アクセス数が落ちた時の対処法~Googleは思っている以上にツンデレ~

日本にもパンダアップデートが導入されましたが、その時にアクセス数が落ちたサイトがいくつかあります。

全てのサイトがパンダの影響ではないかもしれませんが、今は修正すべき箇所は修正したので、次のパンダアップデートの更新を待っている所です。紹介した3サイトについては、今の所アクセス数は全く回復していません。

パンダアップデートに限らず突然アクセス数が減ることは珍しくありません。ペンギンアップデートや不自然リンク警告からのペナルティなどがありますが、それ以外でもちょっとしたアルゴリズムの更新が、自分のサイトにとっては大きな影響を与えるという事も考えられます。

そこで、アクセス数が落ちた時全般に言える対処法を考えてみたいと思います。

アクセス数が落ちた時の対処法

  1. 確実に問題がありそうな箇所を修正する
  2. Googleの一時的な勘違いだと思い込む
  3. Googleのツンツン期間だと思い込む
  4. アクセス解析の不具合だと思い込む
  5. 元々今のアクセス数だったと思い込む
  6. 他のサイト作りに没頭する
  7. 逆に更新しまくってみる
  8. いい機会なのでブラックなことに手を染める
  9. 何もせずにひたすら待つ
  10. サイトの存在を忘れる
  11. はいはいワロスワロス

具体的な対処法を期待していた方には申し訳ないのですが、今回はアクセスが減った時の精神的な対処法ですね。

急激なアクセス数の減少を食らうと、どんどん不安になってきてしまうのですが、意味のない修正を繰り返したり、修正したことによる悪影響などを考えだすと負のスパイラルに陥ってしまいます。

パンダアップデート対策として、canonicalやnoindexの挿入、ページの削除を実行したら余計アクセス数が減るという事もあるでしょう。原因が特定できない場合、問題のありそうな箇所を修正する人が多いと思いますが、本当にそこが問題箇所なのかはGoogleにしかわかりません。

明らかなゴミページを削除したり、完全なる重複ページをカノったり、noindexにしたりするのは良いと思いますが、必要なページまで消してしまうのは問題です。

SEOでは待つのも仕事

検索エンジンの性能が上がったことで、修正を加えたことによるランキングへの反応が早くなっています。しかし、全ての情報が即時にランキングに反映されるわけではありません。

特にパンダアップデートやペンギンアップデートのようなオフライン更新の場合、サイトの修正が検索順位に反映される為には、次の更新を待たなければいけないという話があります。

個人的には、アルゴリズムに組み込まれているのであれば、マイナス評価の原因箇所を修正すれば現時点で組み込まれているパンダやペンギンを元にして順位が戻る可能性が十分にあると思うのですが、ネット上の情報では、サイトを修正して次の更新を待つというのが標準的な考え方のようです。

パンダやペンギンなどでは、なぜ更新時にしか順位に反映されない(影響を与えない)のかが良くわかりません。既に存在するアルゴリズムによって、サイトの修正がパンダやペンギンに、プラスやマイナスに働くことはないのでしょうか。

これらのアルゴは完全に別処理になっていて、一度処理したサイトについては、その後サイトに修正が加えられたとしても、次回の更新まで加味しないのでしょうか?この辺は、誰か詳しい人に解説して欲しいなぁと思っています。

いずれにしても修正後のサイトに何の問題もない場合でも、それがランキングに反映されるまでに時間がかかる事も少なくないので、やるべき事をやったら待つ事が大切です。

修正したのに全く順位に影響がないと、他に問題箇所があるのではないかと思ってしまいます。修正後にさらにアクセス数が減ったりすると、他の要因であっても修正した所がいけなかったのではないかと思い込み元に戻したりもするでしょう。

修正したままにしておけば、いずれアクセス数が回復したのに元に戻してしまったが為に、一向にアクセス数が回復しないという事もあり得ます。順位が落ちたりアクセス数が減るとどうしても修正を加えたくなります。私自身も何だかんだで細かい部分も含め気になる点は全て修正してしまいます。

ただ、何もしていないのに順位やアクセス数が戻ることも珍しくありませんし、何もしない勇気というか、一旦そのサイトのことは忘れる事が必要な時もあるのかなと思います。

問題点を放置しろという事ではありませんし、サイトを捨てろという意味でもありませんが、SEOでは待つのも仕事ということですね。

企業サイトやネットショップのような売上に直結するようなサイトの場合、放置するというのは難しいですし、管理サイトが1つしかない場合、どうしても色々と修正を加えたくなってしまうのですが、他の作業で気を紛らせるということも大切だと思います。

気になってしょうがないのであれば、逆にとことん修正してみるというのでも良いですし、どうするかはアナタ次第ですが、とりあえず落ち着いて対処したいですね。でも、大幅なアクセス減とかは、何度か体験したことがないと焦ってしまいますよね。私の場合、何度か体験したことがあっても焦ってしまいます。

Googleは思っている以上にツンデレ

前回の「アクセス数減少から回復したサイトがまた逝き、そしてまた生還する」という記事の中で紹介したサイトのアクセス数の推移ですが、なかなか面白いことになっています。

二度目の復活後はうなぎ登りですね。記事を増やしていることによる効果が最も大きいですが、前回の記事を書いた時には順位が戻っていなかったキーワードが戻ってきて、アクセス数が爆発しています。

短期間で二度のアクセス減は初めてだったのですが、二度目の下落の時はまさに、はいはいワロスワロスという気持ちでした。そのうちまた戻るでしょうと思いつつ記事を書きまくっていました。(記事を公開したのは、復活してからです)

Googleは思っている以上にツンデレです。現在は、デレデレ期間に入っているようですが、そのうちまたツンツン期間が来るのかもしれません。ツンデレ効果により、一度減ったものが増えると、前回と同じ位置だとしても嬉しさ10倍ですので、復活する日を夢見て頑張るしかありません。