのですが、知識は諸刃の剣です。世の中知らない方が良い事も多いものです。
そんな事も知らずにWebサイト制作してるの?
WebマーケやってるのにSEO知らないの?
こういった言葉は無視しましょう。
ユーザーの為にユーザーが求めるサイトを作っていけば、それがSEOになります。ホワイトハットSEOとかブラックハットSEOとかいう話ではなく、SEO?なにそれ?ぐらいの感覚でも良いと思います。
前までは、ある程度のSEOは知っておくべきという考え方だったのですが、ある程度のHTMLの知識があり、「ユーザーの為のサイト作り」を突き詰める事が究極のSEOになると思うようになっています。タイトル付けやアンカーテキストもユーザーのことを考えたサイト作りで自然と最適化されていきます。
そこから収益を上げなければいけないサイトの場合、100%ユーザーのことだけを考えてやっていくのは不可能ですが、上手くバランスを取りながらやっていきたいですね。
経験上、企業サイトのSEOにおいて、社長や決裁権者が中途半端なSEO知識を持っている時のインハウスSEO担当者が一番大変そうだなと感じます。インハウスSEO担当者がまずやらなければいけないことは、検索エンジン最適化ではなくて上司の頭の中の最適化かもしれません。
ということで、久々に「脱SEO」について、何の感情もないままに綴ってみました。
はぁこのSEOブログどうしようかな・・・
SEM-LABOさんが、「リスティング広告で寿命を縮めないために必要なこと」という記事を書かれています。
コメント
“SEOで寿命を縮めない為に大切なこと” への2件のフィードバック
パシさんのサイトはSEO、アフィリエイトサイト共にとても参考にさせていただいておりますので、初コメントさせていただければと思います。
私も以前までは成果を急ぐために自分で被リンクなどを
したりして、結果としてグーグルからのマイナス評価を受けました。
この記事を読むことでより自分の中でコンテンツ作りの重要性。
そしてユーザー目線のサイト作りの重要性を気づかせていただきました。
いつもありがとうございます!_(._.)_
他の記事でも勉強させていただきますね^^
自演リンクは誰もが通る道ですよね。
コンテンツは常に必要になりますしね。