2008/8/28
カテゴリ: SEO, 5- 脱SEO — パシフィカス @ 19:20:09

2,000万件中1位という無意味さ。。。SEOを見直そう。

このブログをご覧になっているような方は、狙っているキーワードでの”上位表示難易度”を検索結果のHIT件数で判断するような事は無いと思いますが、いまだに「何件中何位になった!凄いだろ」的な記事を散見します。

上位表示の難易度がHIT件数で決まるのであれば、キーワード選定に苦労することも無く、こんなに有難いことはありません。

HIT件数や月間検索数、キーワードの認知度だけでは、難易度が分からないからキーワード選定は大変なのです。

※SERPsに表示されるHIT件数は、頻繁に変化するもので、実際にその数のページが存在することの証明にもなっていませんが、今回その点は無視します。

HITページ数は多いが難易度Eランクの全く役に立たないキーワード

6,720,000件中1位

670万件中1位

タイトルタグに「初心者」を含めていないにも関わらず、当ブログは「SEO 初心者 ブログ」という複合キーワードで670万件中1位を獲得しています。

20,800,000件中1位

2000万件中1位

さらに親サイトは、「SEO ウェブ」という複合キーワードで、2,000万件中1位を獲得しています。

「SEO ウェブ」というキーワードは一見、上位表示が難しいような気がするかもしれませんが、競合サイトも無く全くアクセスに貢献しないキーワードのため上位表示は難しくありません。

試しにGoogle Analyticsにて「SEO ウェブ」というキーワードで、どれくらいの訪問者がいるのかを調べてみると、

ゼロ件

直近1カ月間で”0”アクセスです。

2,000万件というページの中で堂々1位になっているにも関わらず、全くアクセスには貢献していないのです。

Google、Yahoo検索順位のナンバリングにはFirefoxのアドオンを使用しています。

HIT件数や検索回数が少なくても上位表示が難しいキーワード

逆にHITページ数や月間検索数の少ないスモールキーワードだとしても、実際にヤフーやグーグルで検索してみて、総合情報サイトやオールドドメインサイトが上位を占めている場合は、上位表示が難しいケースもあります。

  • HITページ数が多い≠上位表示が難しい
  • 月間検索数が少ない≠上位表示が簡単
  • 月間検索数が多い≠成果が上がるキーワード
  • 上位表示が難しい≠成果が上がるキーワード

キーワードは総合的に判断する

上位表示の難易度や、成果の出るキーワードというのは、一つの指標のみで計ることは不可能で、総合的に判断しなければならず、キーワード選定はサイト開設時にある程度の時間をかけ行わなければなりません。

SEOにおいて大変重要なポイントであるキーワード選定で道を誤ってしまうと、過ちに気づくまでの数カ月間を無駄に過ごすことになります。

時間をかけてキーワード選定を行ったとしても、後々変更をよぎなくされるケースも多々あります。それほどキーワード選定は奥が深いと言えます。

検索上位を獲得することだけがSEOの目的ではない

例えアクセスに繋がるキーワードで上位表示を達成できたとしても、必ずしもコンバージョン率が上がるとは限りません。

ビッグキーワードでの上位表示はその業種におけるステータスになりますが、時間対効果・費用対効果、コンバージョンで見た時に大きな成果と呼べるものになったのでしょうか?

現在のSEOは総合的に行うものなので、これさえやれば簡単に成果が上がるという施策はなく、上位表示を達成することだけが目的でもありません。

SEOの成果として、分かりやすい数値である「順位やアクセス数」に目が行きがちですが、実際に成果を上げているのは、あなたが意図していなかった部分ということも多いに考えられます。

ビッグキーワードでの上位表示に躍起になっている方も、少し頭を冷やしたほうが良いのかも知れません。

自戒を込めて。

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< comments >
  1. お久しぶりです。
    ちょうどクライアントのキーワード分析をしていたときで、
    とても共感させられました。

    パシフィカスさんの記事は、
    初心者にもわかりやすいように書かれていて、
    更にそれだけで終わらないところがさすがですね。^^

    最近良く思うのですが、
    SEOやWebマーケティングはかじるだけならしないほうがいいですよね。
    かじっている人の話を聞くと、表層的な記事を多く見てきたのがよくわかります。
    また、そのような記事がWebに多いのは残念ですね。

    ただ、●●件数中1位!は見た目のインパクトはありますよね。
    「件数なんて意味ないってわかっちゃいるけど、インパクトあるから♪」と乗じている人が多いような気もします。

    「難易度」という点ではGoogleのほうが競合調査しやすいですよね。
    Yahooは難しいです。
    ただライバルサイトの数を調べるためにYahooで使う「intitle:」コマンドは結構重宝しています。
    ただ難易度もさることながら、まずはキーワード選びですよね。
    ビッグキーワードでキーワードを間違えなければ最強です。^^

    コメント by bosabosabosatsu 2008/8/28 22:09:32

  2. >bosabosabosatsuさん

    おひさしぶりです^^
    まともなSEOの記事に関しては、なるべく初心者にも分かりやすく書くことを心がけているのですが、どこまで噛み砕くかで毎回苦労します。

    >ただ、●●件数中1位!は見た目のインパクトはありますよね。

    まさにそうなんですよね。
    特に順位は相手を納得させるためには絶好の材料です。
    クライアントは順位(インパクト)が大好きですしね。

    でも、近いうちに日本でもトラフィックやコンバージョン重視のSEOが一般的になってくると思っています。
    この業界で生き残るためには、きれいごとばかり言っていられないのが実情ですが、ブレない心は失いたくないと思っています。

    >ただ難易度もさることながら、まずはキーワード選びですよね。

    あまり記事としては取り扱われませんが、キーワード選びはかなり重要な要素ですよね。
    どんなキーワードで最適化しようが、スタートラインを間違えたら、ゴールは見えませんからね。

    コメント by パシフィカス 2008/8/28 22:56:04

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