2008/1/30
Filed under: WEB, 4- ユーザビリティ — パシフィカス @ 6:40:26

セカンドライフ(second life)の失敗から学ぶユーザビリティ

大方の予想通りセカンドライフは終焉を迎えようとしています。というかもうオワタ?

セカンドライフへようこそ

セカンドライフ日本語版が登場したときには、さまざまなニュースで取り上げられ、何か凄いことが起こるようなアオリ記事をいくつもみたものですが、半年ほど経過した現在、すでに国民の頭からはセカンドライフが消え去ろうとしています。

個人的には、29日のニュースで存在を思い出しました。

「セカンドライフ」で取り付け騒ぎ 仮想銀行閉鎖で換金不能

セカンドライフが失敗した理由

セカンドライフが失敗に終わった理由はいくつかあると思いますが、簡単にまとめるとこういう事でしょう。

  • クオリティが低い
  • 自由度が低い
  • サーバがしょぼい
  • ターゲットが不明 
  • 急ぎすぎた 

セカンドライフの画面を初めて見た時、ファミコンを思い出しました。一番のターゲットユーザになるであろう人たちが、このレベルの”ゲーム”にハマルはずがありません。

ユーザが仮想世界でお金のやりとりをするというアイデアはすばらしいと思いますが、セカンドライフには爆発的に増えたユーザを満足させるだけのバックボーンがありませんでした。

ユーザが利益を上げる前にセカンドライフが利益を上げなければ、セカンドライフは進化していきません。成長を急ぎすぎたせいで、システムを改善する前に次から次へと問題が発生し、もうお手上げ状態なのでしょう。

日本語版登場直後には、セカンドライフ進出プロジェクトを立ち上げた企業も沢山ありましたが、今はどうしているのでしょうか?

いまだにセカンドライフから利益を上げようと思っている残念な企業は、現状を見つめ直した方が良さそうです。

セカンドライフを反面教師にする

商品やサービスを提供する上で、特にオンラインサービスの提供には、セカンドライフから学ぶべき事が沢山あります。

  • サービスは時間をかけて育てる
  • ターゲットユーザを絞る
  • 起こりうるであろう問題は先に解決しておく
  • 想定外の問題は起こしてはならない
  • 自由度が低い割りに、敷居が高いサービスは好まれない
  • ユーザ同士がお金をやりとりするビジネスモデルは慎重に

SEOにおいても、急いで成果を得ようとすると、スパムに走ってしまいます。Webサイトはユーザの信頼を得て、時間をかけて育てるものです。サイトが育つことにより自分自身も成長します。

目先の利益を追いかけ、一時的に検索順位を上げても、なんの成長にもつながりません。これからSEOに着手しようとしている方は、未来へ繋がるSEO技術を身につけていきましょう。

 

最後にセカンドライフ日本語版へ一言

そのページランクを私にくださいm(_ _)m

2008/1/29
Filed under: SMO, 3- ブログ — パシフィカス @ 7:52:39

日本人はブログが大好き|SMOの鍵を握るblog

ブログ大国ニッポン!

日本語ブログの割合

昨年、全世界のブログ投稿数に占める日本語ブログの割合が、世界第1位の37%であったということが話題になりましたが、日本人はとにかくブログが大好きです。

自称中流階級層が多い国ニッポンは、パソコンや携帯などのネット利用者が多く、ブロードバンドも普及しているため、当然ブログ投稿数は多くなるのですが、世界一になった背景には日本独特の風土も少なからず影響しています。

本音を吐き出せる唯一の場所

日本人は個性よりも協調性を重んじ、社会の中では本音を吐き出さない生き物です。

他人より目立つことが必ずしも評価されない統制のとれた日本社会の中では、訪問者の大半が他人という匿名性の中で、本音を吐き出したい欲求に駆られている方が多いのです。

SNSなどの訪問者が限定される封鎖された状況では、結局は本音が吐き出せません。その点ブログは、知り合いにURLを伝えなければ、誰の目も気にすることなく普段たまっているストレスを発散できる場所となるのです。

普段本音トークが聞きづらい環境にある日本人は、その人の本音がぎっしり詰まったブログが大好きなのです。

ブログが登場した頃や少し流行りだした頃には、ここまで普及するとは思っていませんでしたが、ブログの爆発的なヒットの裏には、日本人の”おくゆかしさ”が関係していたのです。

SMOとしてのブログ

ブログは個人的な趣味にとどまらず企業にも進出し、ビジネスブログも確立されました。会社の経営者などが、普段見ることができない顔を見せることにより、ユーザは親近感を覚え、企業イメージアップに貢献しています。

書く側の人となりにより、会社にとってマイナスに働く可能性は否定できませんが、手っ取り早く会社の商品やサービス、企業イメージをアピールするにはブログが効果を発揮します。

SEOと共にSMO(ソーシャルメディア最適化)が重要になっている現在、企業にとってブログが必要不可欠な存在になりつつあるのです。

Filed under: SMO, 3- ブログ, 1- テクニック — パシフィカス @ 6:31:00

ブログ炎上によるアクセスアップ効果

ブログに、偏った個人的な意見を載せ、アクセス数の急増と共にコメントやトラックバックがあふれかえる事を「ブログが炎上」すると言います。

ブログ炎上@wikiという、炎上したブログにだけスポットを当てたサイトもあります。

ブログ炎上と2chでの祭は一体となっており、コメントなどによる攻撃に耐えられず、発信者はその後ブログを閉鎖したりコメントの書き込みを停止したりします。

数ヶ月ブログを放置して、何ごともなかったかのように再開する人もいますが、人間性を疑ってしまいます。

反感を買うであろう意見を書いて、わざとブログを炎上させ、アクセスアップを図ろうとする方もいるようですが、炎上した事がその後プラスに働くことはないでしょう。

炎上して一時的にアクセスアップしたとしても、炎上したブログに興味を持って訪問してきたユーザが、好意的なリピータになることはまずありません。

ブログは好きな事を自由に書くことができますが、常に見ているユーザのことも考えなければなりません。

時々「見てもらうために書いているのではない」という意見を述べている人を見かけますが、それは言い訳です。見てもらう必要が無いのならネット上に公開せずに、Wordにでも残しておけば良い事です。

見てくれる人がいることで、初めてブログは成立するのです。

どんなに閲覧者が少ないブログでも、炎上する危険性はありますので、ユーザからの信頼を失わないためにも炎上する可能性がある行為は避けたいところです。

ブログを炎上させないために

  • アクセスアップ目的で炎上記事を書かない 
  • 差別や差別にあたる可能性がある記事は書かない
  • 右より左よりな発言は避ける
  • コメントに対し火に油を注ぐような返信はしない
  • 否定的な意見を書くときは、信念を持って書く

ブログが炎上してしまったときの対処法

  • その記事を書いた本質がユーザに伝わらなかったのであれば、説明記事を追加する
  • 間違っていたと思った場合は、すぐに謝罪する
  • 言い訳や自分は間違っていないと強硬な態度は取らない
  • 否定的なコメントを削除しない
  • コメント欄は閉めない
  • 記事自体を削除しない
  • 炎上した記事を削除する場合は、それに対する謝罪記事を新たに書く

一度公開してしまった記事を炎上後に削除しても、キャッシュがどこかに残っていますので、無かったことにはなりません。2chのヘビーユーザに見つけられないものはありません。

最悪なのは、炎上初期の否定的なコメントに対し反論記事を載せ、炎上度合いが増してしまったところで対処しきれなくなり、記事やブログを削除することです。

確固たる意思を持って書いた記事ではない文章が、多くのユーザの反感を買ってしまった場合には、すぐに誠意を持って謝ることが大切です。

自分の意見は絶対に間違っていないと主張する場合は、客観的なソースを提示し、否定的なユーザを納得させる方法でしか炎上を鎮めることはできませんが、まず無理でしょう。

カリスマ的なブログは、否定的な意見を書いても炎上する事はありませんが、好意的なユーザが少ないちっさいブログは、些細なことでも炎上し閉鎖へ追い込まれます。

有益なブログの文章に個性は必要ない

ブログに個性を出すために、あらゆる物事に対し否定的な意見を述べたり、がんばって文章を面白くしたり、語尾をわざと変えたりしても、ユーザにはすぐに飽きられてしまいます。

有益な情報を配信するブログに文才は必要ないのです。

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