2008/4/28
Filed under: SEO, 2- ニュース — パシフィカス @ 7:43:09

ヤフー検索結果10位以内の56%がクロスリスティング登録サイト

SEO効果が高いクロスリスティング

クロスリスティングはエキサイト、NTTレゾナント、ビッグローブなどが出資している企業で、ヤフーのビジネスエクスプレスに次ぐ有料ディレクトリサービス(クロスレコメンド)を提供しています。

クロスレコメンドの登録審査に合格すると、excite、goo、biglobe、@niftyなどのポータルサイトに掲載されます。

Yahoo! 検索結果10位以内の56%がディレクトリ登録――クロスリスティングらの調査

クロスリスティング社が提供する PC 向けディレクトリの登録状況に関して、SEO ツール「DoctorSEO」を運営するジーネットワークスと共同調査を実施し、その結果を発表した。

同調査によると、Yahoo! の検索結果で10位以内に表示されているサイトのうち55.6%が、クロスリスティングのディレクトリに登録されているという。

同様に Google では43.4%、MSN では40.7%の登録率であったという。

検索結果100位までの傾向を見ると、どの検索サイトにおいても上位になるほど登録率が高くなっている。

クロスレコメンドについては大して効果がないという話は良く効きますが、本当に42,000円を支払う価値があるのでしょうか? 

検索エンジンがクロスレコメンド登録サイトを高評価する理由

今回の調査データは、個人的にはクロスリスティングによる、宣伝としか思えないのですが、ヤフーがクロスレコメンド登録サイトを上位表示する理由は何でしょうか?

ヤフーに限らずグーグルやMSNの上位サイト登録率も40%を超えており、データを見る限りは登録価値があると言えます。

大手ポータルサイトに登録されていることで、バックリンク価値+サイト信頼度が上がり、検索エンジンの評価も上がるという事でしょうか。

経験上、クロスレコメンドに登録しても直接的なアクセスアップには繋がりません。クロスレコメンドにとっては、登録することによるSEO効果を示すことが売上上昇への肝となっているのでしょう。

データサンプルの少なさとその他の要因

記事によると調査したキーワードは、136個の単一キーワードのようです。

DoctorSEO 利用者が入力したキーワード上位300キーワードの内、固有名詞、複合語、地域に特化したキーワードを削除した136キーワードでYahoo!、Google、MSN での検索結果上位100位以内に表示されているサイトについて、クロスリスティングのディレクトリへの登録率を調査したもの。

「DoctorSEO利用者が入力した検索数が多い単一キーワード」

これってかなり偏ったデータのような気がしてなりません。

検索数の多い単一キーワードという時点で、内部SEOのみで上位表示することは難しいため、お金に余裕のある人は、ビジネスエクスプレスやクロスレコメンドに登録するのが必然的となります。

クロスレコメンドに登録している可能性が高いキーワードを抽出すれば、登録率は高くて当たり前です。

それよりもヤフー上位のクロスレコメンド登録サイト55.6%のうち、ヤフーカテゴリ登録サイトが何%含まれているのかが気になるところです。

ほとんどがヤフカテ登録サイトなら、クロスレコメンド効果ではなく、あきらかにヤフカテ効果でしょう。タグ:

2008/4/27
Filed under: 企業分析, 2- ポータルサイト — パシフィカス @ 7:38:05

ヤフー増収増益の平成20年通期決算発表

4/25にヤフーが平成20年度の本決算を発表しています。

(単位:百万円、カッコ内は対前期増減率)
 
売上高
営業利益
経常利益
当期純利益
平成20年3月期
262,027 (23.3)
124,807 (17.5)
121,511 (18.2)
62,617 (8.00)
平成19年3月期
212,552 (22.4)
106,232 (29.3)
102,824 (28.7)
57,963 (23.1)

 

各事業別売上高

【広告事業】

  • オーバチュア
  • バナー広告
  • メール広告
  • ディスプレイ広告

売上高:1,310億円(前年比46.9%増) 
9月よりオーバーチュアを連結子会社化したことにより大幅増。

【ビジネスサービス事業】

  • yahoo不動産、リクナビなどの情報掲載料
  • yahooショッピング
  • yahooオークションのテナント料・手数料
  • yahooBB申し込みのインセンティブ
  • ビジネスエクスプレス登録審査料

売上高:580億円(前年比20.4%増)
yahooショッピング、オークションのストア数は1年で4,245店舗増え31,289店舗。

【パーソナルサービス事業】

  • yahooオークションのシステム利用料
  • yahooプレミアムの売上
  • yahooBBのISP料、有料コンテンツ利用料

売上高:730億円(前年比3.0%減)
yahooプレミアム会員ID数は、前年同月末と比べ72万ID増え691万ID。

Yahoo! JAPAN全体のページビュー等の推移

 
平成20年3月
平成19年3月
月間総ページビュー数
43,145百万PV
37,297百万PV
1日平均月間総ページビュー数
1,391百万PV
1,203百万PV
Yahoo!ユニークブラウザ数
15,974万ブラウザ
13,025万ブラウザ

 

さすが世界一を誇るヤフーのページビュー数は、衰えるどころか大幅に増加しています。

マイクロソフトのヤフー買収提案取り下げの可能性

Windows Vistaよろしくグダグダ感が漂っている、マイクロソフトによる米ヤフー買収提案は取り下げられる可能性が高くなってきました。

MS「ヤフー買収提案取り下げも」 ヤフー側を揺さぶりか

米マイクロソフトのクリス・リデルCFOは24日、買収提案をしている米ヤフーとの交渉が今週中に進展しない場合、提案を取り下げる可能性もあることを明らかにした。

ただ、敵対的買収に動く可能性もあるとしており、基本的には買収成立を目指す姿勢を崩していない。

安く買いたいマイクロソフトと高く売りたいヤフー側の攻防がいまだに続いていますが、ヤフーが買収提案に応じる可能性は限りなくゼロに近いので、もう敵対的TOBしかないのではないでしょうか。

個人的には米ヤフー買収後の、ソフトバンクの動きにしか興味がありません。

こんだけ騒がせておいて、買収もTOBも無しって事になったらマイクロソフトとヤフーの株価はどうなってしまうんですかね。高値でもみ合っているうちに、既にヤフーの大株主は売り抜けているんですかね。

全てご破産になった時には、日本のネット関連企業の株価にも影響を与えそうです。タグ:

2008/4/26
Filed under: 企業分析, 3- IT企業 — パシフィカス @ 7:27:27

アスキーソリューションズ、ヘラクレス上場後2年で早くも上場廃止

ベンチャー企業といえどもあまりに早すぎる上場廃止

4/22、ITパソコン雑誌「アスキー」の元社員が独立後に立ち上げた、パッケージソフトウェアの企画・開発などを行うアスキーソリューションズの上場廃止が決定しました。

当社株式の上場廃止の決定に関するお知らせ(PDF)

本日、大阪証券取引所より、平成20 年4月23 日付をもって当社株式を整理銘柄に指定し、1 ヵ月後の平成20 年5月23 日付で上場廃止となる旨の通知を下記のとおり受けましたので、お知らせいたします。

【上場廃止理由】
「ヘラクレス」に関する有価証券上場規程の特例第17 条第3項(上場会社が有価証券報告書等に「虚偽記載」を行い、かつ、その影響が重大であると当社が認めた場合)及び(上場会社が上場契約について重大な違反を行った場合)に該当のため。

2006年4月に大阪証券取引所の新興市場であるヘラクレスに上場しましたが、わずが2年間での上場廃止という記録を打ち立てたことになります。

アスキーS今年1月に、上場時に大型プロジェクトの開発段階の一部売上を、最終顧客の検収のない段階で計上し、最終顧客に支払った違約金を損失として計上していなかった事や、架空売り上げの処理をめぐっても偽装があったことを発表していました。

アスキーSは粉飾決算により、2月から上場廃止になる可能性の出てきた銘柄を監視しながら売買する「監理ポスト」入りしていた銘柄でした。

今回の整理ポスト入りも当然の流れであり、上場廃止は誰もが予想したものだったことでしょう。

クソ会社に助けの手を差し伸べる企業はなかった

アスキーSは、2007年11月にオリックスが子会社化するためにTOBを行いましたが、買い付け予定の下限に満たなかった為実施に至りませんでした。

そして今年3月に第三者割当増資が失敗に終わったことによりアスキーSも終わりました。

TOBや第三者割当増資が成功していた場合に、どのような結果になったていたかは気になるところですが、とりあえず一つの悪は退治されたことになります。

ヘラクレスの上場審査はどうなっているのか

アスキーSの上場後2年間での上場廃止という事実は、新興市場の上場審査の甘さを露呈したものとなりました。

ヘラクレスに限らず新興市場は、上場審査に問題があると言われ続けており、上場後に業績の大幅下方修正を行ったり、第三者割当増資を連発したり、上場の目的がベンチャー企業の金集めのみに利用されている現状があります。

アスキーSは、上場時200万円の株価を付けるほど投資家に期待?された企業でしたが、上場廃止が決まった現在3,770円となっています。

アスキー週足

今回の一連の流れを見る限り、ベンチャー企業とそれに群がる証券会社による、完全なる嵌め込みと相成りましたが、こんな企業がワンサカとご健在なのが日本の新興市場です。

嵌め込まれた投資家の方はホントご愁傷様でしたが、投資は全て自己責任です。クソ企業に騙されないためには自分の腕と嗅覚を磨くしかありません。

ライブドア事件の際にライブドアを相手取り訴訟を起こした投資家たちがいましたが、そんな投資家に未来はありません。

全責任を自分で背負い込めない人は、投資なんて止めたほうが良いでしょう。タグ:

« 前のページ次のページ »

Copyright (C) 2008 WEBNET Corporation All Rights Reserved.SEOwebNET