Google Chrome(グーグル・クローム)の登場でFirefoxに危機
グーグルが独自ブラウザのベータ版を公開したことが色々なブログで話題になっています。
Mozillaが長年にわたり良い仕事をしてきたことには異議はない。しかし、どんなブラウザが理想であるかについては、我々のエンジニアの間で様々な意見があった。Googleの意見をMozillaに無理矢理押しつけることはしたくなかった。
現在もMozillaとGoogleではたくさんの取り組みを共有している。特にセーフブラウジング分野では、Firefoxに対してGoogleは大きな貢献をした。Google Chromeはオープンソース化されているので、今後もオープンソースでのコミュニケーションが活発化するだろう。
Mozillaにはあまり無理強いできないので、今後は独自ブラウザで方向性を見出すということでしょうか。
Googleは先日、MozillaとFirefoxに関する契約を延長したばかりだったので、この動きにはかなり驚きました。
Mozilla、GoogleをFirefoxの標準にする契約を延長
両社は、MozillaのWebブラウザ「Firefox」のインストール直後のホームページと検索ボックスについて、Googleの検索エンジンをデフォルトとして提示する契約を結んでいる。
この提携契約について、2008年11月に終わる現行契約を更新し、期限を2011年11月とした。
Firefoxが検索パートナから得ている年間数千万ドルの収入のうちのほとんどが,Googleからのものと見られている
2005年に63億円、2006年に74億円の売上げを計上しているFirefoxですが、その収入のほとんどはGoogleからのものです。
Firefox利用者がGoogleの検索ボックスを利用するたびにFirefoxにお金が入る仕組みになっており、さらにその検索結果に表示されたAdWords経由の売上げの一部もFirefoxに流されているようです。
Firefoxのシェア拡大に伴いGoogleからの収入も増える仕組みとなっていますが、Google Chromeがシェアを拡大し、GoogleがMozillaとの契約を解除した場合、Firefoxはどうなってしまうのでしょうか?
契約期限までの3年間は、Google Chromeが軌道に乗らなかった場合の、リスクヘッジと言えるのかもしれません。
個人的には、Mozillaを買収して、今後はGoogle主導でFirefoxの開発を行い、IEをどうにかしてくれた方が良かったと思うのですが、そんな単純なことでもなさそうですね。
パスワード丸見えについて

こちらも話題になっていますが、Google Chromeでは保存したパスワードがワンクリックで丸見えとなっています。
まぁこのへんは徐々に改善されるとは思いますが。
ブラウザシェアに振り回されるホームページ制作
先日ブラウザシェアとCSSレイアウトについて書きましたが、Google Chromeが中途半端にシェアを拡大した場合、ホームページ制作の際のブラウザチェックにグーグル・クロムも含めなければいけなくなります。
めちゃくちゃ軽いと評判のGoogle Chromeですが、使ってみた感じではベータ版ということもあってか、今のところ全ての面でFirefoxに劣っている気がします。
今のままでは、Google Chromeがシェアを拡大することは難しく、数年後そんなのもあったね程度で消えていく可能性はありますが、そこは世界のGoogleなのでどんな動きをしてくるか検討も付きません。
実質IEとFFの2大勢力になっているブラウザ業界ですが、個人的にはGoogle Chromeが勢力を拡大せずに消えていくことを切に願います。
Google Analytics上ではSafari/525.13
Google Chrome と Analytics について
Google Chrome は、アップルが提供しているSafari ブラウザ (WebKit) と同様に、HTML や CSSなどの標準的なマークアップ言語で書かれたウェブページを画面上に正しく表示するためのソフトウェアコンポーネントであるレンダリングエンジンを使用しているため、Google Chrome 上でウェブページを開いた場合、Safari ブラウザと同様に閲覧できます。

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