ロングテールキーワードとドメインパワーの実験途中経過

昨日、ロングテールSEOに関する実験という記事を書きました。実験に参加している全てのページがインデックスされましたので、現時点での途中経過をまとめておきたいと思います。

「ロングテールSEO」というキーワードのの検索順位はこのようになっています。「ロングテールSEO」はスモールワードですので、ドメインパワーがなくてもタイトルタグに含めるだけである程度の順位までは簡単に上がることが分かります。

ただ、直ぐに1ページにランクインできるほど難易度が低いキーワードでもありませんので、現時点では2ページ目から3ページ目の間に滞在しているページが多い格好です。

やはりドメインパワーは重要

  1. パシ:http://www.jweb-seo.com/blog/wordpress/2011/10/30/2391
  2. テンプレ:http://www.seotemplate.biz/blog/seo-taisaku/7484/
  3. 無料:http://www.seo-blogs.biz/2011/10/31/3353/
  4. 野郎:http://afi8.com/2011/10/26/4876/
  5. レンサバ:http://rensabanet.com/blog/6811/

実験に参加している5サイトをドメインパワー(ページパワー)順に並べるとこのような形になると思います。

特にどの記事もTwitterで拡散することは無かったですので、ページが直接的に受けた被リンクの評価は加味しなくても良いと思います。無料SEOの記事だけFacebookのいいねが大量についていますが、Googleはいいねの数を評価することは無いと思いますので、気にしなくても良いでしょう。

この5サイトのうち2サイトの記事だけが1ページ目にランキングされたのですが、それがまさにドメインパワーが強いと思っている2サイトです。

始めに10位以内にランクインしたSEOテンプレートの記事は、記事公開直後に8位になりその後8~10位で維持し、今は2ページ目になっています。

QDFによる一時的な評価だったのか、またこの後1ページ目に戻るのかは分かりませんが、他の3サイトのページが公開直後でも3ページ目が最高順位という事を考えると、やはりドメインパワーが関係していると考えて良いと思います。

こちらが、当ブログ記事の検索順位です。記事公開直後に9位にランクインしました。検索順位チェックツールでは10位になっていますが、現時点でも9位にいます。YahooとGoogleの順位が全然違いますが、これはインデックスに反映される時間の問題やツールの問題ですので、あまり気にしないで下さい。

ロングテールというキーワードの順位を見てもドメインが強い2サイトが上位に来ています。まだ、記事を公開してから間もないため、この後どうなるのかは分かりませんが、初速という意味では間違いなくドメインパワーがあるサイトの方が有利ということが言えると思います。

ドメインパワーを上げるためにサイト全体に被リンクを集める

当然、そのページ自体が大量の被リンクを受ければ話は変わってきますが、ロングテールキーワード狙いの記事は、あまり直接的な被リンクが期待できないと思いますので、その時に重要になって来るのがドメインパワーという事ですね。

Googleから評価されているドメインの場合、サイトテーマと関連性があり、スモールワードをターゲットにした記事を書いた時に、比較的簡単に上位表示されます。競合が少ないロングテールキーワードとは言っても上位表示されなければクリックされる確率が下がってしまいますので、ロングテールSEOを実践して成果を上げる為には、ドメインパワーを上げることが大切です。

サイト全体に被リンクが集まる事でドメインパワーが上がると考えています。トップページに大量の被リンクが集まってもドメインパワーは上がると思いますが、通常有益なサイトの場合ナチュラルリンクは下層ページにも張られるものです。

ナチュラルリンクでドメインパワーを上げるのがベストですが、人工的なリンク構築を行う場合でもトップページだけにリンクを集中させるのではなく、サイト全体にまんべんなく張った方が良いでしょう。

そうすることで、自然と下層ページの検索順位も上がりファインダビリティも向上するので良いことばかりです。トップページのターゲットキーワードの順位を上げるのももちろん大事ですが、ロングテールSEOは手間はかかりますが、誰にでもアクセスが集められるテクニックですので、実践しない手はないですね。


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