2008/4/13
Filed under: 企業分析, 1- SEO業者 — パシフィカス @ 8:13:10

セプテーニHLDがSEO業界2位のパワーテクノロジーの株式を取得

セプテーニHLDがパワーテクノロジーを持分法適用会社に

インターネット広告事業を展開するセプテーニホールディングスが、SEOサービス大手のパワーテクノロジーの株式を15.8%取得し、持分法適用関連会社としました。

パワーテクノロジー株式会社の株式取得に関するお知らせ(PDF形式)

【株式取得の背景と目的】

インターネットマーケティング業界においては、近年SEOのニーズが高まっており、その市場規模も急速に拡大しております。

パワーテクノロジーは、高い上位表示力と価格競争力を背景に、SEO業界ではトップクラスの実績を誇っております。

今回の当社による株式取得を機に、SEO分野における当社グループとパワーテクノロジーとの関係は更に強化され、両社の更なるシェア拡大と競争力の強化が期待できると考えております。

セプテーニHの子会社であるセプテーニ・アライアンス・ファンドが既に株式を7%取得していましたので、今回の取得によりセプテーニHグループ全体におけるパワーテクノロジーの持ち株比率は22.8%になります。

パワーテクノロジーの2008年3月期の業績は、売上8億円、経常利益3億円となる見通しで、セプテーニHのSEO事業は年間12~3億円の売り上げ規模となるようです。

業界最大手のフルスピードのSEO事業の売上が18億円ほどですので、一気に差を縮めることになります。

パワーテクノロジーは設立から黒字を続けている優良企業ですが、今回の株式売却により「株式公開が容易になる」、「株式公開時の公募割れリスク回避」などのメリットがあるようです。

パワーテクノロジーがSEO会社として4社目の上場企業となるのか、それともその前にSEOの成長が止まるのか・・・

業績好調なセプテーニホールディングスの1Q

平成20年9月期 第1四半期財務・業績の概況(PDF形式)

モバイル広告やウェブサイト等の制作、SEOなどのネット広告事業が好調のようで、売上の伸びは大した事ありませんが、人件費を中心とする販売管理費が抑制され営業利益が大幅に伸びている点は好感がもてます。

コンテンツ配信やメール配信ASPなどのインターネット関連事業は、売上は好調ですが広告宣伝費を中心に販売管理費が増加したことにより営業利益が大幅に減少しています。

DM事業が競争激化で不調ですが、それ以外は好調と言えるのではないでしょうか。営業投資有価証券が1億ほど増えていますがどこに投資しているんでしょうかね。

セプテーニは四半期決算とは別に、月次売上報告も行っており投資しやすい企業と言えますが、月次報告をしている企業が全て優良企業というわけでもありません。不動産のフージャースみたいに月次発表しているのに株価放置で月次中止とかもあるわけで。

2008年3月には「着うたフル」で有名なモバイル関連子会社のアクセルマークも、マザーズ市場に上場しています。

あと、ググっても情報が出てこないのですが、セプテーニHの株式を16.3%保有し筆頭株主となっているビレッジセブンって何者なのでしょうか?

SEO業界の発展とSEO業者の多角経営化

セプテーニHはSEO業界の今後の成長性を見込み、今回の株式取得に踏み切ったようですが、昨日書いたとおり業界No.1のフルスピードは多角経営へ向け動き出そうとしています。

昨年サイバーエージェントのSEO子会社として設立されたCAテクノロジーは業績好調のようで、現在のSEO市場は後発企業でも十分利益を上げられる状態ではあるようです。

SEO市場は今後も急成長を続けるのか、はたまた既にパイの奪い合いになっているのかは、神のみぞ知るといったところでしょうが、SEO・SEM企業は二極化が進んでいることは間違いありません。

コメント RSS トラックバック URI

コメントをどうぞ

Copyright (C) 2008 WEBNET Corporation All Rights Reserved.SEOwebNET