過去のSEOテクニック

効果があると言われていたSEOのうち既に過去のものになっている対策方法や、気にするほどでもないくらい与える影響が小さくなっている手法を取り上げて見ます。

検索エンジンは多くの情報を公開していませんので、これから取り上げる項目が本当にSEOスコアに影響がないのかはわかりません。複数のサイトで実証された事であっても全てのサイトで同じ結果になるとは限りません。

SEOには100%正しい答えがないわけですから、誰がなんと言おうとオレはこう考えるというのもアリだと思います。

metaタグ

metaタグによるSEOと言えば主にKeywordsやDescriptionを指しますが、 この2つをSEO目的でのみ記述することはおススメしません。Keywordsは無くても良いくらいですし、そのページのターゲットキーワードを1、2個書けば十分です。Descriptionにはそのページの概要文を端的に記述します。

また、インデックス許可や会社名(サイト名)を記述するmetaなどを追加しても検索順位には影響ありません。

キーワード選定時の指標

キーワード選定はSEOを実施するうえで必ずやらなければいけない事です。その際に一つのキーワードツールの指標だけを参考にしてキーワードを選んだり、検索結果に表示されるHIT件数で上位表示難易度を判断する事はやめた方が良いでしょう。

キーワードは複数のツールで検索ボリュームをチェックし、ライバルサイト分析などを行い総合的に判断しなければなりません。

キーワード出現率

数年前まではYahooにおいて多少の効果があったような気がしますが、今ではキーワード量を調整する必要性はなくなっています。ターゲットキーワードに関する情報を文章にし、適切な見出しをつければそれでOKです。

キーワード出現率チェックはどのツールを使えば良いのかという問いを時々みかけますが、上記の事からどのツールを使っても特に問題はありません。

タイトルは文章で

一時期titleタグはキーワードの羅列ではなく文章にしたほうがSEO効果が高いと言われていました。しかし、検索エンジンはtitleタグを文章か否かで優劣付けしているわけではありません。キーワードをスペースを入れ羅列してあるタイトルでもそのページを的確に表していれば特に問題はないでしょう。

ただ、タイトルは検索結果に表示されクリック率にも大きく影響を与えますので、SEOのみを考えて実施してはいけません。(SEOとクリック率の狭間で揺れるタイトル付け

内部リンクにnofollow

Googleがnofollowリンクに対する仕様を変更していた事実を公表した事により、内部リンクにnofollowをつける事によるリンクジュースのコントロール手法が過去のものとなりました。

Yahooは元々nofollowを上手く処理できていない印象を受けますし、今後内部リンクにnofollowを付ける必要はないでしょう。(nofollowによるSEO

コンテンツをソースの上部に

CSSがSEOに効果があると言われるようになり、同時にコンテンツ部分を<body>直下に記述することでSEO効果が高まると言われるようになりました。確かにCSSサイトであれば見た目の表示順とHTMLソースの記述順を変えることが可能ですが、そんな事をしなくても検索エンジンはそのページにとってどこが重要な部分なのかを判断できるようになっていると感じます。

コンテンツ部分をHTMLソースの上部に記述することに、何のデメリットもないので積極的に実行しても良いとは思うのですが、技術的に難しい場合やその作業に時間がかかるのであれば、他に時間を当てた方が良いのではないでしょうか。これはSEO目的でテーブルレイアウトからCSSレイアウトに変更する際にも同じ事が言えます。

ドメイン(サブドメイン・日本語ドメイン・中古ドメイン)

サブドメインや日本語ドメインによるSEOも過去のものと言って良いでしょう。検索エンジンは基本的にドメインの違いにより優劣を付けることはありません。考えるべきことはドメインをどうするかではなくそのサイトをどうするかです。

Amazonが上位表示されるようになりディレクトリ名を日本語にするサイトも増えましたが、ディレクトリを日本語にすれば検索順位が上がるわけではありません。(検索ユーザのクリック率は上がるかもしれません。)

中古ドメインによるSEOも最近ではあまり目にしなくなりました。そもそも企業サイトでは使用しづらいですし、ドメインは自分で育てるものです。

Googleページランク

Googleのページランクが検索順位に大きな影響を与える事はありませんし、ページランクが高いから検索エンジンからの評価も高いというわけでもありません。しかし、ページランク=一つのリンク評価ですから、高ページランクを目指すことは悪い事ではありません。

ページランクはリンク評価の大雑把な指標や、ペナルティを受けていないかの確認として活用しましょう。

リンクの量産

被リンクが量ではなく質で評価されるという事が浸透し、価値の低いリンク集などへの登録を勧めるSEOブログはなくなりましたが、それでもリンクを張ることに躍起になっている人は多い事でしょう。しかし、作為的に集めたリンクで永続的な効果があったでしょうか?

サテライトサイト作りを否定しているわけではありませんが、自演リンクに依存している人は早く脱却した方が良いでしょう。

まとめ

以前にも増して一つのテクニックがSEOスコアに与える影響は小さくなっているような気がします。例え現在大きな効果が期待できるテクニックでも、アルゴリズムの進化により効果がなくなってしまうかもしれません。

内部SEOであれ外部SEOであれ、一つのテクニックに依存した対策は大変リスクが高いと言えますが、SEOで最も効果の期待できる『ユーザにとって有益なサイト作り』が過去のものになる事はありません。

来週は「効果がある」「ペナルティになる」と言われているような手法の中から都市伝説的なSEO対策を取り上げます。

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公開日:2009年8月10日
最終更新日:2011年7月24日

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コメント

  1. ネタがつきてきたか。
    このブログ見るぐらいなら「賢威」でも呼んだほうがいいよ。SEOに興味アル人たち。

  2. ネタはとっくに尽きてるんですよね。
    まあまとめということで。

    [追記]
    >このブログ見るぐらいなら「賢威」でも呼んだほうがいいよ。SEOに興味アル人たち。

    読み返したら分かるような分からないような文章・・・もしかして翻訳?

  3. うちの商品名が書かれていて恐縮なんですが、うちのブログは飛び道具ばっかりなので(爆)、パシさんのブログの書き方は上手いなあと思って読んでます。
    SEO関連で継続してホッテントリ入りすること自体が、すでにすごいノウハウだと思うので、記事の先にあるものを見るようにすると、さらに収穫があります。
    うちのブログも頑張って更新しないと・・・。

  4. >松尾さん

    なんか流れ弾で気を使わせてしまったようで恐縮ですが、コメント頂きありがとうございます。

    1のコメントはごもっともだし、賢威を使わせて頂いている者としては、良さも分かっているのでとりあえずこのままにしておくつもりです。問題あればメールください。

  5. 別のブログのほうのビジネスエクスプレス登録上の注意みたいなので「157,500円サイト」と書かれていたのですが、これってなんのことですか?

  6. 定期的なまとめ記事も、知識の再確認という意味では必要じゃないっすか。
    少なくとも、僕や社内の者にとっては、どの記事も貴重っすよ。

    >検索エンジンはそのページにとってどこが重要な部分なのかを判断できるようになっていると感じます。

    ヤフーには現時点では効果ありませんか?実験サイトで色々試しているんですが、コンテンツを上部に配置すると明らかに効果ある気がします。
    グーグルには、ほとんど効果ないっす。

    だからどうしたと言われればそれまでっすけどね。

  7. >吉田さん

    フォローありがとうございます。

    コンテンツをソース上部にというのは当然やるべき事といった感じで、私も現時点ではなるべく実施する様にはしていますが、以前ほど気にしなくても良いのかなとも思っています。

    効果が無くなったというよりは、様々なサイトで実行された事により相対的に効果が薄まったような印象です。

    読み返してみると書き方が悪かったのですが、時間をかけてまで上部に持ってくる必要は無いという事が言いたかった次第です。

  8. 小手先のテクニックに頼るというのが一番ダメなんですよね!それはWEBだけでなく、コンサルティングができるビジネス全てに共通するのかなと思ったり。。。
    勉強になります!

  9. これらが小手先のSEOテクニックだったとは思いませんが、時間をかけて追い求めるものは他にあるという事は間違いないですね。

  10. はじめまして。

    1つ質問があるのですが

  11. すみません、切れました。

    >ディレクトリを日本語にすれば検索順位が上がるわけではありません

    こちらの詳しい見解を聞きたいと感じまして
    初コメントしてしまいました。
    よろしくおねがいします。

  12. はじめまして。
    そのままですが、amazonのようにディレクトリ部の名称を日本語化したからといって、それだけで検索順位が上がるわけではないということです。

  13. ありがとうございます。
    今までディレクトリ名も加点要素の1つだと思っていましたので
    意外な内容に「加点されない要素」をしばらく考えましたが
    思いつきませんでしたので、コメントさせて頂きました。

    ご回答、ありがとうございました。

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