リンクを張ってもらう際にアンカーテキストを指定することによる弊害
SEOにとってバックリンクは最も重要な要素と言え、そのリンク元となるアンカーテキスト内にキーワードを盛り込むことが上位表示に有効であることは誰もが知るところです。
リンクをお願いする際や相互linkをする際に、キーワードを含めたアンカーテキストを指定するケースも多々あると思いますが、バックリンクのほぼ全てが同じアンカーテキストだとしたら・・・
Googleのマット・カッツ氏も”アンカーテキストの最適化をやりすぎないこと”については何度か発言しています。
SEOスパムについては下記の記事が参考になると思います。
- グーグルがSEOスパムとみなすもの、みなさないもの/マット・カッツ氏インタビューから(前編)
- グーグルがSEOスパムとみなすもの、みなさないもの/マット・カッツ氏インタビューから(後編)
- ウィジェットで50万リンクを集めたリンクベイト——スパム扱いされる境界線はどこなんだ?
ウィジェットベイトによるリンクは、未だに淘汰されること無く検索エンジンから高評価されているのが現状で、Googleにはもう少し頑張って欲しいところです。
※ウィジェットベイトとは、アクセス解析やアクセスカウンター、ブログパーツなどを配布する際にHTMLコード内にバックリンクを含ませることです。
それにしてもインタビュー(前編)のトップにある、講演で話すマット・カッツ氏はかなり偉そうだ強そうだ。
様々な記事を書くことにより様々なアンカーテキストが生まれる
オーガニックリンク(自然発生的なリンク)におけるアンカーテキストでは全てが同じになることはまずありません。
先日当サイトのバックリンクを確認していた所、Google AnalyticsのページとYahoo! Site Explorerのページへリンクを張ってくれているサイトのアンカーテキストは両方とも”使い方”でした。
一見当サイトがリンク元サイトのコンテンツの一部として見られそうだし、ページ作成者側としては”Google Analyticsの使い方”などでリンクして頂けると有難いのですが、リンクフリーの件でも述べたようにアンカーテキストを何にするかはリンクを張る側の自由です。
インデックスされているページからのリンクは張ってもらえるだけ嬉しいし、オーガニックリンクであれば、どんなサイトからのどんなアンカーテキストでも無いよりはマシです。
SEO対策の為にバックリンクをコントロールしたくなる気持ちは分かりますが、力を注いだ分だけオーガニックリンクでは無くなっていきます。
必然的にサイトタイトルがアンカーテキストになるケースが多いと思いますが、訪問者にとって有益なコンテンツページを量産し定期的に更新していれば、アンカーテキストが偏ることはありません。
そう言った意味では、サイトボリュームが無く、コンテンツやページ数が少ないとオーガニックリンクと言えども、特定のキーワードに偏りすぎる可能性があります。
あなたのサイトはバックリンク集めに奔走するがあまり目的を見失っていませんか?
内部リンクにおけるアンカーテキスト
アンカーテキストが特定のキーワードに偏ることは、バックリンクばかりでは無く内部リンクにおいても起こりうることです。
何千ページとあるサイトでは、全ページ統一のグローバルナビゲーションを使用する場合など、全く同じアンカーテキストが何千とできてしまいます。
海外SEO情報ブログさんの「グーグルは最初のリンクだけを評価する」で紹介された検証では、同一ページへの複数のリンクにおいては、html内で上部に位置するリンクのみ評価されたという結果が出ています。(外部ページへのリンク検証)
内部リンクにおいても適用されているのであれば、テンプレート上部に内部リンクを配置した場合、コンテンツ内から同ページへリンクした時のアンカーテキストはSEOとしての価値が無いわけです。
しかし、そもそも内部リンクはオーガニックリンクでなく、作成者の意図的なリンクとなりバックリンクとは扱いが異ります。ユーザビリティを考慮した場合、SEO的には不利だとしても、実施したほうが良いこともあるのです。
SEOが一般的になり、SEOスパムが横行した為、”SEOし過ぎないSEO”が有効な時代となっています。そんな中では追求しすぎない姿勢も大切です。
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