Google Japanの自爆関連で、CyberBuzzのバナーを貼っているブログのページランクが下落しているようです。
現時点までの流れをまとめておきます。
- Google先生ご乱心
- グーグルジャパンのGoogleページランクが9 → 5に
- CyberBuzzからニュースリリース
- CyberBuzz参加ブログのPRダウン。それに伴い周辺のブログもダウン。
CyberBuzzのバナーが問題?
- Google PageRank 急降下。原因はCyberBuzz ですか? – ThinkPad Geometry
- このブログの Google PageRank が復活しました。 – ThinkPad Geometry
- この度 Pagerank が下がりましたので定量データを公開します。 – 今日のニッパウ
- PayPerPost騒動の流れ弾に当たったかも – 世界四季報
- 当ブログへ頂いたPRペナに関するコメント
何かしらの処置は取るだろうとは思っていましたが、CyberBuzz参加ブログは一網打尽なのでしょうか?
CyberBuzzの案件としてリンクを張っている個別記事のPRをゼロにするというのなら分かりますが、ブログトップのPRを下げるとは厳しいというかやりすぎというか。これにより必然的にCyberBuzzのページランクも下がるでしょうし、今後のCyberBuzzの業績にも一時的であれ大きな影響になりそうな気がします。
CyberBuzzが「リンクジュースの受け渡しが目的ではないし、ブロガーに対価は支払っていないのでPPP(ペイパーポスト)ではない」と弁明しようが、作為的なリンクやそのリンクプログラムに参加するサイトは許さないぞという姿勢を見せているのでしょう。見せしめ的な意味というか他の類似サービスへの威嚇のような感じもしますね。
ただ、今回の件でブロガーにもサービス提供社側にも「PPPには広告である事の明示と共にnofollowリンクが必須」という事が認知されたでしょうから、PPPによる作為的なリンク撲滅というプロモーションとしては大成功だったのかもしれません。
今回のブログ一斉ページランクダウンはCyberBuzzと関係ない?
CyberBuzzと関係ないブログのPRも下がっているので、ブログに対するPRが全体的に下げられたのでは?との意見もありますが、リンク元のPRが下がれば必然的にそのリンク先サイトのPRも下がり、さらにそのリンク先サイトのPRも下がり・・・・と対岸の火事が飛んでくるように、PPPとかけ離れたブログでもPRが下がる可能性があるわけです。
真相は中の人にしか分かりませんが、個人的にはCyberBuzz問題から波及して、沢山のブログのPRがまとめて下げられたような気がしています。
今回どの範囲までを調整したのかは分かりませんが、次回のPR更新でも結構下がるブログが増えるのかも知れません。
ブログタイムズ、ブロゲット、モラタメなどPPP系のサービスが一斉にやられているとしたら・・・
アメーバブログのPRダウン
ブログ一斉PRダウンだとしてもサイバーエージェント関連企業のスタッフブログのPRダウンが目立つ気がします。前述の通りCyberBuzzへ直接リンクしていなくても、リンク元の評価下落に伴い雪崩式に来た印象を受けます。
今回の件に限らず一つのリンク元サイトの影響を受ける可能性は大いにあるわけですから、高PRを保ちたい方はリスクヘッジとしても様々なサイトからリンクを受けるサイト作りをしておいた方が良いでしょう。
しかし、CyberBuzzと同じサイバーエージェントの子会社であるCAテクノロジーの中の人である今日のニッパウさんのペナルティを逆手に取った分析みたいなの結構好きです。
仮説は
検索エンジンからの評価が下がるので、いくつかの順位は下落が観察される。よって検索エンジンからの流入が下がる
というところにおいてみます。なんか、残念なこともネタにするってブロガーっぽくていいじゃない。ブロガー。
個人的にはリンク売買系のPRペナは検索順位には影響しないと考えていますがどうなるのでしょうか。
ということで、sphinnはしないけど分析結果を密かに楽しみにしています。
タイミング悪くFAQの一部を削除
「CyberBuzzとは、どんなサービスですか。」という質問に対する回答から『謝礼をお支払いしたり』という文面が削除されたようです。
削除した理由としてFAQの上部に説明文が載せてあります。
こちらのページ内に、一部現在のサービス内容(2007年10月以降)と異なる表記がございましたので、2/13(火)11時頃修正をさせていただきました。
2007年10月以降は本当に謝礼を支払っていないのかもしれませんが、修正の仕方が悪いというかタイミングが悪いというか。何も言わずに削除するよりはマシなのかもしれませんが、なんか認識が甘い気がします。
ただ、ペイパーポストではないよと言っておきながらFAQに「謝礼をお支払したり」という文面を残しておくわけには行かないし、FAQが過去のサービス内容のままという事は良くある事だし、苦肉の策だったのでしょう。
本当にグーグルジャパン単独のご乱心だったのか
もしかしてここまで全てを含めてGoogleの戦略だとしたらグーグル先生は本当に怖い。iGoogleの時には失敗したが今回は成功したとほくそ笑んでいる人がいるのでしょうか・・・・すみません単なる妄想です。
でも、今回の事件で被害を受けているのは、CyberBuzzやペイパーポストに関わっている企業やサイトで、Googleは何の被害も受けていないというか、逆に『厳格なGoogle』というプラスイメージが付いた気がします。
グーグルジャパンのページランク下落というのは、与えたインパクトは大きかったですが、祭りが終わった後にひっそりと戻せば良いだけですし。
コメント
“CyberBuzz(サイバー・バズ )とページランク下落ペナルティのまとめ” への2件のフィードバック
取りあげていただいてありがとうございます!
一か月くらい様子を見ようと思ってますのでお待ちくださいー。
>ということで、sphinnはしないけど分析結果を密かに楽しみにしています。
冗談ですんで、大丈夫ですw
わざわざすみません。
こういった分析は見たことがないのでよろしくお願いします。