企業サイトのSEOで重要となるサイト構造と被リンク
少し前に企業サイトのSEO対策について書きましたが、今回は企業サイトの構築とサテライトサイトからのリンク、他サイトからリンクを得る為の構造について考えてみます。
自演リンクなどせずとも質の良いナチュラルリンクが得られる状況が良い事は確かですが、一般的な企業サイトではそれが難しいのが現実です。
これから説明することは、全ての企業にとって最適なSEOとは言えませんが、”金はないけど時間はある”という企業のサイト管理者のヒントになれば幸いです。
頭の中でイメージしやすいように今回は、メインサイトとサブサイト、他サイトのリンク関係を図にしてみました。

メインサイトのトップページへの被リンクはサブサイトからのリンクと他サイトとの相互リンクで獲得し、独自コンテンツやサイト内ブログでナチュラルリンクをGETします。図の中でブログと他ブログが相互リンクになっているのは、相互リンク依頼をするわけではなく、有益な記事へリンクを張ることでリンクを返された場合の自然発生的な相互リンクを表します。
- メインサイトの構築と保有サイトからのリンク
- サテライトサイトの作成
- 無料ブログの活用
以下、1~3を当社サイトに当てはめて詳しく説明していきます。
1. メインサイトの構築と保有サイトからのリンク
既に述べたとおりメインサイトにあたる企業サイトは通常ナチュラルリンクは得にくい状況にあります。リンクを得るための対策として独自コンテンツとサイト内ブログを作成します。
メインサイト:SEOウェブネット
(1)トップページへのリンク
独自コンテンツやサイト内ブログを作っても、他サイトからトップページへのリンクを得ることは難しいですので、トップページへのリンクは保有サイトからのリンクや相互リンクで対応します。 (トップページ同士で相互リンクするという意味ではありません)
相互リンクはサイトテーマが合致するサイトのみに限定します。⇒相互リンク先の探し方
(2)独自コンテンツ
独自コンテンツ:WordPressの使い方
独自コンテンツを作ることにより、被リンクの獲得とロングテールキーワード対策を同時に達成する事ができます。独自コンテンツは業種や企業により作るのが非常に難しいのですが、基本的にはユーザが欲しいと思う情報をまとめたり、これを無料で公開するの?という内容のものをコンテンツ化していきます。
【メインサイトの直近一カ月の流入キーワード】
「キーワード+使い方」で訪問したユーザがSEOサービスのコンバージョンに繋がる事は稀ですが、被リンクには繋がります。被リンクはドメイン価値を高める重要な要素ですので、例えコンバージョンに繋がらなくても被リンクを得られる独自コンテンツを作る意味はあると考えています。
(WordPressの使い方ページはWP2.6のまま更新していないので、ユーザにとって有益ではないとも言えますが、いかんせん時間が・・・つうかWPさんインターフェースをコロコロ変えないで。)
(3)サイト内ブログの作成
サイト内ブログ:SEOブログ
ブログは企業サイトの被リンク獲得ツールとしては絶対に欠かせない存在になりつつあります。サイト内ブログはメインサイトと同じテーマの記事に限定し、量と共に質も重視します。また、可能であればメインサイトとデザインを異なるものにし、ブログ色を前面に出すことで、より被リンクを得やすい状況となります。
更新がしやすい、リンクされやすいという特長があるブログを使い、独自コンテンツと同じくサイトボリュームアップと被リンクの獲得を狙います。
サイト内ブログやこれから説明するサテライトサイトはリンクを得ることを目的としますが、有益な他ブログ記事へは積極的にリンクした方が良いでしょう。⇒リンクジュースや情報は溜め込まずに早く解き放とう
(4)保有サイトからのリンク
保有サイト:ホームページ制作
メインサイト以外に保有サイトをお持ちの場合には、保有サイトからリンクしておきます。お互いのサイトのターゲットキーワードに関連性がある場合は相互リンクにします。
保有サイトからのリンクはSEO目的と言うよりは、メインサイトへの直接的なアクセスを目的とするため、テキストリンクにこだわらず専用のバナーなどを作成し、ユーザのクリックを促す形が良いかも知れません。
2. サテライトサイトの作成
サテライトサイト:無料SEO対策のススメ
サテライトサイトはメインサイトと同じテーマで作成し、サテライトサイト自体も他サイトや他ブログから被リンクを得るために有益な記事を配信します。サイト形式でもブログ形式でも構いませんが、サイト内ブログと同じく質の良いページが必要となります。
サテライトサイトは、メインサイトがSEOであれば、「YahooのSEO」、「GoogleのSEO」、「SEOツール」、「内部対策」、「外部対策」などのように、関連キーワードごとに分けると作りやすいでしょう。
メインサイトと関連性のあるサテライトサイトが10個も20個もある状態が理想ですが、全てのサテライトサイトを質を保って更新し続ける事は難しいと思いますので、時間や更新できるスタッフの人数に合わせ数を調整しましょう。メインサイトのターゲットキーワードがビッグキーワードではなければ、サテライトサイトは3個もあれば十分です。
サテライト(衛星)と言えども、自動ツールを使って更新したり、サイトがゴミ記事で溢れ返ってしまっては意味がありません。大量のゴミサテライトを作るよりも、一つのユニークなサテライトを作る方がSEOには効果的です。
3. 無料ブログの活用
無料ブログ:YahooのSEOブログ
サテライトサイトの様にブログも全て独自ドメインで運営した方が良いのですが、無料ブログでも十分サテライトとなりうる可能性は秘めています。
どのブログサービスを選びどのように作成していけば良いのかは、ターゲットキーワードによっても変わってくるのですが、基本的には下記リンクを参照下さい。
1つのサービスで複数のブログを作るのではなく、1サービス1ブログの形で複数作ります。無料ブログのテーマもメインサイトと同じものに限定し、定期的に更新します。
無料ブログは主にサテライトサイトの価値を高める為のリンク用として活用します。無料ブログ自体が他ブログから被リンクされている状態がベストですが、メインサイトとサテライトサイトを更新しつつ、無料ブログの質も高めることは難しいと言えるでしょう。
無料ブログについては、たとえ被リンクを得られなくてもブログ内の記事を統一することで、ブログ価値は自然と高まります。無料ブログはあくまで補助的な役割で使い、作るブログの数はキーワードの大きさに比例します。
まとめ
今回はメインサイトの構造とサブサイトの作り方についてまとめた為、それぞれのサイトからどのようにリンクするかまでは触れていません。リンクの張り方によってメインサイトが受ける被リンク効果は大きく変わりますのでご留意ください。あと中古ドメインについては触れていませんが、ドメインを自ら育てるつもりがあるのなら使用する必要は無いでしょう。
なお上記を実施してもメインサイトのターゲットキーワードである「SEO」や「SEO対策」での上位表示は達成できていません。しかし、一般的な企業が狙うべきミドルキーワードでは十分に効果を実感できると思います。
WebやSEO関連企業のサイトは比較的独自コンテンツが作りやすい業種であるため、全ての企業に上記の構造をそのまま当てはめることはできません。しかし、柔軟な考え方をすればどの企業でも一つや二つはコンテンツとなりうる情報や技術を保有しているのではないでしょうか。
金が無いという企業は、有り余っている時間をメインサイトの価値を高める為の作業に当ててみてはいかがでしょうか。
でも普通、企業の一スタッフがここまで出来ないですよね。今回の記事は完全に個人事業者向けでしたね。金がある企業は、良質なサイトを買収して、そのサイトを育てたり有料リンクを購入した方が効率が良い事は間違いありません。
タグ:サテライトサイト 被リンク SEO 企業サイト

