2008/7/2
Filed under: 企業分析, 3- IT企業 — パシフィカス @ 8:50:19

USENがインテリジェンスの完全子会社化を発表

有線放送や無料動画のGyaOを展開するUSENが、人材サービスのインテリジェンスを株式交換により完全子会社化することを発表しました。

株式会社USENと株式会社インテリジェンスの株式交換の基本合意書締結に関するお知らせ(PDF)

これまで両社は、人材紹介ビジネス、アルバイト求人情報ビジネスにおいて、紙・web 媒体に続くメディアとしてUSENの「GyaO」を利用した転職情報やアルバイト情報の動画配信や特に飲食店や小売店など、USEN の放送事業とインテリジェンスのアルバイト求人情報事業の営業協力体制の推進など、両社の強みを生かした事業シナジーの創出に努めてまいりました。

一方、事業連携をより強化していく中で、両社が上場企業であるが故、妥当な取引価格や取引条件を決定する上での利害関係に問題が生じたり、さまざまな調整に時間を要するなど、両社の事業シナジーを最大化する上での課題がありました。

そのような中、両社の迅速な意思決定と機動的な事業運営、経営資源の最適化をおこない、事業規模の極大化を図っていくことが最重要と考え、親子上場関係を解消し、USENを完全親会社、インテリジェンスを完全子会社とする株式交換を実施することについて、両社が基本合意に至ったものです。

大義名分はあるにしても、USENがインテリジェンスを取り込んで、事業面でプラス効果があるとは思えません。 

2006年にUSENが宇野社長に対し300億円の増資を行い、宇野社長保有のインテリジェンス株をUSENが受け取った時点で完全子会社化は予想された事ではありましたが、2年開いた事で増資の件を忘れかけていた投資家も多かったのではないでしょうか。

2年後の完全子会社化を見据えての増資だったのか、この2年間でインテリジェンスを取り込まないといけないほどUSENがヤバイ状態になってしまったのか。

株式交換比率は未発表ですが、インテリジェンスはジャスダック証券取引所の株券上場廃止基準に従って上場廃止となります。

 

今回の株式交換はインテリジェンスの株主にとって不利益であることは容易に判断でき、8:50分現在インテリジェンスの株価はストップ安気配となっており、USENの株価は前日比+5%ほどで推移しています。

インテリジェンス株主にとって、交換比率が意外にも良い感じだったら・・・タグ:

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