Googleの検索結果に著者情報を載せる為の手順

日Googleでも検索結果に著者情報が載るようになりました。既に米Googleでは導入済みで、いまかいまかと待っていた方も数人いると思いますが、やっとキタという感じです。

検索結果に著者情報が載ることで、そのサイト(ページ)の信頼度が上がる、ユーザーに認知して貰えるという効果が期待できますので、サイト管理者は設定しておいた方が良いと思いますが、意外と設定が面倒というかわかりづらい部分があるので手順をまとめておきます。

ちなみに、Googleアカウントでログインしていない状態でも表示されますので、インパクトは大きい気がします。ただ、あくまで個人の著者情報ですので、企業サイトでは利用しづらいでしょう。

複数人でブログを書いているケースで、記事ごとに異なる著者情報を表示したい場合には、「WordPressのカスタムフィールドを使って記事ごとに異なる著者情報を設定する方法」をご覧ください。

著者情報を載せるための手順

  1. 管理サイトからGoogle+アカウントへリンクを貼る
  2. Google+にサイトを登録する
  3. リッチスニペットツールで設定確認
  4. 待機

Google+のアカウントが無いという方は先に作っておきましょう。手順としてはこれだけです。全然難しくなかったですね。でも意外とすんなり行かないことも多いのです。私がそうでした・・・ちなみにGoogleの公式情報は検索結果内の著者情報で確認することができます。

上記の方法ではなく、載せたいサイトのドメインで管理されているメールアドレスを登録して確認する方法もあるのですが、複数サイト運営者の場合や、自分が管理しているドメインではない場合、この方法は取れないと思いますので、サイトからリンクを貼る形で説明していきます。

※メールアドレスでの確認方法は、海外SEOさんの「Google、コンテンツ著者をメールアドレスで確認可能に。rel=“author”の設定は不要」をご覧ください。なお、メアド確認では後述するリッチスニペットテストツールでは確認できないとのことです。

1. 管理サイトからリンクを貼る

当ブログのフッター部分を見て頂ければわかりますが、このようにGoogle+の自分のアカウントへリンクを貼ります。(サイト管理者と付ける必要はなく、アンカーテキストも任意の文字でOKです。)

<a href=”自分のGoogle+のURL?rel=author”>名前</a>

リンクの形式はこのようにする必要があります。自分のGoogle+のURLというのは、私であれば「https://plus.google.com/102683522896858553140」の事です。数字の後に?rel=authorを付けるということですね。

【追記 6/29】
自分のサイトであることをGoogleに伝える為に、サイト内からリンクを貼るよりも簡単な方法がありました。

head内に
<link rel=”author” href=”Google+のURL” />
と記述するだけでOKです。

WordPressであれば、All in One SEO Packなどのプラグインで対応することも可能です。

2. Google+にサイトを登録する

Google+にログインしている状態で、このリンクを踏めば登録画面に切り替わるようですが、上手くいかない場合には以下のようにGoogle+の画面を進んで行きましょう。

プロフィール編集多面の下の方に「投稿先」という欄がありますので、ここに先ほどリンクを貼ったサイトを登録します。その下に「リンク」という項目がありますが、これは偽物です。私はこいつにやられました・・・

リンクはいくつでも登録できますので、著者情報を出したい管理サイトを登録して行きましょう。(複数登録する場合には、全てのサイト内に手順1のリンクを貼っておく必要があります。)

なお、検索結果に表示される著者情報にはアイコンが表示されますので、事前にプロフィール写真を登録しておきましょう。アイコンによってはクリック率が上がるとか下がるとか言う噂です。確かにインパクトが大きいので多少影響がありそうですね。

3. 設定確認

リッチスニペットテストツールを使って設定が間違っていないかをチェックします。

URLを入力して、Previewをクリックして、このような画面になれば設定はOKです。Google search previewの部分に指定したアイコンが表示されていない場合、どこかの設定が間違っています。このツールは設定をリアルタイムで確認できますので、設定直後に確認しても大丈夫です。

4. 待機

設定が完了したら待ちます。どれくらい待てば良いのかわからないのですが、設定後2~3日経った私の著者情報はまだ表示されません。クロールされるまで待ちましょう。(現時点では、同じキーワードでも環境によって見えたり見えなかったりするようで、既に私の著者情報が見えている方もいるようです。)

なお、設定できているサイトでもキーワードによって表示されたりされなかったりもします。アイコンが顔写真じゃないと表示されないという事は無いと思いますが、今のところ表示されている方は顔写真や顔イラストの方ばかりですね。

検索結果にこんな形で表示されるようになります。上記は、info:コマンドで表示した状態です。

ちなみに、検索結果に表示される名前は「名」「姓」の順番になりますので、日本語だと何ともダサいことになります。登録時に姓名を入れ替えても良いのです が、やはりローマ字表記がいいですかね。なお、Google+の名前変更は2年で3回までという制限が付いていますので、安易に変えない方が良いでしょ う。

»Googleの著者情報は顔写真や顔のイラストじゃないと表示されない!?