SNS「GREE」を運営するグリーがマザーズ上場へ

mixi(ミクシィ)に続き、GREEを運営するグリーがマザーズに上場することが決定しました。上場予定日は12/17です。
グリー(株)- TokyoIPO
数年前までは毎日のように新興市場へ上場するIT企業がおり、市場を問わず上場することが一つのステータスになっていたようですが、昨今の金融危機を経て(まだ経てないか)上場する企業が激減しています。
子会社上場や上場ゴールなど、金集めが主たる目的では目標が達成しづらくなっているように感じますが、そんな中でのグリーの果敢とも言える上場です。
GREEは「既存ユーザーからの招待 or 携帯電話からの登録」で会員登録できるようです。招待がなくても登録できる点でmixiよりは優しいですね。
SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の未来
GREEの会員数は10月時点で700万人とのことです。アクティブユーザー数の割合が分かりませんが、mixiと同じく複数登録者や業者が多くを占めているのかもしれません。
「GREE」がマザーズ上場へ
従業員数は79人、平均年齢は28.7歳。2008年6月期(単体)の売上高は29億3700万円、営業利益は10億4900万円、経常利益は10億5100万円、純利益は5億8200万円。
筆頭株主の田中社長が62.4%を保有。第3位株主のKDDIとリクルートがそれぞれ約6.9%を保有している。
利用者が700万人もいるのにニュースやブログで取り上げられているのをあまり目にしませんが、大丈夫なのでしょうか?
ちなみにmixiは会員数1,500万人超(2008/7)で、今年度の業績予想は売上高130億円、営業利益38億円、純利益20億円となっています。
ビジネスSNSの行方
Yahoo!が始めたSNS「CU(シーユー)」は、「ビジネスにおける人脈管理・人脈拡大をサポートし、新たなビジネスチャンスのキッカケづくりを支援するビジネスネットワーキングサービスです。」と言っているように、人脈を広げたいビジネスマン向けのSNSです。正確にはBNSか。あとロゴがauに見えますけど。
mixiやGREEのように裾野を広げ、スパム業者の温床となりつつも広告収入増大を狙うのか、CUのようにターゲットユーザーを絞ることにより有意義な場を作り、広告以外の部分からの収益確保を狙っていくのか。
日本語版サービス開始へと言われ続けているが一向に開始される気配の無い「Linkedin(リンクトイン)」や「wizli(ウィズリ)」など、ビジネスパーソン向けのSNSは多数ありますが、これらは日本で流行るのでしょうか?
個人的には今のところYahoo!の力を持ってしても、ビジネスSNSで大きな収益を上げることは難しいと思っています。
ビジネスSNSを利用するようなヘビーユーザーが果たしてお金を落としてくれるのか。ビジネスに直結する(マージンが取れる)サービスをSNSで提供できるのか。
CUが登場して1週間ほどたちますが、1年後どうなっているのかが楽しみです。
Yahoo!オンビジネスなど、ヤフーは広告収入以外の新たな収益モデルの確立に躍起になっているのかもしれません。



日本のSNSは匿名の世界ですので、アフィリエイターなどが幅を利かせる一方、欧米のような本格的なビジネスへの適応は難しいかもしれないですね。
コメント by 清音 2008/11/18 9:45:16
>清音さん
ビジネスであれあ実名でのやりとりが必須だと思いますが、SNSである必要は無いような気もします。
yahooがどのように収益化を狙っていくのかも気になるところです。
コメント by パシフィカス 2008/11/18 9:56:58