SEOやWeb関連のフォーラムを流行らせるのはやっぱり難しい
昨年、日本のSEO BBS(掲示板)が流行らない理由という記事を書きましたが、前回述べた日本人特有の「秘密主義」「議論嫌い」という理由を抜きにしても、やはり活発なフォーラムサイトを作る事は難しいようです。
当時取り上げた「SEO BBS」は既に死んでいるようです。
開設当初のプロモーションと参加するメリット
フォーラムに限らずユーザ参加型のサイトが成功するかどうかの鍵は、「サイト開設時の宣伝」と「参加することによるメリット」にかかっていると思います。
皆が必要としているコンテンツだから口コミでそのうち拡がるだろう等と軽く考えていると、開設時に小さいピークを迎え、後は右肩下がりのパターンになってしまいます。
必然的に新規訪問者が増える初期の時点で、ユーザ側に参加することによるメリットを伝えられなかった場合、その後どれだけ頑張っても発展させる事は難しいでしょう。
ネームバリューと専門性
◆ウェブマスター向けヘルプフォーラム
日本のGoogleが満を持して?始めたサイト管理者向けのフォーラムですが、 開設から2カ月ほどたった現在、既に過疎り始めています。最初こそGoogle社員が参加するフォーラムということで注目されましたが、現状を見る限りダメそうです。
中級者の興味をそそる回答を重ねる事によりレベルアップしていくという視点は良かったと思うのですが、レベルアップするための定義と経験値、レベルアップする事による利益が提示されていないため参加意欲には繋がりません。
◆アクセス解析Q&Aフォーラム
アクセス解析専門のフォーラムとなっていますが、外部の参加者はほとんど見られません。Google Analyticsの利用者が増えたとは言え、アクセス解析ツールを疑問を持つほど使い込んでいるユーザは極一部なのでしょう。
無料会員登録で利用できるのですが、その後のID登録と指定のパスワードがメールで送られてくるという点もネックになっているような気がします。(ログイン⇒編集でPWは変更可)
初心者は二の足、中級者はROM専、上級者は時間が無い
初心者(初級者)
初心者は、初歩的な質問に対する中級者の厳しい対応が嫌で参加しないでしょう。
中級者
中級者は、あらゆる情報を欲しているので積極的に訪問するが、見てるだけで参加しないでしょう。
上級者
上級者は他にやるべき事があり、参加する時間が取れないでしょう。
じゃあ誰が参加するの?という事ですが、それぞれのユーザにとって「それを補って余りあるアイテム」が必要という事です。
初心者(初級者)対策
どんな質問にも好意的に対処する常駐スタッフやそれを受け入れる土壌。
初心者、は得られる情報の多くが未知のため、嫌味のない回答が得られる状況であれば積極的に参加すると考えられます。
中級者対策
参加することで得られる直接的な利益。
中級者は、得られる情報の多くが既知のため、そこでしか得られない上級者からの回答や参加する事による特権がある状況であれば参加すると考えられます。
上級者対策
興味をそそり滾らせるモノ。
上級者は、新たに得られる情報はほぼ無いし、既にそれなりの地位に就いている場合が多い為、気持ちを動かされる何かがあれば参加する可能性があると考えられます。何かって?
フォーラムを成功させるためには、初級者と上級者を巻き込む事が可能で、かつ訪問者としては最も多い層であろう中級者をどれだけ参加させる事ができるのかが肝です。 そう考えるとやはりフォーラムサイトを軌道に乗せる事は難しいという事ですね。
SEO対策関連フォーラムではないですが、パソコン初心者の頃にお世話になった答えてねっとは、初心者~上級者が参加し上手くやっているなぁと思います。 (7月で閉鎖されるようです。)
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