パンダ・ペンギンの影響を受けないサイト作り

以前、「コンテンツ型SEOの趣味ブログを1年間続けた時のアクセス数の変化」という記事の中で、私の父がやっている釣りブログを紹介しました。

あれから半年ほどたったわけですが、その間にペンギンアップデートやパンダアップデートが導入されました。ペンギンは過剰なSEOが対象で、パンダは低品質コンテンツなどが対象となっていますが、SEOを意識していないサイトがどのような影響を受けるのかも気になる所です。

これが、今年の1月からの釣りブログのアクセス数の推移です。ペンギンやパンダの影響は全く受けていないようですね。上がったり下がったりしながらも、アクセス数は徐々に増えており、前回紹介時からは2倍ほどになっています。

このサイトは、土日の落ち込みがなく、GWやお盆などの長期休暇シーズンは逆にアクセス数が伸びる傾向があり、直近1ヶ月のアクセス数では、もう私のブログが負けるような所まで来ています。

「パンダやペンギンの影響を受けないためには、SEOを考えないことが大切です!」と声高に言うつもりはありませんが、SEOを意識しないサイト作りという視点も大切ですね。SEOを知っている時点で意識しないというのは難しいのですが、パンダとペンギンとは仲良くやって行きたいものです。

更新による記事数の増加とコメントの力

上が前回の記事を書いた時のもので、下が現在です。記事数が100記事ほど増えており、コメント数は2倍以上になっていますね。私のサイトが5年間で1,500コメントぐらいですが、1年半であっさり抜かれましたね。

コメントも検索に引っかかりますので、まさに読者と共に作り上げているサイトという感じです。

キーワードカニバリゼーションを気にし過ぎない

前回の記事でも書いたのですが、このサイトはデザイン以外の部分に私の手が入っていませんし、始めの頃に多少SEOについてアドバイスして、キーワードの重要性などについては伝えてありますが、ほとんどSEOを意識していないサイトと言えます。

タイトルなどを見てもわかるように、キーワードカニバリゼーションが発生しまくっています。ページ数が多くなってくると、それぞれのページでアクセスを集めるために、他のページとキーワードがカニバっていないかということを考える必要があります。

重複やカニバリはSEOにおいてかなり重要なものだと思っています。ただ、最近は少し考え方が変わってきています。

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Twitterでもツイートしたのですが、仮に1つや2つメインキーワードがカニバった所で、ページの中身は違うわけですから、当然そこに含まれるキーワードは変わってきます。また、同じキーワードがあっても、異なるキーワードが含まれている時点で、組み合わせという点では無限に広がります。

そう考えると、一般的なサイトやブログであればキーワードカニバリゼーションは、そこまで意識する必要は無いのかなと思うようになっています。ページ数が多くなればターゲットキーワードが同じになったり、似た内容のページはでてきますので、必ずカニバリは起きます。

これは、釣りブログの直近1ヶ月の検索キーワードです。流入キーワード数は8,000を超えています。基本的に釣りのことしか書いていませんし、内容も似たり寄ったりなのですが、それでもロングテールキーワードは、これだけ集められるというわけですね。

ロングテールSEOを成功させる為のポイントはテキスト量

ロングテールSEOを実践している人であれば分かると思いますが、ロングテールSEOを成功させるためには、ページ数とテキスト量が必要です。

1ページ内のテキスト量ということはもちろんですが、1ページで拾えるキーワードの数には限界がありますので、ページ数は多いほど良いということになります。中身のあるテキスト量の多いページを量産していけば、被リンクが無くてもアクセスを集めることができます。

ビジネスサイトの場合、アクセスを集めるだけではダメなのですが、ある程度のアクセスがないと話になりませんので、特にサイト立ち上げ時は、ただただがむしゃらに意味あるページを増やしまくるのも有りなのかなと思います。