アクセス数減少から回復したサイトがまた逝き、そしてまた生還する

少し前に、「Googleの警告ペナルティ解除後にアクセス数が激減したサイトが復活!」という記事を書きましたが、そのサイトが面白い動きをしているので、取り上げておきます。

タイトルにあるように「瀕死⇒復活⇒瀕死⇒復活」を繰り返しています。新規ドメインでは時々見られる動きなので、Googleが評価に迷っている可能性もあるのですが、元々手動ペナルティを食らっていたサイトで、原因が色々考えられるだけに良くわかりません。

これが前回紹介した所までのアクセス数です。ペナ解除後にアクセス数が大幅に減少したものの、その後復活しています。

そしてこれが、復活後に再度ノックダウンし、再び立ち上がった状態です。実は前回の記事をアップした時には既に、再瀕死状態だったのですが、ガッツリ記事を書いてしまった後に瀕死になったので、まぁいいかということでアップしました。

今回の瀕死期間はおよそ2週間です。アクセス数の落ち方は前回の復活直前と同じぐらいで、600から200ぐらいに減っていました。再復活後にアクセス数が一段階増えているのは、記事を追加した為です。記事を書いて素直に反応してくれるのは嬉しい限りです。

これがまさに、逝ってしまった日の時間別アクセス数です。7/11の13時か14時にアクセス数が減少しているのがわかります。

これが復活した日の時間別アクセス数です。復活したのも14時頃ですね。

前回の減少と復活も同じような時刻だったのですが、今回も時刻が同じになりました。何かタイマーをセットされていて、その時間が過ぎたら自動的にペナルティが解除されるような感じです。

記念にアクセス数が復活した時の検索順位をキャプっておきました。元に戻っただけなのですが、一度にほとんどのキーワードの順位が戻っていることがわかります。

ただ、全てのキーワードの順位が元に戻っているわけではなく、中途半端に戻るものや逆に以前の順位よりも高い位置で戻ってくる場合もあります。復活後も多少大きな変動が見られます。

順位が落ちている間に他のサイトたちも変動しているので、その影響もありますが、キーワードによって戻る位置は様々です。

前回、復活した時に、いくつか記事をパクられていて、ドメインが弱い私のサイトがコピーしている側と判断されたのではないかという話をしましたが、今回順位が落ちている時に、パクったサイトが上位に来ることはありませんでした。

復活 ⇒ 瀕死 ⇒ 復活の流れ

単なるGoogleの気の迷いのような気もするのですが、一度アクセスが戻った所で色々やっており、それによって再び落とされたのかもしれませんので、その後にやった事をまとめておきます。日にちはズレがあるかもしれません。

  1. 6/30・・・アクセス数が復活する
  2. 7/1・・・トップページの下部にあったリンクユニットを追加
  3. 7/5・・・旧ドメインからmetaリフレッシュでリダイレクト
  4. 7/9・・・トップページの広告の位置を上に上げる
  5. 7/11・・・アクセス数が激落ちする
  6. 7/11・・・リンクユニットを削除、リダイレクトをリンクに変更
  7. 7/18・・・サイドバーと記事下の広告を削除し内部リンク化
  8. 7/27・・・復活!

アクセス数が戻ったことで安心して、削除していたトップページの下部にあったリンクユニットを復活させます。リンクユニットというのは、リンクの塊のことなのですが、商品名キーワードで上位表示したいページのリンクを10×4貼っていて、アクセスが減少した時に外したのですが、復活させてみました。

手動ペナルティを解除してもらう時に、301リダイレクトを解除したわけですが、旧ドメインがもったいなかったので、metaリフレッシュの1秒で転送することにしました。0秒にすると301と同等と取られる可能性がありますし、canonicalでも同じように取られる可能性があるので、ページ内にサイトを移転したことを記述し、1秒で転送という選択をしました。

3秒でも5秒でも良かったのですが、それだと離脱してしまう人が増えそうだったので、一瞬元のページを見せて強制的に転送という形にしました。

そして、アクセス数が減った時に位置を下げていたトップページの広告を元に戻しました。記事のサイドバーや記事下の広告はそのままです。その後、数日経った所で、再びアクセスが激減することになります。

再復活のために実施したこと

再度アクセス数が落ちた時の絶望感は、かなり大きかったのですが、またブログのネタが一つできたというエセポジティブさの元、再度サイトを見直すことにしました。

とりあえず、トップページのリンクユニットを削除し、meta1秒の転送を解除し、単純に新ドメインへリンクを貼る形に変更しました。

その後、パンダアップデートが実施された事で、大幅にサイトを修正することにしました。トップにあった広告を全て削除、全ページのサイドバーと記事下にあった広告を全て削除し、商品紹介ページヘリンクを貼るためのバナーを設置して、広告直貼りから専用ページへ飛ばす形に変更しました。

その後10日ほどで復活しましたが、結局原因はわからずじまいです。1つずつ修正しながら様子を見ても良かったのですが、1つずつやった所で、原因を特定するのは難しいですし、何もしなくても戻った可能性もあります。

ただ、以前の状態が広告過多の完全なるアフィリエイトサイトだった事は間違いないので、現在の状態がユーザーにとっても検索エンジンにとってもベストだと思っています。

アクセス数が再び戻ってからは、記事下に広告を1つ追加した事以外は、何もせずに記事をバンバン追加しています。記事を追加したことで、アクセス数が増加傾向にありますので、このまま安定してくれる事を願っています。

これは、ここ数カ月のPVなのですが、広告量を大幅に減らしたことで、今は前回アクセス数が戻った時の2倍ほどのPVになっています。(記事を増やしてからは3倍)

PVの異様な伸びに何かアナリティクスの設定を間違えていたり、コードを2つ貼ってしまっているのかと思ったのですが、単純に広告が表に見えなくなった事による効果のようです。

現時点では、以前のアフィリエイト報酬には達していませんが、今後も記事を追加していってどうなるのかを見ていきたいと思います。それより何より再びGoogleさんに捕獲されないように注意したいですね。

注意すると言っても、今回はバナーを1つ貼った事以外は、マイナスになるようなことを何もやっていませんし、このバナーもいずれ外す事になるので、ただただ祈るしかありません。復活した時は気持ちが良いのですが、復活後に落ちるあの感覚はもう味わいたくないですね。