Googleに負けない理想的な有料リンクとは

先日、「有料リンクや大量の自演リンクに頼らずとも出来る事は沢山ある」という記事を書いておいてなんですが、今回は有料リンクを利用する場合の注意点を述べておきます。有料リンクを使うことは推奨しませんが、現時点で最もSEO効果が高いのは被リンクなわけで、実際に使用しているサイトも多いわけですから、リスクを認識した上で使う分には良いのかなと思っています。

1年半ほど前に「有料リンクを買う時に確認しておきたい5つの事」という記事を書いていますが、2011年にGoogleが有料リンクを含む不正リンク利用サイトに対して警告やペナルティを与えるようになり、状況がだいぶ変わっているように思います。

被リンクに対するペナルティについては、SEOまとめさんの「被リンクに対するペナルティ、その切り分けと対応」をご覧ください。

有料リンクを利用する時に確認したいこと

有料リンク自体がGoogleのガイドラインに違反しますので、どんな形態であれ有料リンクはブラックなのですが、今後も当分は被リンクがサイト評価の中枢をなすことは間違いないでしょうから、これから有料リンクを利用する方の参考になれば幸いです。

※どんな有料リンクでも絶対にペナルティを受けないという事はありませんので、リンク購入をする場合には、大きなリスクがある事を頭に入れておいてください。

  1. リンクを受ける側に価値がある
  2. 張ったリンクを外してくれる
  3. リンクの量で勝負していない
  4. 1サイトごとの発リンク数を限定している
  5. クライアントごとにリンク元サイトを作成している
  6. (リンク元を開示してくれる)

1. リンクを受ける側に価値がある

個人的に最も重要だと思うのが、リンクを受ける側のサイトの価値や評価です。どんなリンクを張ってもらうかという事よりも、受け側がどんなサイトなのかという事を見る必要があります。リンクを活かすも殺すも受け側次第という気がしますので、リンクを購入する前に、まずは自分のサイトがリンクを受けるだけの価値があるのかという事を見ておいた方が良いでしょう。

独自コンテンツがあったり中身がしっかりしたサイトになっていれば、有料リンクを利用しなくても成果は出せるのですが、リンクを購入しようと考える時点で成果は出ていないのでしょう。サイトの質は自分で判断できる部分ではないと思いますので、周りの人からの意見を聞いてみるのが良いと思います。

コンテンツが不足している場合には、コンテンツを作るしかありません。企業サイトでもネットショップでもそのジャンルに詳しい人が本気になって考えれば、1つや2つコンテンツは作れるはずです。

2. 張ったリンクを外してくれる

現在、Googleは不正リンクを行なっているサイトに対してGoogleウェブマスターツールで警告メッセージを送るようになっています。不正リンクとは、有料リンクや過剰な自演リンクなどの事です。

有料リンク購入サイト全てに警告メールが届いているわけではないのですが、仮に警告が来た場合にはリンクを外す必要が出てくるでしょう。購入時に説明がある のかはわかりませんが、外すように頼んだ所、莫大な費用を請求したり、物理的に外すことができないという回答をしている業者もあるようです。

そもそも自分でコントロール出来ないようなリンクを利用した方が悪いとは思いますが、有料リンクを利用する場合には、頼んだら直ぐに外してもらえるのかという事を確認しておく必要があります。

@pacificus 契約が終わってもリンクをいきなり外さない会社はあります。どことは言いませんが・・・。
まあ、人力でやってないってことでしょうね。 @pacificus 数百以上のリンクを徐々に外すってかなり大変ですよね。

また、解約した時にリンクを徐々に外して貰える方が良いかもしれません。リンクが一気に増えるのは不自然ですが、同じようにリンクが一気に減るのも不自然ですよね。SEO業者の選び方の中でも書かれていますので併せてご覧ください。

徐々に外した所で、大量のリンクが消えれば怪しい事は間違いないのですが、リンクが外されること自体は珍しいことではありませんので、より自然な形で外してくれる所が良いと言えます。ただ、私が知るかぎりでは、一気に外す業者がほとんどです。

3. リンクの量で勝負していない

リンクは量ではなく質の時代に突入していると言われるようになって何年も経ちますが、いまだに量重視の有料リンクも少なくありません。質を伴った上での量であれば良いのですが、実際には全く評価されないようなリンク元サイトになっているケースも珍しくありません。

昨年あたりから、SEO業者のリンク元サイトがインデックス削除されている事が話題になっていますが、多くの場合中身のないサイトとなっています。ただ、個人的には質が良さそうと感じるサイトでも削除されているケースを見かけます。この辺はあくまでGoogleの判断という事になりますが、どんなサイトであれGoogleがアウトと言えばアウトという事になってしまいます。

リンク元のインデックス削除によってリンク価値が無くなりますので、当然リンクを受けているサイトの評価も落ちることになります。それだけならまだ良いのですが、リンク先にペナルティを与えるような処理をされると厳しいですね。

リンク元の質については、自分で判断するしか無いでしょう。IP分散を売りにしている所も多いのですが、それよりも重要なことはサイトの質だと思います。ただ、リンク購入を考えるような人は、リンク元サイトの質を判断するのは難しいですよね・・・

とりあえず、リンクを張られるサイトに価値があって、量を重視していないリンクを外してくれる業者に依頼すれば、リスクは小さくて済むでしょう。この3つは必須条件とも言えます。

以下は、まさに理想的な有料リンクという事になりますので、条件をクリアするのが難しいと思いますが、探せば見つかるかもしれません。

4. 1サイトごとの発リンク数を限定している

今の主流は中古ドメインを使用した1記事1リンクの形態だと思いますが、記事からのリンクが1つだったとしてもサイト全体で見た場合、関連性の無い沢山のサイトにリンクを張っている状態になっているのが一般的です。

Googleが何を基準にアウトと判断しているのかは分かりませんが、1記事1リンクのサイトでもインデックス削除されているケースがあります。ドメイン全体で見た場合の発リンク数がいくつまでならOKという基準はありませんが、少なければ少ないほど良いでしょう。

ただ、発リンク先が関連性のあるサイトに限定されているのであれば、問題ないような気がしますし、そのリンク元サイトがそれだけの数のリンクを出すだけの価値があれば問題ないでしょう。

どちらにしても重要なことは、リンク元サイトの質と評価という事になりますが、あきらかに1サイトから大量のリンクを出しているような場合には、利用をやめた方が良いかもしれません。ただ、これをリンクを買うような人が契約前に調べるのは難しいですよね。

5. クライアントごとにリンク元サイトを作成している

SEO業者のリンク元で問題になるのが、1サイトから不特定多数のサイトにリンクを張っているということです。これが一般的なやり方ですし、コストを考えるとそうせざるを得ないのですが、クライアントごとにリンク元サイトを作成している業者もあるようです。

既に述べたように有料リンク自体がガイドライン違反ですので、どういったリンク元からリンクを張りますという事を大々的にアピールしている所はほとんどないのですが、問い合わせればある程度の所までは教えてもらえると思います。

また、クライアントごとにサイトを作ってもらえる事のメリットは、リンク元サイトのテーマが統一され、リンク先との関連性が作られる事にあります。リンク評価と関連性は関係ないという意見もありますが、個人的にはあった方が良いと感じています。

でも、クライアントごとにサイトを作って、その契約が終ってしまった場合にそのサイトはどうなってしまうのでしょうかね。そんなタイミングよく同じジャンルのクライアントは見つからないでしょうし。1クライアント1サイト作成というのでは、リンク数的に厳しいですよね。こういった形態でやっている所自体が少ないのですが、管理体制も気になる所です。

6. リンク元を開示してくれる

リンク元を開示するようになっている業者が多いと思いますが、いまだに企業秘密という事で、開示してくれない所もあるようです。開示できない=怪しいという事ではないのですが、リンク元に自信があれば開示できるような気がします。ただ、1サイトから複数のクライアントサイトにリンクしているのが普通ですので、その場合、他のクライアントへの影響を考えて開示できないという事もあるのかもしれません。

契約前にリンク元を提示してくれるのが理想ですがそれは難しいのでしょう。契約後の開示だとしてもリンクを張る前に確認しておきたい所ですが、見る力がないと開示された所で判断できないのが悩ましい所です。

仮に開示してくれない業者だとしても被リンクチェックツールを見ればある程度リンク元サイトが見られます。ただ、被リンクチェックツールとして活躍したYSEの提供が終わった事によって、すべての被リンクをチェックすることが難しくなりました。(YSEに代わる被リンクチェックツールまとめ

しかし、自サイトの情報であればGoogleウェブマスターツールで確認できますので、どこからリンクを張られているのかという事は調べられるはずです。あくまで、Googleが認識しているリンクという事になりますが、ちゃんとリンクを張っているのか、事前に聞いていたのとの違いを判断するのに役立つと思います。

リンク元となっているURLリンクをクリックすると、実際にリンクが張られているページやリンク元ページを確認することができます。

結局は買う側が知識を付けることが最善の策

他にも「リンク元サイトがインデックスされているのか」、「ページランクは付いているのか」、「アンカーテキストやURLが多数指定できるのか」など確認しておきたい事がありますが、結局はリンクを買う人に知識がないと判断できない部分です。

知識を付けることで、有料リンクを利用せずとも成果が出せることがわかってきます。繰り返しになりますが、人工リンク構築によるリスクは日に日に高まっていますので、安易な気持ちで有料リンクを利用しない方が良いでしょう。

これは有料リンクに限らず、自演リンクや相互リンクを行う場合でも同じ事です。今後さらにGoogleはリンクに対して厳しくなっていく事が予想され、コンテンツSEOの重要性は増して行くと思いますので、人工リンク構築に注力している人は、早いところ方向性を変えた方が良いと思います。

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公開日:2012年2月6日
最終更新日:2012年4月17日

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