サイトの価値を高める方法(検索エンジン編)
これからのSEOはキーワードがどうのこうのというよりも、検索エンジンからもユーザからも評価されるようなサイトづくりという事が大切になってくると思います。
今回は、検索エンジンからのサイト評価を高める為にはどうすれば良いのかについて考えてみます。GoogleのSEOに効果的なテクニックと重複する部分がありますがご容赦ください。
検索エンジンからの評価を上げる
ドメイン年齢
ドメイン年齢と言っても古ければそれだけで評価されるというわけではなく、長い期間更新がストップせずに運営が続いているという事が大切です。実店舗で言うところの老舗にあたりますが、長期間ユーザから支持されているサイトという事ですね。
ドメイン年齢についてはサイト買収や中古ドメインなど、第三者が簡単に引き継ぐことができる要素でもありますので、検索エンジンは現状のサイトを見て慎重に判断を下すようになっていると思われます。しかし、過去に受けた評価は半永久的に残るようなケースも見られ、それが良い評価なら良いのですが、ペナルティなどの悪い評価だった場合、常にそのサイトには監視の目が光っていると言えるのかもしれません。
基本的にはドメインが若くても質の良い被リンクがあれば上位表示可能ですが、Yahooにおいてはそれが難しい状況になっています。ドメイン年齢は偽ることが出来ない要素ですので、YahooのSEOの為に中古ドメインを購入する人が増えているようですが、本来はドメインを育てるという考え方が必要なのでしょう。
サイトボリューム
サイトボリュームが多ければ多いほど良いというものではありませんが、SEOにとってインデックスされているページが多いに越したことはありません。検索エンジンのインデックス速度は年々向上していますが、その分価値の無いページは容赦なくインデックスから削除するような傾向も見られます。
検索エンジン側からしてみれば、ネット上の全てのページをインデックスする事は不可能というか無駄なので、一度拾い上げた物でもそれがゴミだと分かったら捨てるというのは当然の行動だと思います。サイト制作者側はそうは考えていないので、一度インデックスされたらそれで安心してしまいますが、インデックスさせる事を目的にページを量産している人は要注意です。
サイト開設時に全てのコンテンツが揃っている必要は無く、徐々にサイトボリュームを増やしていくのも良いでしょう。無益なページを10ページ作るより有益なページを1ページ作るという感覚も必要です。
テキストベースのコンテンツ
検索エンジンはとにかくテキストが大好きです。SEOを考えた場合サイトはテキストベースで作るのが一般的です。検索エンジンは、画像やFlashの文字が読めるようになっているとも言われていますが、リンクも含め最も検索エンジンが取得しやすい情報がテキストであるという事に変わりはないでしょう。
サイトの規模が大きくなると色々なシステムが導入されたり、色々な人が関わることで見た目は良くても、HTMLはめちゃくちゃというケースも少なくないのですが、検索エンジンはHTMLを見ているわけですから、クローラーの負担を少なくしてより多くのページを見てもらう必要があります。
※無駄のないHTMLだとそれだけで検索順位が上がるという意味ではありません。
クロールしやすいサイト構造
テキストベースのコンテンツと関係する部分ですが、検索エンジンにより多くのページをクロールしてもらうために、特にサイトボリュームが多い場合には、サイト構造が重要になってきます。サイト構造と言ってもどのようにディレクトリ分けしてあるかという事ではなく、全てのページに短い時間でたどり着けるリンク構造という意味です。
トップページから3クリック以内で全ページへ訪問できるリンク構造が良いという事が言われますが、3クリックルールを守るために、1ページ内のリンクが過剰になってしまっては、クローラーを混乱させてしまう原因になるかもしれません。
サイトが完成した後にリンク構造を大幅に変える事は非常に面倒な作業ですので、構想の段階でリンク構造についても考えておいたほうが良いでしょう。
多くの被リンク
被リンクの継続的な増加
サイト評価を高める為に最も重要になるのが被リンクです。被リンクは本来客観的な支持票なわけですから、検索エンジンが評価するのは当然ですね。有料リンクや自演リンクにより単純な支持票とは言えない状況ですが、有益なサイトには多くのナチュラルリンクが付いているのは事実です。
被リンクの評価は数ではなく質と継続性です。質の良いリンクが付いていて、その状態が持続する事でサイト評価は高まっていくでしょう。
オーソリティサイトからのリンク
質の良いリンクとは?と疑問に思う方も多いと思いますが、その答えは検索エンジンにしか分かりません。実はリンクの質なんてSEOにとってあまり関係のないものなのかもしれません。しかし、これだけ作為的なリンクが増えると、リンクごとに優劣をつけないと評価に支障をきたすでしょう。
オーソリティサイトとはこのページで説明している条件をクリアしているような評価の高いサイトの事です。こういった時間をかけて価値が高められたサイトからのリンクは、非常に価値があると言えます。
関連性の高いサイトからのリンク
リンク元とリンク先との関連性については疑問視する声も多いのですが、検索エンジンの言語分析能力は進化を続けていますので、サイトの関連性は今後重要になってくる部分だと思っています。
ただ、どこまでを関連性ありと判断するのかは検索エンジンにしか分かりません。例えば「SEO⇒検索エンジン⇒Yahoo⇒ヤホー⇒ナイツ」と考えた場合、Yahooとナイツには関連性があると思いますが、SEOとヤホー、SEOとナイツに関連性があるのかは微妙です。
このように関連性と言っても、キーワード同士が直接的に関係しているのか、間接的に関係しているのか、間接的だとしたらその深さはどれくらいなのかなどもチェックしているのかもしれません。
サブページへのリンク
リンクはトップページのみに集めるのではなく、ディレクトリトップやサブページなどサイト全体に集める事が重要です。下位ページにリンクを集める方法としてブログが効果的ですが、ブログ意外にもディープリンクされるようなコンテンツが必要です。
サブページが被リンクを受けたときの事を考え、そのページと関連性の高いページや、トップページへはリンクジュースが渡るようにしておきましょう。
検索エンジン編まとめ
検索エンジンからの評価を高めるにはスパム的なSEOは行わず、多くのナチュラルリンクを集める必要があります。ナチュラルリンクを得るためには有益なコンテンツが必要です。SEOにはサテライトサイトづくりも大切なのですが、それがメインになってしまってはサイトの価値は高まらないでしょう。
こういう話をする場合、有益なコンテンツって何?という疑問が沸いてきますが、それはサイト制作者の永遠のテーマですね。自分が頻繁に訪れるサイトにはどのようなコンテンツがあるのか、人気サイトにはなぜ人が集まるのか・・・
今回書いた内容は、一朝一夕でクリアできるものではありませんが、検索エンジンのアルゴリズムが変わっても普遍的なSEOの肝となる部分です。順位変動に踊らされる事がないように、揺るがない骨組みを作っていきたいものですね。
来週は、サイトの価値を高める方法”ユーザ編”の予定です。
タグ:リンク SEO


前回の記事でのコメント返信、恐れ入ります。
今回も素晴らしいエントリーですね。
これだけの事を書くには、その10倍くらいの知識が必要かと存じます。
最近は、スピンジャパンなどを見ていても、SEOに関しては、突発的な記事や突拍子もないことを書いている記事が好まれたりしますが、やはり基本に戻って、WEB担当者はパシ様の書くようなこのような記事を何度も読むことが重要だとつくづく感じました。
コメント by 矢ヶ部徹朗 2010/1/21 9:53:10
SEOは分からないことも多いので、人それぞれ取り組み方が違うと思いますが、何事も基本は大切ですよね。
コメント by パシフィカス 2010/1/21 11:04:03