2009/7/6
カテゴリ: SEO, 3- ツール, 0- まとめ — パシフィカス @ 8:30:04

企業サイトのSEO対策で重要な8項目

SEOに初めて触れる方の為に、とりあえずこれだけはやっとけというSEO対策をまとめておきます。

成果を出すためのホームページ制作に必要不可欠な、企業サイト管理者として最低限やらなければならないSEOに的を絞りました。

1.キーワード選び

フェレットプラスやキーワードアドバイスツールプラスで、自社サービス(商品)と関連性のある言葉で、月間検索数が5,000~30,000ぐらいのミドルキーワードを探します。(上記ツールの検索数は、2007年当時のYahooデータですのであくまで目安です)

同時にGoogleキーワードツールでも検索ボリュームを確認します。Yahooのデータと比べて検索数が極端に少ない場合はキーワードを選び直します。

キーワードが決まったら実際にYahooとGoogleで検索してみて、1ページを強そうなサイトたちが埋め尽くしていた場合にはキーワードを選び直します。他にもキーワードツールは沢山ありますので、適当なキーワードが見つかるまでとにかく探します。

※検索ボリューム数万のキーワードで20位以内を目指すのであれば、検索ボリューム数千のキーワードで3位以内を目指した方が結果は出やすいかもしれません。

トップページで狙うキーワード

開設したてのサイトが、それなりに検索ボリュームのある複数のキーワードで上位を狙う事は無謀ですので、トップページのキーワードはミドルキーワード一つに絞ります。

サブページで狙うキーワード

サブページで狙うキーワードは基本的にはトップページで狙うメインキーワードの関連検索ワードです。YahooやGoogleで検索した際に表示される関連検索ワードや、Googleキーワードツールで10~20個選びます。SEOキーワードマーケティングなどの関連検索ツールを利用しても良いでしょう。

そして、選んだそれぞれのキーワードを元にサブページを10~20ページ作成します。メインキーワードの関連検索ワードだけではなく類語や同義語でサブページを作成しても良いでしょう。

ページは増やせば良いという物ではありません。サイトテーマと関係の無いページの割合が増えれば増えるほど、メインキーワードでの上位表示は遠のきます。サイトに適したページを増やしていく事は大きなSEO施策となりますが、ロングテールを獲得するために”ページを増やす事が目的”になると、コンバージョン(成果)に繋がらない自己満足のアクセスで溢れ返ってしまいます。ページ数は少ない方が良い?も参照。

2.ページを作る

トップページもサブページも基本的な作りは同じでOKです。

h1⇒p⇒h2⇒p⇒h3⇒p

見出しを作りそれにあわせて文章を書いていきます。とりあえず文章を書いてそれに合う見出しをつける形でもOKです。h1には必ずキーワードを含めます。h2、h3は可能であればキーワードを含めます。(※全てのhxにキーワードを含める必要はありません)

小規模サイトにとってテキスト量はとても大切ですので、1ページ2000文字以上は記述してください。それぞれの文章はキーワード出現率や突出度を気にせず自然に書いてください。

そのページで狙うキーワードについて説明する文章を書けば、自然にそのキーワードや関連のある言葉が文章内に盛り込まれるはずです。キーワード量を作為的に調整する事はペナルティの元になりますのでやめた方が良いでしょう。

h4を追加したりh3を繰り返したりなど、文章量にあわせ適宜調整しましょう。グローバルナビゲーションやサイドバーなどのテンプレート部分は、CSSのフロート、ネガティブマージン、絶対配置などを使用し、HTML上コンテンツ部分よりも後に記述した方がSEO効果が高まるかも知れません。

内部SEO対策はやりだすとキリが有りませんので、適切な見出しとテキストを作ることに尽力します。

meta descriptionとkeywords

ページが完成したらmeta descriptionにそのページのターゲットキーワードを含ませた概要文を載せます。meta keywordsは無くてもOKですが、メインキーワードとそのページのターゲットキーワードの2つぐらいは入れておいても良いでしょう。

titleタグ

最後にページ内容を表す端的なタイトルを付ければそのページは完成です。titleには必ずキーワードを含ませます。ブランディングの意味で、全ページに企業名(サイト名)を入れた方が良いでしょう。サブページの企業名はtitleタグの最後に記述します。

3.内部リンクの最適化

トップページから全てのページに3クリック以内で到達できるようにリンクを上手く張ってください。グローバルナビゲーションやパンくずリストなどを利用すると効果的です。

トップページや他のページへのリンクはテンプレート部分のみからではなく、必ずコンテンツ部分からも適当なアンカーテキストでリンクを張ってください。アンカーテキストは重要ですので、リンク先ページを表す意味のある言葉でリンクします。

4.検索エンジン登録

Google、Yahoo、Bing、百度にURLを申請します。

検索エンジンへの登録申請は、SEO上ほとんど意味を成さなくなっていますが、一応やっておきましょう。

Googleウェブマスターツール

Googleウェブマスターツールにサイトを登録します。

  1. サイトの確認
  2. サイトマップの登録(sitemap.xmlの作成はこちらこちらで)
  3. 使用するドメインの設定(wwwありなしの設定)
  4. feedを配信している場合は、「登録ユーザーの統計情報」でフィードを送信

Googleウェブマスターツールは、この4つの設定をしておけばOKです。

Yahooサイトエクスプローラー

Yahooサイトエクスプローラーにサイトを登録します。

  1. サイト認証
  2. フィード送信(sitemap.xmlの登録)

Yahooサイトエクスプローラーは、この2つでOKです。

5.アクセス解析の設置

Google Analyticsを設置します。

最初のうちは必要性を感じないかもしれませんが、アクセス解析は過去にさかのぼってデータを取得する事ができませんので、とりあえずサイト開設時に全ページにAnalyticsコードを設置します。

SEO対策の成果はYahooとGoogleの検索順位だけではなく、検索エンジンからの流入(アクセス)で確認すべきです。 

6.相互リンクサイト探し

一般的な企業サイトはナチュラルリンクを受けにくいですので、相互リンクしてくれるサイトを探します。探し方はYahooとGoogleで自社サイトが上位を狙うキーワードで既に上位に来ているサイトを中心に、100位ぐらいまでチェックし相互リンクを募集しているサイトを見つけ出します。

相互リンクを募集しているサイトの相互リンクページに記載されているリンクを辿ったり、「キーワード+リンク集」や「キーワード+相互リンク」で検索しても良いでしょう。相互リンクしているサイトが関連サイトのみに限られている企業であれば尚良いでしょう。

相互リンクは自サイトからの発リンクとなる為検索エンジンからの評価対象の一つとなります。そのため、スパム行為やペナルティを受けているサイトとは相互リンクしない方が良いでしょう。始めの内は怪しいサイトを見分けられないでしょうから、その場合は見た目と直感で勝負です。

少し難易度が高く手間もかかりますが、怪しいサイトの見分け方は相互リンクする時の注意点まとめをご覧ください。相互リンク依頼メールの作成方法は「相互リンク依頼」に使えるメールテンプレート作成法が参考になります。

アンカーテキストの指定

相互リンク先にリンクを張ってもらう際のアンカーテキストには必ずキーワードを含めるようにお願いしてください。また、サイト紹介文を記載してもらえる場合には、説明文にもキーワードを含めてください。

自サイトの相互リンク用ページの作成

相互リンクは専用のページを作成し、リンクと共にそのサイトの説明文を記載します。リンク先が莫大な量になる場合にはページを分割しても良いでしょう。

7.ソーシャルブックマーク登録

主要ソーシャルブックマークに自サイトを登録します。露出が少ない初期のSMOとしてそれなりの効果を発揮します。nofollowが付いていないブックマークでは被リンク対策にもなります。セルフブックマークはスパムだ!と言う方もおりますが気にせずに登録します。

複数のアカウントを取得しブックマーク数を増やす事は意味が無いのでやめましょう。有益な内容を含むサイトであればブックマークは自然と集まります。

8.待機 ⇒ ページ追加 ⇒ 待機

SEOは効果が出るまでに時間を要しますので、7つのSEO対策を実施したらしばらく何もせずに様子を見ます。

SEO対策後に主要検索エンジンの順位変動を見て、ちょこちょことサイトをいじってはいけません。特にサイト開設後間もない頃は良くも悪くも順位が大きく変動する可能性がありますので、日々の順位を気にしてはいけません。なお、検索順位の確認はチェックツールを利用しましょう。

数カ月後、順位やアクセス解析を眺めながらページを追加していけば自然と成果は現れるはずです。ページを修正するよりも新しいページを追加した方がSEOにもアクセス数にも貢献するでしょう。

おまけ.独自ドメインブログの構築

可能であればCMSで独自ドメインブログを構築します。ホームページを制作する力があればブログの設置もさほど難しくはないでしょう。個人的には無料でインストールも簡単なWordPressがおススメです。

WordPressの使い方:WP2.6での説明となっていますが、現行の2.8でもインストールや使い方に大きな違いはありません。インターフェースが2.8と同じWP2.7の使い方マニュアルはかちびと.netさんが無料配布しています。

ブログを設置したら週一程度の更新頻度を保ち記事を追加し、時々記事のコンテンツ部分からメインサイトへリンクを張ります。

ブログ記事は、メインサイトのテーマと関連性のある内容にします。間違ってもスタッフの日記にはしないでください。ビジネスブログが成功しない理由も参照。

ブログを作ったらやるべき12のSEOテクニック」もどうぞ。

自社サイトで成果を上げるために、SEOスキルを身につけたいという方は、SEOサポート
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< comments >
  1. いつ見ても、相変わらず質の高い情報ですね。

    最近時間があるとき、様々なSEO関連のWEBサイトを閲覧してるが、パシフィカスさんのブログが一番ですね。他は似たり寄ったりだし、未来のSEOを予測するような記事が多くてうんざりです。

    ここに書かれていること以外、ハッキリ言って必要ないですね。
    このサイトは論理的に矛盾がないし、博識ぶりにも吃驚です。
    訳の分からない情報が錯綜するなか、私にとってはオアシスの場です。

    いやー凄いっすよ。

    褒め殺しじゃないけど、あなたに敵う人は、あまりいないと思う。

    コメント by 吉田 2009/7/7 2:47:59

  2. 久しぶりに時間をかけてちゃんとした記事を書いてみましたが、そう言って頂けると大変嬉しく思います。

    更新頻度はかなり落ちていますが、これからもよろしくお願いします。

    コメント by パシフィカス 2009/7/7 5:05:32

  3. こんにちは、ツールの紹介ありがとうございます!!

    個人的には、http://real-seo.net/seo/post_80.html

    ここにあるスコア分析がちょっと謎なんで、使ってみて気づいたことがあればご一報ください!! 『結婚式のマナーと結婚式場選び』etc

    あと最近、このようなキーワード指向型のSEOに限界を感じております。
    広告的センスを求められることが多く、ちょっと厳しいなぁって・・・。日々磨いていかねば・・・って感じです。

    コメント by リアルSEO 2009/7/7 11:32:09

  4. こんにちは。
    こちらこそ有益なツールをありがとうございます。

    確かにSEOってセンスとか考え方で成果が大きく変わってきますよね。私はSEOスキル・テクニックを追求するという事が限界に来ているのではと思うようになっています。

    コメント by パシフィカス 2009/7/7 11:50:58

  5. 基本が書かれていてますね。これからも更新楽しみにしております。

    コメント by 上海SEO 2009/7/7 19:48:56

  6. こんにちは。リンク有難う御座います!
    WP2.8マニュアルも早く作らねば・・
    こういう分かりやすい手順の記事ってありそうでないですね。
    SEO系のブログ記事は単発的な内容が多い印象ですので自分で
    まとめようと思ってたのですが、手間が省けました^^

    コメント by シロウト 2009/7/8 8:39:04

  7. こんにちは。とんでもねぇっす。

    ちゃんとしたまとめ記事って、書くのに時間がかかるかから意外と無いんですよね。

    2.8マニュアルできたら下さいませ。

    コメント by パシフィカス 2009/7/8 8:52:43

  8. すばらしすぎます、目からウロコです。
    がんばって実践します!ありがとうございます。

    コメント by 石川 2009/8/13 19:34:44

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