不自然なSEO対策とペナルティの可能性
最近のSEOは、上位表示する為にやるべき事というよりは、ペナルティを受けないためにやらない方が良い事の方が増えてきたという声が良く聞かれます。特にYahooにおいては、TDPというやっかいなヤツがありますので、より自然なサイト運営が求められます。
SEO自体が不自然とも言えますが、それを言ったら元も子もないと言うことで・・・
内部SEO
特定のキーワードを強調しすぎ
- タイトルにキーワードを詰め込む
- 見出し全てにキーワードを入れる
- キーワード出現頻度が高すぎる
- 特定のタグを使いすぎる
検索エンジンにターゲットキーワードを伝えたい気持ちが先行してしまうと、どうしでも特定のキーワードを強調しすぎてしまいます。出現率は何%が良いのか、h1はどこへ配置すれば良いのか、このタグは何回まで使って良いのかという明確なルールはありませんが、順位が下落した時に気になる点があるような状態は、やりすぎてしまっているのかもしれません。
無価値なページの量産
SEOでは、1ページ1キーワードというのが基本となりますので、地域名を含めたキーワードで上位表示したい場合や、ロングテール対策を行なう場合など、ユニークなテキストが少ないページを量産してしまうケースも少なくないと思います。
しかし、最近の検索エンジンは、価値の無いページはバッサリと切り捨ててしまったり、一応インデックスはするけど、上位表示はしないというような厳しい措置を取るようになっています。検索ユーザの事を考えれば当然の事なのですが、検索エンジンの事だけを考えてページを作るというのは控えたい所です。
過剰な相互リンク
企業サイトが被リンクを得ようとする場合、相互リンクも一つの手ではありますが、リンク集ページを何ページも作って、大量のサイトと相互リンクするのはやめた方が良いでしょう。上位表示されているサイトを見ると、大量の相互リンクが効いていると感じることも少なくないのですが、同じことをやって成功するとは限りません。
相互リンクは、関連性のあるサイトに限定するという事が大前提ですが、関連性があっても過剰なSEOをしているサイトや、内容の薄いサイトは避けた方が良いでしょう。
関連性の低いサイトへの発リンク
訪問者が興味を持つような価値あるページへのリンクは積極的に行った方が良いと思っていますが、訪問者にもSEOにもメリットが無い様なリンクプログラムへのリンク等を行なっているサイトを未だに見かけます。
ペナルティは何が引き金になるのか分からない部分も多いですし、サイトによって同じ事をやってもプラスに働く場合とマイナスに働く場合がありますが、発リンクがマイナスに働く事も多いですので、外部リンクには注意しましょう。
CSSの画像置き換え
text-indent:-9999px;などのCSSを使った画像置き換えは、使い方が適切であれば特に問題は無いと言う見解を持っていますが、イメージリンクをテキストリンクにした際のプラス効果を考えると、SEOの為に画像置き換えを使う必要は無くなって来ているのかなと思います。
ロゴやグローバルメニューで使われる事が多い、画像置き換えですが、全ページ共通部分のリンク価値が低い事と、altが一応評価される事を加味すると、テキストリンクにこだわる必要は無いでしょう。
時折h1やstrongを置き換えているようなケースも見かけますが、これは危険性を考えるとやめた方が良いかもしれません。
内部SEOのまとめ
何度も申し上げている事ではありますが、内部施策を行なわずに外部施策を行なうと言うのは問題外ですが、内部施策のみで上位を狙おうとする事は、あまりに無謀ですので、内部はほどほどに外部に力を入れる方が良いと思います。
どんなタグを使ってどこにキーワードを入れるかと言う様な事は、考え出すとキリがありませんので、検索エンジンにサイトのジャンルとターゲットキーワードが伝えられれば、それで良いような気がします。
同じ施策を行なっても同じように効果が出ないのがSEO対策の難しい所です。特にドメインパワーが無いサイトの場合、ちょっとした事がマイナスに作用する事も少なくありませんので、気をつた方が良いと思います。
外部SEO
管理サイト同士の過剰なリンク
大手企業などでは、グループサイト同士を全て相互リンクしているというケースも珍しくないのですが、関連性の低いサイト同士の相互リンクはできるだけ避けた方が良いでしょう。
それぞれのサイトが多くのナチュラルリンクを受けているような場合には、オーソリティサイト同士のリンクという事になりますが、自演リンクのみで構成されている場合には、不自然さが拭いきれません。
被リンクのアンカーテキストの統一
SEOは被リンクで成り立っているようなもので、アンカーテキストにキーワードを入れる事は、もはや常識となっているのですが、ナチュラルリンクであればサイト名やURL、ページタイトルなどがアンカーテキストになるのが一般的です。
全てのアンカーテキストが統一されていたり、キーワードのみのリンクというのは明らかに不自然ですので、分散させた方が良いでしょう。
リンクの増加速度
一般的なサイトであれば、被リンクが毎日何本も増えていくと言う事は考えにくいと言えます。それだけ有益なコンテンツを持っているという事であれば話は別ですが、企業サイトのトップページへのリンクなんてそうそう張られるものではありません。
関連性の低いページからの大量のリンク
作為的な被リンク構築を行なう場合、どうしても関連性の低いページからのリンクが増えてしまいます。質の悪い大量の被リンクは最終的にサイト評価を下げる引き金になりかねません。
何年間もしっかりと運営されていて、ナチュラルリンクが大量についているようなサイトの場合には影響がありませんが、開設間もない中身の無いサイトの場合、大きくマイナスに作用する可能性もありますので注意しましょう。
外部SEOのまとめ
こう考えてみると、有料リンクやサテライトサイト制作も含め、外部施策のほとんどが不自然なSEO対策という事になってしまいます。継続してリンクが張られる様なサイトになっていれば外部施策なんて必要ないのですが、実際にはそうは言っていられません。
ナチュラルリンクが8割で、作為的なリンクが2割ぐらいの状態が理想的だと思いますが、逆になってしまっている場合には注意が必要です。自然な外部SEOというのは非常に難しいのですが、リンクは量だけが評価されるわけではありませんので、なんとか上手くやっていきたいものです。


