再審査リクエストについてGoogleの中の人から重要な発言が!

先日、幸運?にも不自然リンク警告をもらい、現在絶賛アクセス数が徐々に右下がっている状態なのですが、本日Googleウェブマスターフォーラムで、Googleの中の人が、再審査リクエストについて重要な発言をしていますのでピックアップしておきます。

再審査リクエストにまつわる 3 つの誤解

みなさまから送られた再審査リクエストは、専門のチームが人手で確認しています。そのため、リクエストの中に、違反箇所やその修正内容・方法について具体的に記述していただくほど、再審査がスムーズにおこなわれる可能性が高くなります。

数多くのリクエストの中には、「もうやれることはやり尽くしました。許してください。」といった言葉が添えられているケースや、謝罪の言葉を含んだリクエストが何度も送られてくるといったケースも見られます。

しかしながら、Google では検索結果の品質と公平性を維持するという観点からガイドライン違反箇所が残っている場合はペナルティを解除することはありません。すなわち、ガイドライン違反箇所が残っている限りは再審査リクエストを何度送信して頂いても、それは意味のあることとは言えません。

全文転載させて頂きたい所ですが、超重要っぽい箇所を引用させて頂きます。

前回の記事で、「警告 ⇒ 再審査 ⇒ 再警告」という流れがもしかしたら自動化されているのでは?という話をしたのですが、再審査リクエストの処理は手動で行なっているという事のようです。

現在、物凄い数の再審査リクエストが送られてきていると思いますが、担当者が頑張っているということなのでしょう。警告が手動なのか自動なのかはわかりません。

機械的な対応をしてくる事が多いGoogleですが、相手は人間ですので、コミュニケーションが大切という事なのでしょう。ちゃんとしたリクエストを送るのが面倒だからといってテキトウに書いたリクエストをしていると永久に問題が解決しないかもしれません。

謝罪しても意味が無い?

今回のGoogleのコメントを見る限りでは、違反箇所が残っている状態で、再審査リクエストを送っても意味が無いと完全に言い切っていますね。

SEO業者名などを出して、どうしても外せないリンクで、もう今後一切こういう不正リンクは行いませんので、許して下さい。という事を書くと許される場合があるという話は聞きますが、それが否定された形になります。

ただ、これはあくまで表向きというか、頑張れば(時間やお金ををかければ)外せるリンクなのに、外せません。どうかお許しを、と言ってくる人が多いので、釘を差した形なのかもしれません。

相互リンクや中小検索エンジンからのリンクなど、有料リンク以外でもどうしても外せないリンクというのは存在しますからね。外すことへの最大限の努力はすべきだと思いますが、どうしても外せないものに関しては、どうして外せないのかという事を明示してリクエストするしか無いと思います。

再審査リクエストにはなるべく詳細を書く

「リクエストの中に、違反箇所やその修正内容・方法について具体的に記述していただくほど、再審査がスムーズにおこなわれる可能性が高くなります。」

と仰っているように、リクエストする場合は、削除したリンクや修正内容などを具体的に書いた方が良いということですね。

私自身、それはわかっていたのですが、削除したリンクのURLを書くのが面倒で、どういったリンク元からのリンクをいくつ外したのかということだけお伝えしました。

その後3週間ほど経っていますが今のところ何の返信もありません・・・

違反箇所が残っていて再警告を受ける場合、比較的早く返信が来ることもあるようですが、リクエストに対し何ヶ月経っても何の返信もないという話も良く聞きます。返信がない場合、リクエストが処理されていないのか、ペナルティが解除されたのか、違反箇所が残っているのか良くわかりませんね。

ペナルティが解除されたとしてもリンクの削除により、以前よりは順位が落ちたりアクセス数が減ることもあるでしょうし、そんな状態で返信なしだと判断が難しいですよね。こちら側の都合なのですが、どういった形で処理した場合でも、リクエストが処理されたという意味で必ず返信が欲しいですね。

ペンギンアップデートといい、ブラックハットSEOは今後さらに厳しくなっていくと思いますので、普通にSEOしてペナルティを受ける可能性をゼロにして、こういった話題は遠くから見つめる感じで行きたいですね。

第三者からの攻撃の場合は?

これだけ不正リンクとペナルティが話題になると第三者からの攻撃により不正リンクを付けられた場合にどうなるのかという問題もありますよね。

Googleが完全に、自演なのか攻撃なのかを判断できていれば良いのですが、それは難しいような気がします。仮に攻撃リンクを受けて、それが原因で警告を受けたりペナルティを受けた場合、こちら側でそのリンクを外すことは不可能なわけですから・・・

調べ尽くせばそのリンクを誰が張っているのかは分かりそうなものなので、そもそも実施する人がいないという話ではありますが、違反箇所が完全に取り除かれないとペナルティは解除されないと言われるとネガティブSEOが気になりますね。

まぁでもそんな事を気にしてもしょうがないので、とりあえず自然リンクを集められるコンテンツを作るしか無いですね。

【追記 4/30 8:12】
海外SEOさんが「外せないリンクがある場合にどうすればいいのか」ということに関し重要な記事をアップされています。

»警告を受けたにも関わらず外せない不自然リンクにどう対処すべきか?

リンクが残っていると絶対にダメということではないようですね。ただ、やれることは全てやって大半のリンクは外せたが、それでもどうしても外せないリンクがあるという事を根拠を元に説明できないとペナルティ解除は難しいということのようですね。

»Googleの再審査リクエストのやり方